- 918 名前:名無しさん@12周年 mailto:sage [2012/05/09(水) 01:55:56.74 ID:OQo61V2LO]
- '10年3月卒の大学生の就職内定率は91.8%と、過去最悪の'99年度の91.1%に次ぐ低さに。
しかし、それをもって就職氷河期と言い切れるのか? 著書『「若者はかわいそう」論のウソ』の なかで海老原嗣生氏が実証してみせた、巷に流れる“就職難の俗説”のウソを明らかにする――。 ◆「'80年代後半と比べて企業の新卒採用数は激減している」はウソ! 「学校基本調査」(文科省)によると、4年制大学・新規卒業者の正社員就職数は、'80年代後半が 平均29.4万人なのに対し、就職氷河期('99年〜)のほうが2割近く多くなっている。 じゃあ、なぜ内定率が下がっているかというと、「大学の乱立」と「学生の増えすぎ」のせいだ。 '85年は大学数が460校で、学生総数は185万人だったが、'09年には、773校、285万人に膨れ 上がったためである。 ◆「大手、中小を問わず若者の就職口は減り続けている」はウソ! 経済成長の鈍化を受け、近年、主要大手企業は採用を控えているか? 答えは否。 主要企業の大学新規卒業者採用予定数は、景気変動により上下動こそするが、減少はしていない ('80年代後半を下回ったのは、'00年の一度きり)。少子高齢化により、1学年当たりの出生数は 第二次ベビーブーマー世代と比べて、現在の20代は4割近く減っている。にもかかわらず、 大手企業の採用数は減っていないということを考えれば、「大手に入れる」確率はむしろ高くなったといえよう。
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