- 67 名前:下がった
しかしナチスが意気軒昂な発表とは反対に1935年時、実に労働者の半数が貧困ライン以下の賃金での生活を余儀なくされていた 増えた雇用の質にも大きな問題があった 例えば多くの労働者は最低賃金レベルの賃金に固定されており、(1933年のレベルに固定) 例外としてナチスの党員が豊かになる(ナチスにとっての理想)社会システムとなっていた ドイツの一般家庭の家計は最も成功した時期でさえ1928年レベルだったとする説もある 賃金の下値固定はインフレ回避に資したが、豊かになったかというそういうことは無い 食料価格は1933年から1935年で8%増えたとされるが他の統計と一致しない改竄と指摘されている 小麦は30%、肉・卵は50%、ジャガイモは75%程度の価格上昇(公的な記録)があり、食糧危機という用語が頻繁に使われるようになった ヒトラーが政権をとる前の金保有量は9億3700万マルクだったが、4年間で7200万マルクにおち、 政府の負債は雪だるま式に膨れ上がり、この多くが公共事業や、再軍備に当てられた ナチスは自律的経済を謳ったが、資源国でないドイツが公共事業を行えば行うほど、庶民の生活は窮乏した ナチスの自律経済とは資源国を侵略して略奪せねば、台所が破綻する追いこまれた経済政策であり理想からは程遠い [] - [ここ壊れてます]
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