- 1 名前:首都圏の虎 ★ mailto:sage [2020/07/03(金) 15:38:55.29 ID:LaLb5Qwh9.net]
- 新型コロナウイルスの感染拡大の状況を日本全体で俯瞰(ふかん)すると、東京都心とそれ以外の地域の、いわば“逆格差”が見えてくる。図は、感染の蔓延(まんえん)度合いと人口密度との関係を示すものだ。人口100万人当たりの陽性者数を縦軸に、山林や湖沼を除いた「可住地面積」当たりの人口密度を横軸にとり、47都道府県と主要大都市の感染率をプロットしている。東京特別区(23区)の感染率が、突出して高いことが見て取れるだろう。
◇通勤電車では広がらず 同じ首都圏でも、多摩地区や神奈川県、埼玉県、千葉県の感染率は、全国平均とさほど変わらず、都心の3分の1程度だ。東京特別区に次いで札幌市が高いのは、日本特有の社会的なプレッシャーが弱く、“自粛”が浸透しない土地柄ゆえだろうか。 他方、大阪市の感染率は東京都心より大きく下がり、福岡市と大差がない。名古屋市は全国平均さえ下回っている。 また京都市や沖縄県、首都圏でいえば成田市周辺や浦安市など、1月に外国人観光客が大量に訪れた地域で、感染が拡大しなかったことも注目される。 これらの状況から読み取れることが二つある。 まず、観光客が感染を拡大させたのではなかったこと。国立感染症研究所が4月27日に発表したウイルスのゲノム解析のリポートでも明らかだが、中国人観光客のもたらした第1波は、2月中にクラスター対策で制圧された。 第二に、飛行機や通勤電車など公共交通機関の中では、感染は広がらないこと。満員電車で感染が広まるのなら、乗車時間の長い埼玉県や千葉県の感染率が、自粛の前にもっと高くなっていないとつじつまが合わない。乗員や空港・駅の勤務者のクラスターも発生していない。 ◇窓開かない超高層ビル 上記リポートにもあるが、3月中旬から急拡大した感染の第2波をもたらしたのは、欧米からの日本人帰国者だった。中国から欧米に伝わって変異したウイルスが、帰国した駐在員や旅行者などにより国内に持ち込まれたのだ。駐在員でも、地方に本社を構えることが多いメーカーの人たちは、帰国後2週間程度の厳格な隔離を2月時点ですでに行っていた。 全文はソース元で 7/3(金) 10:04配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/e513df9fd27ea4be963b7ced66b02f4dec577bfb?page=1
|
|