- 195 名前:名無しさん@十一周年 [2010/11/16(火) 16:27:05 ID:Mt0YNIJa0]
- 真実の映像を見て国民の考え判断し行動すべきこととは?(4)
「中国に対して日本はどう向き合っていくべきか?」というのは難しいテーマである。 一色氏はそのことを分かっているからこそ、安易に自分の主張を述べて、それが大きな影響力を発揮してしまうことを避けている。 仙谷長官や官邸の国民の知る権利を侵害した行為そのものは許されざるものであるが、 彼らの日中関係論そのものは1つの見識として簡単に全否定出来るものではない。 同時に、一色氏や石垣海保の与するような日中関係論もまた、仙谷長官らは敵視蔑視し全否定しようとするが、 これも実際は1つの見識であり、簡単に全否定出来るものではない。 現在の状況だけを捉えて単純にどちらが正義でどちらが悪かと決めることは出来ない。 そうした余計な価値判断こそが冷静な議論の妨げとなっているともいえる。 何か、そういう意味合いも、彼の「sengoku38」というハンドルネームには含まれているような気がしてならない。 彼は「センゴク」というフレーズにかなり深い意味を込めているようで、その意味するところはなかなか語らない。 おそらく何重もの意味があるのであろう。仙谷官房長官への皮肉もあるであろうし、 尖閣沖がまるで戦国時代さながらの無法状態にあることの告発の意味もあるであろう。 ただ、全くの私見だが、彼は日常的に正義の名のもとに暴力を行使する職務に就いているゆえに、 「正義」というものに対して、少しシニカルな感慨を抱いているのではなかろうか。 世の中において「正しいとされること」が実はその基盤は危ういものであることも分かっている。 だからこそ職務においては揺るがないように自己を厳しく律しているのであろうが、 個人としては「正義」の欺瞞や脆弱さ、そして危険さをよく知っているはずだ。
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