- 166 名前:名無しさん@十一周年 [2010/11/16(火) 16:15:58 ID:Mt0YNIJa0]
- 真実の映像を見て国民の考え判断し行動すべきこととは?(2)
船長釈放はフジタ社員解放と引き換えで仕方なかったという解釈で官邸の行為を擁護しようという意見も世間には多いが、 実際はそうではないということを一色氏は知り得る立場であった。彼は石垣海保を所管する第11管区のある幹部と親交があり この幹部というのが尖閣沖での度重なる中国船の無法行為の映像を国民に向けて積極公開すべきという持論の持ち主なのだ。 つまり、今回のこの映像はその幹部の主導で撮影・編集され、教材用として配布もされたのだ。 そしてもちろん今回の衝突事件後、この幹部はすぐさまこの映像を国民に向けて公開するつもりであった。 ところが事件後すぐに官邸からこの幹部に映像を公開しないようにストップがかかったのだ。フジタ事件が起こるはるかに前である。 官邸は最初から映像は非公開にする意向だった。これは当時の前原国交相の意向とは全く違う。 前原国交相は海保の意向をそのまま代弁して、映像は公開することを前提にコメントしていた。 つまり映像非公開方針は内閣の一致した方針ではなく、官邸が首相権限を使って裏で独走していた動きであった。 何故、官邸が映像を非公開にしようとしていたのかというと、つまりは最初から官邸は中国人船長を釈放するつもりだったということだ。 それを後で正当化し決定的にするためにフジタ事件は日中共同で仕組まれた謀略事件であった可能性すらある。 そしてフジタ事件解決のための密約の際、映像の非公開が決定され、国内では仙谷官房長官に映像の取扱が一任され非公開となった。 これによって、この一連の官邸の怪しい動きの首謀者は仙谷官房長官であることは第11管区のその幹部にも理解が出来て、 一色氏もそれらの事情をその幹部から聞いて知ることとなったのであろう。そして強い憤りを感じたはずである。
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