- 1 名前:砂漠のマスカレード ★ [2021/04/17(土) 06:36:42.42 ID:lVW/tp2N9.net]
- 都内から横浜を経て三浦半島各地に路線網を延ばしている京浜急行電鉄(通称「京急」)が、車内設備を一新した1000形新造車両を公開した。ロングシートからクロスシートに切替可能な座席、京急初のトイレ付、前面展望席復活など工夫を凝らした車両は早くも話題になっている。
◆京急の新造車両 京急がこのほど公開したのは、1000形1891-1号編成。1000形は2007年から製造されているので、「新型」ではない。何年にも亘ってマイナーチェンジを繰り返してきたので、さまざまなバリエーションがある。 今回の車両は、2016年に製造された1800番台がさらに進化したもので、4両編成2本が製造された(1891-1号編成と1891-2号編成)。 ◆ロングシートからクロスシートに切替可能な座席 一番のポイントは、ロングシートからクロスシートに切替可能な自動回転式座席だ。通常の通勤通学輸送として走る場合は、満員の乗客を混乱なくさばくため、乗り降りしやすいロングシート(ベンチ式座席)を取り入れている。しかし、座席指定列車やイベント列車として運転する場合は、ゆったりと座り、旅気分を味わえるようクロスシートに切り替える。 こうしたデュアルシートは、高価な車両を少しでも有効に活用するための方策。すでに東武鉄道のTJライナー(東上線)とTHライナー(地下鉄日比谷線&東武スカイツリーライン直通)、西武鉄道のSトレインと拝島ライナー、京王電鉄の京王ライナー、東急電鉄のQシート(大井町線&田園都市線直通)に採用されていて、実績のあるものだ。 ◆コンセント、ドリンクホルダーなど快適に過ごすための諸設備 クロスシートとして運行するときは、座席下にある電源コンセントを使うことができる。他社の車両では窓側席しか用意されていないものもあるけれど、京急の車両はすべての座席に配備されている。 また、前の座席の背面にはドリンクホルダーがある。帰宅時の座席指定列車ではペットボトルや缶飲料を購入して乗りたくなる人が多いので、揺れることのある車内でこぼすことのないようにホルダーがあるのは便利だ。 座席幅は一人分が460mm。快特や座席指定のウイング号に使われている2100形よりも10mm広くなり、少しではあるけれどゆったりしている。また、座席シートは三浦半島の旅を彷彿とさせる波をイメージしたデザインに変更。しゃれているばかりでなく、抗菌・抗ウイルス座席シート地を採用したので、コロナ禍の時代にあって安心な車両となっている。 ドアと座席の仕切りの様式も変更された。強化ガラス製の仕切りを採用し、ドア付近に立つ乗客や所持する荷物と着席している乗客とが接触してトラブルとなることを防ぐため、相互干渉を考慮した高さにしている。 4/16(金) 20:45 https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f8e3987687dbb51e1933e19d7cf3ecd37f96b5 https://i.imgur.com/FjBwq7M.jpg https://i.imgur.com/nlk79bU.jpg https://i.imgur.com/lzI0aVb.jpg https://i.imgur.com/1vTibC5.jpg https://i.imgur.com/msIhpcR.jpg https://i.imgur.com/9Wb160u.jpg
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