- 1 名前:かわる ★ [2021/09/22(水) 19:06:39.48 ID:PMJJz4OO9.net]
- 当然、義務化には反ワクチン派からの反発も強い。接種か否かについてはワクチンの配布が開始して以来デリケートな議論が交わされる中、時に友情問題にまで発展しているようだ。
マーケティングリサーチ会社のワン・ポールが今月2日、1000人を対象に行った調査では、ワクチン接種を巡って友情にヒビが入っているケースもあることもわかった(TODAY)。 新型コロナが感染拡大し始めた昨年3月以降「(1人のみならず)3人ほどの友人関係を断った、終わらせた」と答えたのは16%だった。そのうち66%の人々はワクチン接種済みで、17%は接種予定のない人だった。さらに接種を受けた人の14%は、関係を絶った友人というのは予防接種を受けない、受けたくないと表明した人だと答えた。 ワクチン接種済みか否かにかかわらず、友人関係を終わらせた理由はほかにも「嘘をつかれた」「元彼を寝取られた」「変な噂を立てられた」など様々な要因があるようだが、「異なる政治的見解を持っているから」(16%)という理由があげられているのも、何ともアメリカらしい。 アメリカでは、ワクチン接種と政治的思想は関連深く、未接種者および重症患者の多さは共和党寄りの州で顕著だ。同調査でもワクチン接種完了者は、民主党員の81%、共和党員の64%、無所属の69%などと、ワクチン接種率は民主党員の方が多いこともわかっている。 この分断は、普段の会話でも「なぜ(彼/彼女)は打っていないのか?」や「なぜ打った人は打つことを押し付けてくるのか?」などと、相反する価値観が真っ向から対立し、両者の意見が相容れる様子は見られない。まるで、共和党と民主党の対立と同じようだ。 アメリカではこれまで、4人に1人がワクチンを打たない派(ワクチンを打つ予定がない層や反ワクチン派も含む)とされてきた。FDA(食品医薬品局)がファイザー製ワクチンを正式承認した後に実施されたマリストポールの最新調査では、接種しない派の割合はやや減少している。それでも成人の19%が接種を受けるつもりはないと回答している。ワクチンの義務化が今後世界単位で進んでいくことが予想されるが、接種派と接種しない派の双方の分断はますます深まりそうだ。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/71-5.php
|
|