- 803 名前:名無しさん@十周年 [2009/07/28(火) 17:17:14 ID:OyL4UReD0]
- >>729続き。
そしてまた、袖を一枚の布で縫製するからこそ 振袖は贅沢で、第一礼装に相応しいものなのに 二枚の布を接いで作るぐらいなら、普通の袖丈にしたほうがマシ。 そしてその袖を更生するはずの布は袖下で縫い合わされることも無く だらしなく二枚に分かれているのだが、それになぜか 昭和時代の和布団に使われたような、水色の花柄地で裏打ちわれている。 袖口から見えるのも、この生地の水色であり、本来なら ここで八掛の色見や襦袢、場合によっては重ねの色目を ごく控えめに、でもあでやかに見せるところなのに、 なぜか、どういうわけかドピンクと妙に相性の良いチープな水色の 安っぽい花柄地をどーんと見せている。 この花柄、どう見ても凝った染には見えないんだけど、どうなんだろう? 凝っていないと言えば、黒の牛革キモノに施された金の水玉。 もうね、黒にドピンクど紫、水色の花柄、そして金の水玉ですよ? 袖口にもう一度そのどピンクのアンダーシャツが覗いていますがw 幼稚園児でもこんな下品でナンセンスな取り合わせしないって(笑)。 まぁでも水玉。事務用のシールを貼ったようなこの芸の無い水玉。 大きさや配置は考えて…るわけないよね。順番に載せていっただけ。 で、この写真では見えづらいけど、そのシールを鋏で切ったような 紋のようなもの。なんじゃこりゃ?誰かがこの水玉と紋を 手裏剣柄に変えたコラを作っていたけど、あっちのほうがセンスいい。 んでその下に来るのが、葬儀用の黒無地の帯揚。 なんで黒無地?接近すれば牛革と縮緬の素材の違いを 楽しむことが出来るという酒肴なのかもしれないけれど ショウではキモノと帯の間に謎のモタツキがあるだけに見える。
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