- 860 名前:名無しさん@1周年 [2018/03/17(土) 23:38:16.92 ID:3xXjDOUz0.net]
- >>786
ギリシア時代以前の、非白人種の間で用いられたものは、全て帰納的推論であった。 ギリシア人によってそれと全く異なる、演繹法が生まれた。 ようするに、定義、原理から結論を得ると言う、現代のコンピューターの元となる思考形態が確立した。 ピタゴラスの定理が、演繹法を元にして見出された、そのころに代表される例である。 なおピタゴラスは無理数の存在を発見した。 エウドクソス(紀元前408〜355年頃)は、現在の積分法の先駆である、取り尽くし法を開発した。 アリストテレス(紀元前384〜233年頃)は最初に論理学の法を書いた。 エウクレイデスは今日の数学でも使用される形式である、定義、原理、定理、証明の最も初期の例である。 彼はまた円錐曲線の研究も行った。ピタゴラスの定理などの幾何学のよく知られた定理に加えて、 『ユークリッド原論』には2の平方根が無理数であることや素数が無限に存在することの証明が記述されている。 素数の発見にはエラトステネスの篩(紀元前230年頃)が使用された。 ギリシア数学の、あるいは全時代の最も偉大な数学者は、 シラクサのアルキメデス(紀元前287〜212年)であると言われている。 要するに、西洋の数学の始まりは、中世より1000年前なのである。
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