- 1 名前:1984 ★ mailto:sage [2017/07/25(火) 10:21:56.89 ID:CAP_USER9.net]
- 7月9日、大接戦の末に現職が3期目の当選を果たした奈良市長選挙。
しかし、敗れた候補が「疑問票」の扱いに不可解な点があるとして、 選挙管理委員会に異議を申し立てました。 【山下真さん】 「当選の効力に不服があるため異議を申し立てます」 24日朝、奈良市の選挙管理委員会に異議を申し立てたのは、 前生駒市長の山下真さん(49)です。 7月9日に投開票された奈良市長選挙で、現職の仲川元庸市長(41)とデットヒートを繰り広げた末、 2022票差で敗れました。しかし… 【山下真さん】 「敗戦を認めるということはできかねると。それが現時点での結論です」 山下さんが「敗戦の弁」を述べないという異例の行動を取った理由は、 「疑問票」の取り扱いでした。 「疑問票」とは誤字脱字などを理由に、精査してから数え直す票です。 今回の選挙では「仲」の字をにんべんのない「中」と書き間違えるなど仲川市長の疑問票が多くあり、 これが勝敗の行方に大きく関わったというのです。 有効・無効の基準を示したマニュアルには、ひらがな表記などについては明記されていますが、 漢字の間違いについては記載がありません。 そのため、開票所で有効か無効かの審議が行われますが…。 開票当日、疑問票の扱いに対し、立ち会い人などが激しく抗議する事態に。 そして24日、山下さんは疑問票およそ4500票の内訳が不明だとして、 投票用紙の点検と集計のやり直しを求めました。 【山下真さん】 「どういう疑問票が何票あって、それらがどう有効、無効と判断されたのか。 4年前の選挙と比べてどうなのか、ということが何も分からないし、記録もないので」 関西テレビの取材に対し、疑問票を数える担当だった職員は、 開票現場で「不可解なこと」が起きていたと話します。 【疑問票を数えた職員】 「(有効になった疑問票の中には)「中川」以外にも「仲田」「仲野」という票も多く混じっていた。 一方で、山下候補の疑問票「木下真」「山田真」といった票が、無効票から有効票にカウントされる票の中には混じっていなかったと記憶しています」 疑問票は、調査係に回されて有効か無効かの判定が下されます。 その際、仲川市長の疑問票の多くが有効になったにもかかわらず、 山下さんの疑問票の多くは無効になるなど、判定に疑問が残ったというのです。 選挙管理委員会によると、仲川市長の疑問票はおよそ4000票が有効になったのに対し、 山下さんの疑問票で有効になったのは912票だったといいます。 【疑問票を数えた職員】 「ありとあらゆる可能性を検討した上で、基準のマニュアルを明確に示し、 文章で周知することで、次回から(この種の問題は)防げるんじゃないかなと」 奈良市選挙管理委員会は「不備があったとは考えていないが、今後審議する」としています。 ソース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000005-kantelev-l29
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