- 1 名前:みつを ★ mailto:sage [2018/03/24(土) 06:46:46.51 ID:CAP_USER9.net]
- https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/saga/article/403332/
2018年03月24日 06時00分 佐賀市嘉瀬町中原の県医療センター好生館は、神経や筋肉の難病患者のリハビリを支援する機器「ロボットスーツHAL(R)医療用下肢タイプ」を1台導入した。患者2人がリハビリに使い、歩行や立ち上がりで効果が確認できたという。 HALは茨城県つくば市の「サイバーダイン」が開発、好生館が2017年4月に県内で初めて導入した。患者は重さ14キロの機器を装着し、皮膚の表面に電極を付ける。センサーが体を動かすときに発生する微弱信号を読み取り、モーターで下肢の動きを補助する。 起立や歩行を繰り返すことで筋肉や神経が動きを学習し、病気の進行を抑制する効果があるという。筋肉が衰えていく筋ジストロフィーなど8疾患に限り公的医療保険が適用される。 筋ジストロフィー患者が半年間使ったところ、2分間の歩行距離が16メートル伸びて112メートルになった。10メートルの歩行時間は7秒88になり約1・5秒短縮した。筋肉細胞が繊維化して動かなくなる封入体筋炎の患者は1カ月間試して、歩行距離や起立の所要時間が改善した。 好生館リハビリテーションセンターのリハビリ士長、片渕宏輔さんは「患者は歩く喜びを感じて外出の機会が増えた。HALの存在を知ってもらい、日常生活を少しでも楽に送れるよう支援したい」と話した。 =2018/03/24付 西日本新聞朝刊= 好生館が導入したリハビリ用機器「ロボットスーツHAL(R)医療用下肢タイプ」 https://www.nishinippon.co.jp/import/saga/20180324/201803240001_000.jpg?1521838862
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