- 176 名前：名無しさん＠１周年 mailto:sage [2016/08/25(木) 13:54:38.37 ID:5nG2UWuT0.net]
- 「ＮＨＫ 「貧困女子高生」に批判・中傷 人権侵害の懸念も」の記事を読んで感じる「心の貧困」
茂木 健一郎
毎日新聞の記事
ＮＨＫ 「貧困女子高生」に批判・中傷 人権侵害の懸念も
を読んで、悲しくなった。
ネットに拡散していた「２万円のペン」という情報は、実際には７２本セットの値段だったのだという。
このような情報にのっかって、批判、中傷をする人たちの気持ちが、まったく理解できない。
そして、「ほんとうの貧困」は、そのような心の中にあるのではないかと感じる。
格差の問題などがクローズアップされているとは言え、日本はかつてに比べれば、物質的にはずいぶん豊かになった。
これは、先人たちの努力のたまものだし、今もなお、働く多くの勤勉な方々のおかげである。
それにもかかわらず、繰り返される、意味のない批判、中傷。
たとえ、物質的には貧しくても、他人を思いやる気持ち、さまざまな生活のあり方を想像する余裕、そして助け合う心があれば、それは精神的には「豊か」なのだと思う。
一方、少しのことで揚げ足をとったり、上に挙げたような不確かな情報で誹謗中傷したりといった人たちの心の中にこそ、「ほんとうの貧困」、「心の貧困」があるように思う。
今の日本には、物資的貧困よりも、心の貧困が広がっているのではないかと思えてならない。
lineblog.me/mogikenichiro/archives/5863465.html
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