- 1 名前: ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★ mailto:tokimeki2ch@gmail.com [2009/08/24(月) 21:00:28 ID:???0 BE:1920358087-PLT(12225)]
- 米軍が運営する全地球測位システム(GPS)が、早ければ来年から精度低下に
陥る可能性があることが、米議会の行政監察院(GAO)の調べでわかった。 老朽化したGPS衛星を更新する衛星の開発が遅れ、十分な数の衛星を 確保できなくなりそうなためだ。車のナビや携帯電話、飛行機や船舶の航行にも 欠かせないシステムとして世界的に使われており、日常生活にも影響が出る恐れがある。 GPSは高度約2万キロの軌道にある衛星からの電波を受信し、位置を決めるシステム。 正確な位置決めには、同時に四つの衛星からの電波を受信する必要がある。そのためには 24基以上の衛星が適正配置でなければならず、その状態が95%以上あることを 米政府は公約にしている。現在、予備も含めて約30基の衛星が運用中だ。 ところが、報告書によると、来年以降、寿命が尽きた衛星が次々に運用を停止する。 一方、これを更新する次世代衛星の打ち上げの開始は遅れる見通しだ。衛星を 製造していたロックウェル社の宇宙・防衛部門が航空大手ボーイングに買収されるなど、 業界再編で技術の継承が難しくなっている背景がある。また、宇宙政策を決定する 米政府内の部局に指導力がなく、予算を十分確保できなかったことなども原因としている。 打ち上げ計画はすでに3年遅れの状態だが、GAOは次世代衛星の打ち上げ開始が 2年遅れると想定して検討した。その結果、24基を確保できる指数は来年から、 適正運用の最低ラインである95%を割り込み、18年には10%にまで 落ち込むことがわかった。 報告書は、軍や民間のGPS利用者が「深刻な影響を受ける可能性がある」と警告。 爆弾の着弾精度が落ちたり、大陸間の航空便の遅延や欠航が起きたりする可能性が あると指摘した。 (後略) *+*+ asahi.com 2009/08/24[20:19] +*+* www.asahi.com/science/update/0824/TKY200908240172.html
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