- 38 名前:名無しさん@九周年 [2008/12/07(日) 09:22:38 ID:CjrRzDfG0]
- 第二次世界大戦に対する日本の戦略
「日本は自衛(security)のために戦争へ飛び込んでいった。」 1951年5月3日 アメリカ上院軍事外交合同委員会 マッカーサーの発言 日本は八千万に近い膨大な人口を抱え、それが四つの 島の中にひしめいているのだということを理解していただか なくてなりません。その半分近くが農業人口で、あとの半分が 工業生産に従事していました。潜在的に、日本の擁する 労働力は量的にも、質的にも、私がこれまでに接した いづれにも劣らぬ優秀なものです。歴史上のどの時点に おいてか、日本の労働者は、人間は怠けている時よりも、 働き、生産している時の方が幸福なのだということ、 つまり労働の尊厳と呼んでもよいようなものを発見して いたのです。これほど巨大にな労働能力を持っている ということは、彼らには何か働くための材料が必要だ ということを意味します。彼らは工場を建設し、労働力を 有していました。しかし彼らは手を加えるべき原料を得ることが できませんでした。日本は絹産業以外には、固有の産物は ほとんど何も無いのです。彼らは綿がない、羊毛が無い、 石油の産出が無い、スズがない、ゴムが無い。その他実に 多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものが アジアの海域には存在していたのです。もしこれらの 原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の 失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。 したがって、彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、 大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。
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