- 241 名前:名無しさん@12周年 [2011/09/21(水) 09:28:37.66 ID:CbRN10Sz0]
- ここのスレとかで“原発推進?”と勝手に思われてる俺みたいな人間も
事故が怖くないわけでもないし、厳密には「原発 “推進”」でもない。 そりゃあ、「大量の電力」が「安全・安心」のもと「確実」かつ「安定的」に得られる方法が あるなら、すぐにでも原発と交換していけばいいと思うよ。でも、それは『現実的じゃない』んだ。 消極的な選択だが、他に手がないなら、次善策を選ぶしかない。 だから、『確実な代替案』が見つかるまで、 『原発の安全対策を考えながら』『現状維持すべき』ということを言っている。 別に、永遠に原発をー、とか、原発どんどん増やすー、って話じゃないんだ。 “条件付き現状維持”の場合は、『不確実な』事故や、突発的大震災・津波の危険性が あるものの、電力を失って外資に日本の行く末を不安視されたり、国家経済を即座に 破綻させずに済むし、代替案の実用化までの時間や、様々な選択肢を考える時間が 得られる。電力供給の不安定化ってのは、震災ほどではないにせよ、 反原発派が思ってるより遥かに「甚大な混乱」を招くんだよ。 これに対して、原発を止めた場合には、『確実な』国力衰退と安全保障上の不安がついてくる。 だから、確実な代替案も用意できてないうちから「原発廃止」まで飛躍したりせず、 電力も安全も両立する方法を考えようよ。 今回の日本の場合、「アメリカ製の古い原発」が放置されて使用を許可されてたことが 人間側による最大のミスで、そこに「数百年に1度の、世界史上最大規模の大震災」が 重なった。確率的には低い、針の穴のようなところから大惨事が起きた。 だからこそ、簡単に「原発廃止」と叫ぶ前に、電力と安全を両立するためにできることを 考えるべきで、そういった人間のミスを見直すことから始めるべきなんだ。古い原発を 新しい原発に作り変えていくでもいいし、安全基準を見直したり、点検の厳密化でもいい。 もちろん画期的な代替案を探しながらね。 とにかく、安易に「原発廃止」まで飛躍すべきじゃないってことを言いたいんだ。
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