- 2 名前:影のたけし軍団ρ ★@転載禁止 [2014/04/25(金) 22:14:45.96 ID:???0]
- その一方で、韓国社会では左傾化が進み、「日本と韓国両方に『日韓離間』を目論んでいる人たちがいて、
慰安婦問題もそれに利用されている」(西岡=「WiLL」)。 ジャーナリストの山田順も「中韓の『対日包囲網』には冷静に対処せよ」(「Voice」)の中で、 朝日新聞が「突如『靖国参拝』はおかしい」との論調を張ったことで、中国の抗議がはじまり、 従軍慰安婦問題も同じで「一九九二年まで存在しなかった」と指摘している。 河野談話については、その元となった「元従軍慰安婦」への聞き取り調査の信憑(しんぴょう)性は当初から疑問の声があったが、 とくに石原信雄元官房副長官が証言の裏付けは取っていない上に、「作成過程で(日韓の)意見の擦り合わせは行ったと推定される」 国会で述べたことで、検証が不可避となった。 この問題では、上智大学名誉教授の渡部昇一との対談「慰安婦攻撃の背後に中国あり」(「Voice」)で 述べた拓殖大学教授の呉善花の指摘が日本人と韓国人、中国人との国民性の違いを浮き彫りにしている。 「日本人はやましいところがなかったとしても『揉め事は面倒なので、とりあえず謝れば、相手は水に流してくれるにちがいない』と考えるわけです」。 ところが、「韓国人や中国人にとって、自分の落ち度を認めることは『そのぶん賠償をしなければならない』という意味です」。 韓国出身の識者の指摘だから、とりわけ説得力がある。 左派の月刊誌「世界」はメディア批評で、神保太郎が「旧日本軍従軍慰安婦の被害女性たちに対する謝罪や名誉回復は、 歴史認識の核心部分である」として、河野談話の検証作業を進めることを決めた安倍政権を批判した。 その「世界」は注目の人、元衆議院議長の河野洋平にインタビューしているが、集団的自衛権がテーマだったとは言え、 野談話に一言も触れていないのは不自然だ。「歴史認識の核心部分」であるとするなら、談話をめぐる現在の動きをどう見ているのか、河野に語らせるべきだったろう。
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