- 1 名前:首都圏の虎 ★ [2020/10/20(火) 15:58:29.91 ID:CUudqxzz9.net]
- 「父からは、国王を批判するのは罪であり、タブーだと教わった」
そう話すダナイさん(19)はいま、父親の警告に背いている。タイの首都バンコクの大学で法律を学ぶ彼は、王室改革を求めて今年の夏に毎月バンコクの通りを埋めた、何万人というデモ参加者の1人だ。 父親のパコーンさんは旅行経験が豊富な、中流階級上層の男性だ。特定されないよう、父子の名前は変えてある。 彼らは一緒に住んではいないが、よく会っている。ただ、会うと避ける話題がある。王室だ。 「その話になれば言い争いになり、1日がぶち壊しになる」とダナイさんは言う。 「あるとき僕が国王を批判し、車の中で議論になった。父にとって国王は触れてはいけない存在だ。どうしてなのと僕は聞いた。お前はまだ若過ぎて理解できないと父は言った。父はひどく怒ってから静かになり、口をきかなかった」 ダナイさんのような家族は決して珍しくない。タイの神聖な機関の役割をめぐって、家庭内で意見が割れている。都市で、地方で、国のあらゆるところで。 オンラインで論争 だがタイの家族は、面と向かって王室について議論することはしない。多くはソーシャルメディアで意見を表明する。 そして、かなり極端な事態になることもある。 北部の都市チェンマイではある大学生が9月、自らの反王室の見解が原因で、父親から訴えられそうだとフェイスブックで明かした。それを読んだ父親は、今後は彼女が家族の姓を名乗ることを認めないと投稿した。 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54597853 https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/114FB/production/_114870907_thai1.png
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