ニュージャージー州では、フィル・マーフィー(Phil Murphy)知事が「ショット・アンド・ビール(Shot and a Beer、注射でビール1杯)」というキャンペーンを開始。「5月中に1回目のワクチンを打った(21歳以上の)ニュージャージー州民は、接種証明カードをキャンペーン参加中の醸造所に持っていけば、ビール1杯を無料でもらえる」とツイッター(Twitter)に投稿した。
コネティカット州のネッド・ラモント(Ned Lamont)知事は先月、レストランと提携で同様の「フリードリンク(Free Drink)」企画を発表した。 首都ワシントンのミュリエル・バウザー(Muriel Bowser)市長は住民にこう呼び掛けている。ジョン・F・ケネディ・センター(John F. Kennedy Center for the Performing Arts)で「接種を受けて、こちらのおごりでビール1杯どうぞ」。
ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は、ニューヨーク市を本拠とする米大リーグ(MLB)の2チーム、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)かニューヨーク・メッツ(New York Mets)が試合を行う際に、スタジアムでワクチン接種を行うと発表。「ワクチンを打てば、ヤンキースかメッツの無料の観戦チケットがもらえる」と呼び掛けた。
(中略)
カイザー家族財団(Kaiser Family Foundation)が4月に実施した調査によると、18歳から29歳までの米国人のうち、すでにワクチン接種を受けたか、できるだけ早く受けたいと答えた割合が合わせて65%だったのに対し、「様子を見る」と答えた割合は15%に上った。13%は「絶対に受けない」と回答している。(c)AFP/Cyril Julien and Chris Lefkow
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/810wm/img_aae3c8da3e7872cb5a5c1574b31aca0e110923.jpg 米カリフォルニア州モントレーパークで新型コロナウイルスワクチンの接種所に向かう女性(2021年4月27日撮影)。(c)Frederic J. BROWN / AFP
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/810wm/img_1fa453e35cd1eb19a28563aa19b0776a145574.jpg 米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの入荷を知らせる看板の前を通る車。米ロサンゼルスで(2021年5月3日撮影)。(c)Frederic J. BROWN / AFP
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/810wm/img_86328b0425dee9c8bf1f8332fc20924c115825.jpg https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/810wm/img_e0c28c3f5cd76b108a174e6b7414e35e201670.jpg 米フロリダ州サウスビーチのビーチに設置された、新型コロナウイルスのワクチン無料接種会場とパスポートを手にして並ぶ女性(2021年5月9日撮影)。(c)Eva Marie UZCATEGUI / AFP