- 1 名前:影のたけし軍団 ★ [2021/04/17(土) 21:40:46.90 ID:iRMg0dYP9.net]
- 最初の緊急事態宣言(2020年4月)から1年あまり。新型コロナウイルスは収束するどころか、いまや“第4波”が本格化しつつある。
このパンデックはどうなるのか、過去の疫病から学ぶことも多い。 過去にまん延した世界的疫病といえば、人類史上最大の感染症と言われた「スペインかぜ」が知られている。 いまから約100年前(1918年)に世界中で流行したスペインかぜには当時の世界人口の3割近くに相当する約5億人が感染し、 死者数は4000万人といわれている。 このスペインかぜと同様、過去にパンデミックを引き起こした感染症は「インフルエンザ」が多い。 1957〜58年に流行した「アジアかぜ」もスペインかぜと同じ「A型インフルエンザ」の亜型だ。 1957年2月下旬に中国の一部地域で発生し、3月には中国全土に広がった。 5月には日本に感染が拡大。その後WHOはパンデミックを宣言した。 日本では5月に第1波の流行後、夏には感染者・死者ともに減ったが、秋を迎えた10月以降に第2波を迎えた。 ワクチンは1957年8月に米国で、11月には日本でも使用可能になった。 東京慈恵会医科大学教授の浦島充佳医師(予防医学)がいう。 「この頃からインフルエンザワクチンが実用化された。日本でもワクチンが普及し始めた1958年の春先には流行が下火となり、1年足らずで感染は収まった」 厚労省の「人口動態統計」によるインフルエンザの死亡者数の推移によれば、 アジアかぜが流行した1957年は7735人と大幅に増加したが翌年には1975人に減少。しかしその後も毎年死者は出ている。 「インフルエンザのウイルスに本当の意味での“収束”はありません。 ワクチンや治療薬ができてパンデミックが収まっても、流行病として定着し、常に一定の感染者は出るのです」(浦島医師) 約10年後の1968年にはまた小さな波が訪れる。これは「香港かぜ」と呼ばれた新型のA型インフルエンザの影響だ。 「香港かぜは発生段階でワクチンが製造できました。それが影響したのか、日本で大きな流行は見られなかった」(浦島医師) 記憶に新しいのは2009年に発生した「新型インフルエンザ」だろう。 豚のインフルエンザに端を発したこのウイルスは全世界で28万人超が死亡したとされる(米CDC推計)。 日本では2009年5月に初めて感染が確認され、夏以降に感染が爆発。 半年後の11月には累計感染者数が900万人を超え、1年後には2000万人を突破した。 その後、新型インフルは発生から10年以上経ったいまでは最もポピュラーな“型”として現在まで感染が続いており、 年ごとに増減はあるものの、東京都の調査では毎年感染が確認されている。 https://www.news-postseven.com/archives/20210417_1652201.html?DETAIL#:~:text=%E6%AD%BB%E4%BA%A1 https://www.news-postseven.com/uploads/2021/04/15/post2113_p55_SpanishFlu-750x509.jpg https://www.news-postseven.com/uploads/2021/04/15/post2113_p56_influenza-341x750.jpg
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