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【裁判】「西山事件」賠償訴訟、元毎日新聞記者の敗訴確定 最高裁



547 名前:名無しさん@九周年 [2008/09/02(火) 22:17:41 ID:b6PRC+Vo0]
「結局、西山記者と毎日新聞は、いつも自分たちに都合のいいほうを向いて謝っている。新聞紙上に『遺憾の意』を表明したのも
そうだと思う。何よりもまっさきに、なぜ私に謝り、そして私を保護してくれなかったのだろう。事件の最中でも、事件のあとでも、
一度もそういう誠意を示してくれなかった」「西山記者は、(取材源である)私を保護してくれるどころか、警視庁の取調べにウソまで
つくようにしむけた。
私はワアッと泣いて、『刑事さん、ウソをついてごめんなさい』といった時の気持ちが、西山記者と毎日新聞にわかっていただけるだろうか」

「さいわい、今日生きていられるのは、事件後、路頭に迷った私を坂田弁護士ご夫妻が救って下さったからだ。もっとも、昨年
(昭和48年)暮、毎日新聞との間に示談ができて、ある金額の見舞金を頂いた。それはそれなりに感謝するけれども、よもや毎日新聞は、
あのお金でもって、夫と私の口を封じようとは考えていないだろう。もし毎日新聞にそんな気持があったら、こんな身勝手な話はない。
私もそれほど毎日新聞が卑劣だとは思いたくないし、だいいち、私たち夫婦にも『表現の権利』だってある」

「私は夫に感謝している。事件が起ってからの夫は、病身にもかかわらず、私のカゲになり、日なたになって援助してくれた」
「ところが、今度の公判中、毎日新聞側の弁護士が夫には耐えられない弁論を行なった。
夫がいかにも私のヒモであるかのような表現を繰り返した。夫は激怒した。そして、男のメンツにかけても離婚の決意をせざるを得なくなった。
周囲の人、親戚の人が、夫の不甲斐なさを嘆く可能性が十分にあるからだ」

「私は私の半生を孤独に生きるべく運命づけられた。しかし、これも私の人間としての弱さから出たことだと思って、あきらめざるを得ないのだろうか…」

>>539,541「誰か昭和を想わざる」より






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