- 823 名前:名無しさん@十周年 [2010/05/25(火) 22:17:56 ID:VNXSpVuE0]
- * 消毒のために石灰を撒き続けていたという時点で、アウトなのでは?
消石灰は強アルカリのため、消毒効果があるが、 散布して空気中の炭酸ガスにふれると、たちまち炭酸カルシウムになる。 これ自体は中性で毒にも薬にもならない。 宮崎県、他の県に関わらず、一般的な農家では、薄めた酢を撒いて被害を防いでいる。 ウイルス対策としては、初歩的であり、安価&手軽な方法である。 かりに、石灰+酢(乳酸菌)を撒けば、弱アルカリ状態をキープし、継続的なウイルスの不活性化作用が見込める。 あまり考えられないことであるが、万が一、石灰&塩素系消毒剤を同時に使用してしまうと、弱酸性となり、ウイルスにとって最適な培養地ができあがる。 どうも、宮崎県は、これをやってしまっているように思える。 ** 実際、口蹄疫のウイルスは弱アルカリで不活性化する。 口蹄疫の消毒薬;酸、クエン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなど。 ウイルスのpH易感受性から,安価で大量に調達できる酸や塩基性の薬剤が推奨される。 「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所」 ss.niah.affrc.go.jp/disease/FMD/sousetsu1997.html
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