- 1 名前：蚤の市 ★ mailto:sage [2020/07/04(土) 08:24:37 ID:qu4lD+TG9.net]
- 公明党が次期衆院選に向けた準備を急いでいる。擁立を予定する全９小選挙区で公認候補を決定。支持母体の創価学会も近く、新型コロナウイルス感染拡大で自粛していた活動を再開させる。政界では、今秋の衆院解散・総選挙の臆測が広がっており、同党は警戒を強めている。
「年内解散は決して望ましいことではない。政治は感染防止と経済維持の両立に全力を挙げるべきだ」。斉藤鉄夫幹事長は３日の記者会見で、早期解散に否定的な考えを改めて強調した。
党関係者は「３、４カ月で選挙の準備はできない。秋解散は想定できない」とけん制する。ただ、表向きの態度とは裏腹に、同党の動きは慌ただしい。
２日の中央幹事会では、次期衆院選の２次公認として、８小選挙区の公認候補を決定。１次公認と合わせ、全９小選挙区の顔触れがそろった。
選挙の実動部隊となる創価学会も６月１２日、各地域の責任者による「方面長会議」をオンラインで開催。今月１０日からは、新型コロナの感染防止のため控えていた集会などを、徐々に再開させるという。
来夏は同党が国政選挙並みに重視する東京都議選が控える。次期衆院選が年明け以降の場合、二つの選挙時期が近接する可能性があり、同党は支持者の「選挙疲れ」を懸念。党内の一部には、年末年始の解散であれば断り切れないとの声もある。幹部の一人は「１１、１２月はあるかもしれない」と指摘した。
こうした事情を踏まえ、自民党の閣僚経験者は「公明党は今解散してもらいたいと思っている」との見方を示す。自民党幹部の一人も「９月解散はあり得る」と「解散風」をあおる。
公明党は、斉藤氏が６月２９日に麻生太郎副総理兼財務相、太田昭宏前代表が同３０日に安倍晋三首相とそれぞれ会談。自公間の接触が活発になる中、双方の綱引きは今後、一段と激しくなりそうだ。
時事通信 2020年07月04日07時11分
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