- 1 名前:チンしたモヤシ ★ mailto:sageteoff [2017/05/26(金) 05:30:38.68 ID:CAP_USER.net]
- 陸上自衛隊 最後の隊員らが南スーダン出国
NHK 5月25日 21時56分 www3.nhk.or.jp/news/html/20170525/k10010995191000.html アフリカの南スーダンで、国連のPKO=平和維持活動に参加してきた陸上自衛隊の施設部隊のうち、最後まで残っていたおよそ40人の隊員が日本時間の25日夜、首都ジュバから民間機で出国し、5年余り続いてきた自衛隊の南スーダンでの活動が終了しました。 南スーダンへ2012年に派遣された陸上自衛隊のPKO活動について、日本政府はことし3月、「活動に一定の区切りがついた」などとして、撤収させることを決め、先月から部隊の撤収が順次、行われてきました。 そして、最後まで残っていたおよそ40人の隊員が、日本時間の25日午後10時前、首都ジュバの空港から民間機で出国し、5年余り続いてきた自衛隊の活動が終了しました。隊員たちは出発前、宿営地で日本の国旗を降ろし、最後に記念撮影を行っていました。 南スーダンでは、去年7月に自衛隊が活動の拠点としてきた首都ジュバで政府軍と反政府勢力による武力衝突が発生し、その後、ジュバの治安は落ち着いていたものの、各地で衝突が相次ぎ、予断を許さない治安情勢が続いていました。 こうした中で、最後の派遣部隊となった11次隊には、安全保障関連法に基づき、駆け付け警護などの任務が付与されましたが、新たな任務が実施されることはありませんでした。 11次隊の隊長、田中仁朗1等陸佐は現地で記者団に対し、「感無量です。南スーダンが今後ますます発展して、われわれの活動がその一助になることを祈念しています」と話していました。隊員たちは27日に帰国する予定です。 ●国連 ラクロワ局長 自衛隊の活動を高く評価 国連のPKO=平和維持活動を統括するラクロワ局長が、NHKの単独インタビューに応じ、南スーダンでの活動を終え、出国した日本の自衛隊について、極めて重要な役割を果たしたと高く評価したうえで、今後の日本の貢献に強い期待を示しました。 先月就任した国連のラクロワPKO局長は、ニューヨークの国連本部でNHKの単独インタビューに応じました。 この中でラクロワ局長は施設部隊の活動を終え、25日に南スーダンを出国した陸上自衛隊について、「インフラの整備や物資の供給ルートの確保などに日本が果たした、極めて重要な役割を強調したい。自衛隊の隊員たちは困難な環境の中で頑張ってくれた」と述べ、高く評価しました。 そのうえで、今後の日本のPKOへの協力について、「どう貢献するのか決めるのは日本だ。日本は進んでそうしたいという姿勢だと思うし、歓迎したい」と述べて、今後の日本のPKOへの貢献に強い期待を示しました。 一方、去年1年間に戦闘に巻き込まれるなどして死亡したPKOの要員が117人に上ったことについて、ラクロワ局長は「非常に困難な環境の中で、活動を余儀なくされている」と任務の厳しさが増していることを認めたうえで、今後は装備や訓練の充実などを通じて、平和維持活動の対応能力を高めていく考えを示しました。
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