- 1 名前:記憶たどり。 ★ mailto:sage [2019/03/26(火) 16:15:29.76 ID:fwzoOfSx9.net]
- https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/article_21.html
「エスカレーターでは歩かないで下さい」 去年12月からことし2月まで、JR東京駅の一部のエスカレーターでこんな呼びかけが行われました。 「あの東京駅でついに!」「なぜ今!?」JR東日本の当事者に、成果や課題を聞きました。 呼びかけが行われたのは・・・ JR東京駅の中央線と京葉線のホームに通じるエスカレーターの、あわせて6基で行われました。 期間は去年12月17日からことし2月1日までで、最初の5日間は職員が利用客に、「歩かず2列に並んで下さい」と呼びかけました。 その後も壁に「エスカレーターでは歩かないでください」と大きな看板を掲げるなどして、利用客に明確に「止まって乗る」ことを訴えたのです。 https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/assets/images/page/21/06.jpg 正直、不安でした 今回の取り組みを企画したJR東日本東京支社サービス品質改革室の、副課長の富田郁朗さんと引地美香さんに話を聞きました。 富田さんは呼びかけをはじめた最初の5日間、朝8時から9時まで現場に立って人の流れを観察しました。 その結果、利用客が両側ともにほぼ止まっている状態が、1時間のうちにあわせて10分程度見られたそうです。 自然発生的に立ち止まる状況もあれば、2列乗車を促していた警備員が右側に止まることで発生したケースもあったそうです。 どういう人の流れになるのか、本当に協力してもらえるのか、正直、不安でした。片側空けは何十年もの間に根付いた習慣だけに、 変えることは容易ではないだろうと。それだけに変化の兆しを目の当たりにしたときは、驚きました。(富田さん) 「このままではいけない」 それにしてもなぜ今、このような呼びかけを行ったのか?JR東日本では、鉄道各社と協力して行うキャンペーンなどで、 エスカレーターの正しい乗り方をPRしてきました。 ただし「手すりにつかまって」という表現が中心でした。現状を変えることに対して、利用者の反発が予想されたからです。 https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/assets/images/page/21/10.jpg こうした中で社内ではこの課題について、去年3月から議論を積み重ねてきたそうです。 背景にあるのは現場で高まる「このままではいけない」という問題意識です。 そもそもエスカレーターの今の乗り方については、 1) 歩くことによる転倒・転落事故の防止 2) 片側空けによる、輸送効率の低下と乗り口付近の行列による混雑の解消 3) 右側に止まって乗りたい障害者などへの配慮 この3点から、見直す必要性があるとしています。 そして、現場は日々変化しています。例えば外国人観光客の急増。大きな荷物を持った観光客の姿が、ますます目立つようになっています。 「もし利用客がエスカレーターで歩く人が接触し、転倒や落下事故が起きたら、大きな怪我や事故につながりかねない」という懸念も高まり、 「歩かないで」という明確なメッセージを打ち出すことにしたのです。 反響はふだんの10倍 利用者はどう受け止めたのか。意見を受け付ける電話やネットの窓口には、啓発活動をきっかけにふだんの10倍ほどの意見などが寄せられたそうです。 賛成と反対の割合は、約7対3だったということです。 さらには「そもそもエスカレーターを1人乗りにしたら」とか、「広く一般に意見を募集してみてはどうか」などという提案も寄せられました。 これほどの反響があるとは、正直想像していませんでした。これまでのようにハレーションが起きないような遠回しな呼びかけでは、 長い年月をかけて根付いてしまった片側歩行について、利用者の間で考えるきっかけすら、つくれていなかったところはあったのかもしれません。 「止まってください」と明確に呼びかけたことで、安全で効率的な乗り方を実現していくためにはどうすればいいか、利用客自身が問題意識を持って 考えてくれるようになったことのあらわれだと思います(富田さん) 前スレ asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1553571697/ 1が建った時刻:2019/03/26(火) 12:41:37.23
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