- 381 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 [2014/09/20(土) 19:22:20.50 ID:PF+EOUFZ0]
- 小林よしのり コラム
アイヌ出身の言語学者で、アイヌ文化研究の第一人者だった知里真志保は、 今から59年も前、昭和30年(1955)の時点でこう断言している。 「民族としてのアイヌはすでに滅びたといってよく、厳密にいうならば、 彼らはもはやアイヌではなく、せいぜいアイヌ系日本人とでも称すべきものである」 滅びたといっても、決して民族浄化されたわけではない。 もともと北海道島では縄文時代の太古より和人と千島系、樺太系、大陸系など様々な人々が混住、混血を繰り返し、 文化的にも混交して盛衰を繰り返していた。 「アイヌ」はその中から鎌倉時代という比較的新しい時代に成立したものであり、歴史的に別民族ではなく、日本民族の一分派であった。 しかもアイヌは3大系統7分派に分立しており、アイヌが自ら一社会集団を形成したことは一度もなく、時代の流れとともに日本国民の中に吸収、同化されていったのである。 古代から混血を繰り返してきたため、ただでさえアイヌに「純粋な血統」は存在しない。
|
|