1 名前:1号 ★ [2020/01/27(月) 21:08:26 ID:0g0NeSQS9.net] カナダ・ブリティッシュコロンビア州の水上タクシー運転手マイルス・アルセノーは1月23日(現地時間)、カナダ公共放送のラジオ番組に出演し、ヘンリー王子とメーガン妃の住まいがあるとされる場所に向かおうとした日本のテレビ局クルーの乗船を拒否したことを明らかにした。 アルセノーは元カメラマンで、半年前にブリティッシュコロンビア州ノースサーニッチで水上タクシー会社を立ち上げたばかり。 同州のバンクーバー島には、イギリス王室からの離脱を発表したヘンリー王子とメーガン妃が越してくると言われている。 「決定的瞬間を撮りたい?悪いが他でやってくれ」 アルセノーはラジオ番組で、日本のテレビ局クルーが乗せてほしいと言ってきたとき、最初は何の疑いも抱かなかったと話した。 「実際のところ、ものすごく興奮したよ。電話を鳴らして船に乗せてほしいってことは、つまり銀行口座に金が入るってことだからね」 マリーナで取材クルーたちと初めて顔を合わせたとき、アルセノーは彼らの渡航先がヘンリー王子とメーガン妃に何か関係あるのかたずねた。 「そのときはヘンリー王子とメーガン妃の住まいがあるなんて全然知らなかったんだ。でも、話してみると彼らはあっさりそのことを認めた。だから言ったんだ。『他の水上タクシーをあたってくれないか』と」 アルセノーはカメラマンの経験が長く、レポーターやジャーナリストたちがネタとなる写真を撮影するための距離感がよく分かっていた。それでも、彼は取材クルーを船に乗せようとはしなかった。 「もちろん、分かっていたよ。『決定的瞬間』を押さえたいんだ。レポーターもカメラマンも食い扶持を稼がないと生きていけない。でも、そいつをウチの船を使ってやるのは御免だ、ってことさ」 水上ボートの乗船料金は2時間300ドル(約3万3000円)。アルセノーにとって、ヘンリー王子とメーガン妃のプライバシーをさらすのには釣り合わない金額だったという。 カナダのプライバシー法は詳細な規定を欠く 1月20日(現地時間)、パパラッチの隠し撮り写真が「本人の許諾なく」英タブロイド紙に掲載された際、メーガン妃は法的措置を検討していると報じられた。 Business Insiderはその際、カナダ国内のプライバシー権に詳しいデイビット・フレイザー弁護士に取材している。 フレイザー弁護士によると、ブリティッシュコロンビア州は州独自にプライバシー保護法を制定していて、プライバシーの侵害を理由に訴訟を起こすことができるという。 「現行のプライバシー保護法には、要件や範囲が詳細に規定されていませんが、合理的と判断されるプライバシーの望ましいあり方は示されています」 カナダの裁判所は、保護法に紐づけられた具体的な要件が少ないため、プライバシーの侵害は状況に応じてそのつど判断しているのが現状という。 「カナダでは、公共の場におけるプライバシーはある程度制限されると考えられています。裁判所も、個人のプライバシーは保障されないと判断することこそないものの、具体的な状況に応じて判断すべきとの判決をくだすのが通例です」 続きはソースで Jan. 27, 2020, 11:30 AM https://www.businessinsider.jp/post-206534