- 1 名前:丑幕φ ★ [2007/03/14(水) 10:36:24 ID:???0]
- ★イラク帰還兵:4分の1にPTSD 3割以上治療必要
【ワシントン和田浩明】イラクとアフガニスタンから帰還した米兵約10万人のうち、 4分の1が心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神的障害があると 診断されたことが、12日発行の米医学誌に掲載されたカリフォルニア大 サンフランシスコ校などの研究で明らかになった。家族との関係維持に問題が あるなど心理的トラブルを抱える事例も含めると、3割以上が治療や心理的ケアを 必要とする状態にあるという。 同校医学部のカレン・シール博士らは01年9月〜05年9月に退役軍人省の 医療施設などを訪れたイラクとアフガンの帰還兵10万3788人のデータを分析。 25%にあたる2万5658人が精神的障害を有すると診断されたことを確認した。 最も多かったのは1万3205人を数えたPTSDで、精神的障害と診断された患者の半数に達した。 医療施設を訪れた帰還兵総数の13%にあたる。 他の診断例は不安障害、適応障害が多かった。 複数の精神的障害を持つと診断された帰還兵も1万4339人いた。 研究チームによると、障害が見つかった比率が最も高かったのは18〜24歳の 若い兵士で、患者中の29%(7558人)を占めた。性別で見ると、医療施設を 訪れた女性兵士の26%で、男性兵士の25%で、それぞれ精神的障害が見つかった。 シール博士らは「特に若い兵士を対象に、予防措置や早期診断システムの改善が必要だ」 と指摘している。イラクやアフガニスタンでの戦闘はゲリラ戦的要素が強く、 「見えにくい敵」を相手に多くの兵士が死傷している。 専門家らは兵士の心理的ケアの改善を以前から求めている。 毎日新聞 www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070313k0000e030046000c.html
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