- 132 名前:名無しさん@十周年 [2010/05/27(木) 11:05:30 ID:NIglmFjp0]
- >>124
甘い 【宇宙】「はやぶさ」の帰還とカプセルの再突入・回収にむけて--川口プロジェクトマネージャからのメッセージ gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1268113791/ 6月の帰還・再突入にむけて運用もしだいに秒読み状態になってきました。 再突入カプセルの担当の方々には、本当にお待たせいたしました。これからが本番です。 再突入と回収は、「はやぶさ」計画を代表する目標の1つです。 なにしろ、スペースシャトルなどの地球周回軌道からの再突入に比べると 1桁も高い熱の条件にさらされ、それに耐える新規技術ですので、 これは大きなステップですし、また大きな関門でもあります。 多くの方は、「はやぶさ」が地球の近くに帰ってくれば、 再突入はパラシュートを開けば完了するかのようにお考えの方も多いのではないでしょうか。 「はやぶさ」から切り離されたカプセルは、高度が70-80kmという高々度で 最大の熱の環境にさらされます。パラシュートを開くのはずっと低い高度ですから、 なんといっても耐熱技術こそがまさに真価を問われるわけです。 「はやぶさ」は、まず、これに挑戦することになります。 この帰還・再突入にむけて、今月から来月にかけて、「はやぶさ」探査機の運用は佳境を迎えます。 よく受ける質問に、これからどんな難しさが待っていますか?というのがあります。 大変心配しているのは、 1.ホイールの寿命、 2.イオンエンジンの運転性、 3.漏洩燃料の再ガス化、 4.イオンエンジン運転中の軌道決定、 5.耐熱材の状態、火工品の環境、分離バネの経年変化です。
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