- 1 名前:みつを ★ mailto:sage [2017/04/29(土) 23:10:59.82 ID:CAP_USER.net]
- www.afpbb.com/articles/-/3126855?act=all
【4月29日 時事通信社】特殊な顕微鏡で分子の「車」を見ながら走らせる「ナノカーレース」が、フランス国立科学研究センターの主催により初めて仏トゥールーズで開かれた。日本代表の物質・材料研究機構チームは日本時間28日午後6時の開始後間もなく、コンピューターソフトのトラブルで車が壊れる事故が発生。レースは30日午前0時までで、代わりの車での走行を試みた。 レースは原子レベルの形が分かる「探針走査型トンネル顕微鏡」を使い、分子の車を見ながらエネルギーを注入し、金の表面にある溝を進ませる。100ナノメートル(ナノは10億分の1)を先に走り終えたら勝ちとなる。 参加6チーム中、米ライス大とオーストリア・グラーツ大の合同チームが最も早く走り終え、その後も走行距離を伸ばしたが、このチームだけ銀の表面をコースとした。このため優勝が認められるかは、レース後の協議次第となる見込み。金のコースではスイス・バーゼル大チームが最も早かった。 研究機構チームリーダーの中西和嘉主任研究員は29日午後、東京都江東区の日本科学未来館で開かれたイベントで、インターネットを通じて経過を説明し、「難しい実験なので事故は仕方ない。またチャレンジしたい」と話した。(c)時事通信社 2017/04/29 22:18(フランス)
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