- 694 名前:ウィズコロナの名無しさん mailto:sage [2023/02/22(水) 17:27:42.25 ID:IF92lggu0.net]
- >>693の続き
・表記含有量と実際の含有量の間で相違が生じた要因 1)不適合製品 まず考えられるのは、故意・過失問わず、原料の製造元が日本の輸入者へ不正確なCOA(成分分析表)に基づく不適合な製品を販売した可能性です。あるいは、日本の輸入者が製造元からの情報を鵜呑みにして、精査せず販売元へ販売してしまうこともこのような不適合製品が市場に流通する一因となっているものと考えられます。 このような不適合製品の流通を防ぐためには、輸入者または販売元による国内での再検査の実施など対策が求められます。 2)COAの改ざん 近年、オンライン上に流通しているフリーツールを用いれば、簡単にデジタルデータが編集できるため、目視で判別できないほど精巧に内容を書き換えることができてしまいます。製品に関わっている原料製造元、輸入者あるいは販売元などが、これらのフリーツールを使用し、COAを改ざんした可能性も否定はできません。 現在ではこのようなCOAの改ざんを防ぐため、当社含め、多くの検査機関ではCOAを編集できないようパスワード制限がかけられています。そのため、当社発行のCOAにも関わらず、パスワード制限が解除されているものは改ざんされている危険性が高いと判断できます。 また、COAには検査結果詳細を確認できるQRコードが掲載されているケースも多いです。QRコード読み取り先のオリジナルデータは改ざん不可能であるため、QRコードを読み取る改ざん防止対策もCOAの信頼性を確認するには優れた方法です。 3)希釈後の計算ミス ベイプリキッドやカートリッジは通常フレーバーとしてテルペンと呼ばれる香料が配合されたり、よりスムーズな煙を楽しめるよう、その他希釈剤が混ぜられたりすることもあります。 製品販売元がこれらのテルペンや希釈剤による希釈の影響を考慮に入れ忘れ、カンナビノイド含有量の計算を誤ってしまった可能性も考えられます。 このような希釈後含有量の計算ミスについては、製品化に際して、消費者の手に渡る前の段階で製造販売元が一度含有量検査を実施することで防止できます。
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