- 1 名前：みつを ★ mailto:sage [2018/07/17(火) 22:53:20.55 ID:CAP_USER9.net]
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011536931000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_032
愛媛のみかん畑も大きな被害 ボランティアが農家支援へ
2018年7月17日 19時09分豪雨 被害
今回の記録的な豪雨で、愛媛県特産のみかんの畑に大きな被害が出ていることから、神戸市のボランティア団体が畑の復旧や手入れなど県内のみかん農家の支援を行うことになりました。
みかん農家の支援を行うのは、神戸市に拠点があるボランティア団体です。
今回の豪雨では、傾斜地を利用したみかん畑が崩れた土砂に流されるなどの大きな被害が出ていて、東宇和農業協同組合によりますと西予市内のおよそ200軒のみかん農家の半数程度で、畑やスプリンクラーなどの設備が流され、被害額は少なくとも6000万円に上るということです。
また、えひめ南農業協同組合では、宇和島市吉田町のみかん畑のほぼ半分で畑や設備が流されるといった大きな被害が出ているということです。
このためボランティア団体では、えひめ南農協と連携して今月末からボランティアの募集を始め、来月にも活動を始めるということです。
これに先立ち17日は宇和島市内でボランティア団体の幹部と農協の担当者との打ち合わせが行われ、具体的な支援内容としてみかん畑に流れ込んだ土砂を撤去したり、スプリンクラーが流された畑でホースを使って水まきを手伝ったりすることなどが話し合われました。
ボランティア団体の趙哲成さんは「この地域でみかん栽培は産業の中心になっているので、復興のためにできることを支援していきたい」と話していました。えひめ南農協の清家嗣雄さんは「みかん畑には大きな被害が出ているので、若い人たちに少しでも助けてもらえるとありがたいです」と話していました。
みかん畑 設備も被害深刻
愛媛県内のみかん農家では、畑や果樹の被害に加えて水をまいたりみかんを運んだりする設備も深刻な被害が出ています。
愛媛県西予市明浜町狩浜の本浦地区ではおよそ60軒の農家が伝統の石段を使ったみかん畑でみかんなどのかんきつ類を栽培しています。
今回の豪雨を受けて、この地区ではみかん畑や石段が流されるなどの被害が出ましたが、さらに、果樹に水をやるためのスプリンクラーや水を通す配管も多数流されました。
この地区では豪雨のあと晴れの日が続いているということで、本来ならばスプリンクラーで水をまく必要がありますが、今はまだ水やりができない状態が続いています。
また、険しい斜面を生かしたみかん畑では、収穫した実を運ぶのにモノレールを使っていますが、この設備も豪雨による土砂崩れで流されてしまいました。
この地区では複数の農道で今も大量の土砂が積もったままで車が通行できないため、被害の全容がつかめていないうえ本格的な復旧作業に手が付けられない状況です。
この地区でスプリンクラーの管理を行っている組合の川越文憲組合長は「日照りが続いているので水をやれないと木や果実に影響が出てしまわないか心配です。モノレールも壊れたままでは収穫作業ができません。まずは農道を開通させて、復旧作業を早く進めたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/K10011536931_1807171749_1807171809_01_02.jpg
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