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ジュン「真紅って要はダッチワイフだろ?」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 10:42:41.18 ID:u2Pjujgi0]
という内容で>>3が書きます

2 名前:上海静岡 ◆.s6SHANHAI [2010/04/03(土) 10:44:18.44 ID:ZmPxX4VwP BE:3110997097-2BP(2000)]
sssp://img.2ch.net/ico/nono_utsu.gif
書きますん

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 10:44:45.51 ID:WfyrlcWY0]
謹んでお断りします

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 11:17:47.53 ID:jPNuaPy40]
イイハナシダナー

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 12:09:28.33 ID:ne6gYC1kP]
規制で立てられないし このスレ貰うわ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:11:13.42 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ねえジュン 折り入って頼みがあるのだけれど」

JUM「なんだよ? 藪から棒に」

真紅「二人で作らない?」

JUM「何を?」

真紅「赤ちゃん」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:12:00.40 ID:lB5WSIyP0]
のび太かよ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:13:04.93 ID:tbt4WC46O]
真紅はそんなこと言わないのだわ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 12:13:38.36 ID:q1/YD4uKO]
なんだよ? 藪からスティックに

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:16:03.62 ID:ne6gYC1kP]
JUM「○■△★ッ!!!?」

真紅「だめなの?」

JUM「いや……その……ダメというか なんというか」

真紅「じゃあ いいのね」

JUM「ちょ……ちょっと待て お前本気なのか?」

真紅「当たり前じゃない」

JUM「赤ちゃん作るってことが どういうことか知ってんだろうな」

真紅「あのね 私だってそれぐらいの知識はあるわよ」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:17:35.16 ID:bt/MTLlv0]
ジュン「赤ちゃんなら、この前姉ちゃんと作ったばかりだし・・・」

真紅「えっ」

ジュン「その前は水銀燈とも作ったし」

真紅「えっ」

ジュン「蒼星石はアナルが好きだから出来てないけど、他のドールも一通り孕ませたしなあ」

真紅「えっ」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:19:56.44 ID:ne6gYC1kP]
真紅「私の心配より 自分の心配をしたらどうなの?」

JUM「は?」

真紅「あなたこそ ちゃんと手順とか分かってるんでしょうね」

JUM「て……手順!?」

真紅「そうよ 手順間違えたら出来るものも出来ないじゃないの」

JUM「そりゃまあ そうだろうけど」

真紅「なんか歯切れが悪いわね ちょっと言ってみなさい」

JUM「言うって……?」

真紅「赤ちゃんを作る手順をよ」

JUM「マジで? ここで?」

真紅「そうよ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:23:20.39 ID:7adckbMT0]
しえん

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:25:07.95 ID:ne6gYC1kP]
JUM「えっと……おしべとめしべが……その……」

真紅「ジュン ちょっとストップ」

JUM「……」

真紅「私達が薔薇乙女だからって植物に例えなくてもいいのだわ」

JUM「いや そういうつもりじゃ……」

真紅「どうやら 知ったかぶっていたみたいね」

JUM「……」

真紅「しょうがない 私が教えてあげる」

JUM「え!?」

真紅「時間が無いから 実際にやりながら教えるわよ」

JUM「ええっ!!!?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:31:16.41 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ちょっと道具とか取ってくるとか そこで待ってなさい」

JUM「道具!? 道具を使うんスか!? 真紅さん!?」

真紅「当たり前じゃない 素手で赤ちゃん出来るわけ無いでしょ」

JUM「?」

真紅「そうそう 私が戻ってくるまでに雑巾とかティッシュを用意しといて」

JUM「??」

真紅「赤ちゃん作リ始めると色々と部屋が汚れるから 拭くものとかが要るの」

JUM「???」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:35:28.20 ID:V/MA+Phm0]
死ね屑

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:36:30.90 ID:ne6gYC1kP]
――― 30分後 ―――

真紅「戻ったわよジュン」

JUM「……」

真紅「あれ? なんかあなたからいい匂いがするのだけれど?」

JUM「シャワー浴びて来ました のりのシャンプーとか使いました」

真紅「は?」

JUM「え?」

真紅「なんかさっきから微妙に話がかみ合わないわね」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:39:08.90 ID:ne6gYC1kP]
真紅「まあいいわ 取り敢えず10個持ってきたから」

JUM「10個?」

真紅「そう 今日のノルマは10よ」

JUM「そんなに!?」

真紅「大丈夫 徹夜すればなんとかなるわ」

JUM「徹夜すれば!!!?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:42:18.69 ID:ne6gYC1kP]
真紅「はい じゃあこれの梱包外して頂戴」

JUM「……なんだこれ? 『プチ少女のつくり方』?」

真紅「乱暴にしないでよ」

JUM「赤ちゃん作るんですよね?」

真紅「そうよ 私とあなたで」

JUM「人形なの?」

真紅「当たり前じゃない」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:46:39.08 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ジュン あなた……まさか全く見当違いのことを想像していたんじゃないでしょうね?」

JUM「いえ……滅相もございません」

真紅「そう それじゃあ早速始めようかしら」

JUM「その前にいくつか質問したいんだけど」

真紅「いいわよ ただ口だけじゃなくて手も一緒に動かしてね」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:46:53.83 ID:V/MA+Phm0]
屑が

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:49:43.44 ID:ne6gYC1kP]
JUM「何故 突然こんなことを」

真紅「『子供手当て』って聞いたことある?」

JUM「風の噂には」

真紅「薔薇乙女にもそれが出るのよ」

JUM「何故?」

真紅「お父様がそういうルールをアリスゲームに追加したの」

JUM「いつ?」

真紅「今日よ Nのフィールドの掲示板にお触書が出たのだわ」

JUM「エイプリルフールはもう過ぎたぞ」

真紅「嘘じゃないわよ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 12:57:20.27 ID:ne6gYC1kP]
真紅「子供一人当たり1万3千円 これは大きいのだわ」

JUM「そうですね」

真紅「正直のりからのお小遣いだけじゃ やってられなかったし」

JUM「お前 お小遣い貰ってたのか」

真紅「微々たるものよ 毎週ヤングジャンプ買ってたらほとんど残らない」

JUM「あれ? 真紅のお目当ての漫画は月イチ連載じゃなかったっけ?」

真紅「そうだけど それだと他の漫画のストーリーが分からないじゃない」

JUM「他のも読んでたんだ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:04:19.98 ID:ne6gYC1kP]
真紅「絶対に応募しないであろう読者プレゼントの要項も読んでいるわ」

JUM「暇人だな」

真紅「兎も角 月イチで買っているとキングクリムゾン発動率が半端無いの」

JUM「言われて見ればその通りだ」

真紅「レイプされそうだった主人公が次に見た時にはスキージャンプしていたのよ」

JUM「へ〜」

真紅「その時の私の気持ちが分かる!?」

JUM「分からん」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:12:32.91 ID:ne6gYC1kP]
真紅「今までは翠星石と交代でヤンジャンを買って回し読みしていたのだけれども
    子供手当てさえ貰えればスーパージャンプもウルトラジャンプも自分で買える」

JUM「どんだけジャンプ好きなんだよ」

真紅「ジャンプはひとつの事例に過ぎない
    お金というのは多くあるに越したことは無いのだわ」

JUM「確かに」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:18:14.09 ID:ne6gYC1kP]
JUM「それで この『プチ少女のつくり方』はどこから手に入れたんだ?
    これもローゼンが準備してくれたのか?」

真紅「これはラプラスの魔から買ったのよ」

JUM「あいつから?」

真紅「お触書の隣で露店を出してたの
    あの兎 絶対にお父様と癒着しているのだわ」

JUM「なあ真紅」

真紅「なによ?」

JUM「もう既に半分ぐらい作ってから言うのもなんだが
    これパッケージ入れ替えただけで中身ガンプラだぞ」

真紅「ガンプラ?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:18:35.84 ID:V/MA+Phm0]
ハゲて毛根と共に死ね

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:21:37.36 ID:NC2VGKhj0]
気づくのおせえよwwwwwww

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:25:18.66 ID:ne6gYC1kP]
JUM「ガンプラってのはだな……(略)」

真紅「成る程 でもなんら問題は無い」

JUM「無いの!?」

真紅「薔薇乙女の子供として認知されるのに必要なのはローザミスティカ
    これにローザミスティカさえ入れれば 私達の赤ちゃんになる」

JUM「簡単に言うけどなあ……
    ローザミスティカなんてそうそう右から左に用意できるもんじゃないだろ」

真紅「大丈夫 先手は打ってある」

JUM「またラプラスの魔から買ったとかじゃないだろうな」

真紅「ミスティカは流石に非売品だから自分で作らないといけないのだわ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:36:03.58 ID:ne6gYC1kP]
JUM「作れるのかよ」

真紅「ええ でもこれはこの真紅が多くの書物を研究して編み出した方法
    言わば錬金術の奥義でもあるから他言は無用よ」

@硫酸カリウムアルミニウム12水和物を一酸化二水素の液体に溶かし飽和溶液を作る

A硫酸カリウムアルミニウム12水和物の種結晶を糸でくくり飽和溶液中に入れる

Bゴミや埃が入らないように蓋をする

C静置し溶媒が蒸発するのを待つ

D結晶が大きくなる
  この間に溶液に対して『ありがとう』『綺麗だよ』等と語りかけると美しい結晶になる

Eできあがり



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:36:35.83 ID:V/MA+Phm0]
爪が全部はげろ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:43:39.95 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ミスティカの製造は既に始めているから明日には出来上がる
    あとはそれまでにこのガンプラを全部作れば完璧」

JUM「……」

真紅「赤ちゃんが10人出来ればそれだけで13万円 美味しい作戦ね」

JUM「……」

真紅「ジュン 墨入れする箇所が間違っているわよ
    あとデカールは貼らなくてもいいのだわ」

JUM(もうやだ こんな生活)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:44:28.57 ID:3NOC3jNK0]
>>24
真紅さんその漫画実はスキージャンプしているのが正しい姿なんです

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 13:59:32.44 ID:ne6gYC1kP]
――― 翌日 ―――

リゼル×5「パパー」

アンクシャ×5「パパー」

JUM「パパだけどパパじゃないよ馬鹿野郎……」

リゼル×5「パパー」

JUM「なんでミョウバンの結晶入れただけで動き出すんだ こいつら」

アンクシャA「ママはどこー?」

JUM「ママはお金貰いにNのフィールドに行っちまったよ」

アンクシャB「ボクもいくー」

JUM「やめろ! お前まだ変形に慣れてないんだから」

アンクシャB「あーん イタいよーーー!!」

JUM「言わんこっちゃねえ 変形失敗してんじゃねーか」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:  [2010/04/03(土) 14:01:18.03 ID:I9fDPV8R0]
ww

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:05:37.24 ID:3NOC3jNK0]
俺も今からローザミスティカ作るか…

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:07:56.35 ID:ne6gYC1kP]
――― Nのフィールド ―――

真紅「11…12…13…… 何度数えても諭吉が13枚
    本当に現金が貰えたのだわ こんなにチョロいだなんて」

翠星「ふふ 全くもって思いつきで始めやがった政策は抜け穴だらけで笑えるですね」

雛苺「お父様のこと悪く言うのは嫌だけど 明らかにこれはザル法なのー」

真紅「二人とも いつの間に?」

翠星「真紅が昨日シコシコとチビ人間と赤ちゃん作っている間
    私達もただ遊んでいたわけではないですよ 雛苺見せてやるです」

雛苺「じゃーん 諭吉さんがヒナと翠星石合わせて50枚なのー」

真紅「なんですって!?」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:17:34.89 ID:ne6gYC1kP]
真紅「そ……そんな!? 一体どうやって!?」

翠星「フフフ 養子縁組ですよ」

雛苺「人気薄で投げ売りされていたガンプラをヒナ達の子供にしたの」

ガルスJ×25「ママー」

デナン・ゾン×25「ママー」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:20:58.74 ID:FbILiGODO]
上条さんを召還してぇ

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:25:45.98 ID:ne6gYC1kP]
真紅「養子!? そういう手もあったの? 父親とかは? ミスティカは?」

翠星「真紅は考えが古いですね 今時父親の分からない子供ぐらいゴマンといるです
    それとミスティカの作り方はジュンの理科の第一分野の教科書に載ってたです」

真紅「……」

雛苺「そもそも両親という考え方事態ナンセンスなの」

翠星「翠星石達のお父様は一人で七人の子供を作ったですよ?」

真紅「た……確かに でもそんなにたくさんの赤子の世話をどうやって?
    JUMだって10体のガンプラできりきり舞いなのに」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:35:00.26 ID:ne6gYC1kP]
翠星「ああ この子達はこれから赤ちゃんポストに入れてくるです」

真紅「!?」

雛苺「貰うものもらったからもう用済みなのね」

真紅「き……鬼畜! 人間のやることじゃないのだわ」

翠星「翠星石達は人間じゃないです」

雛苺「それに赤ちゃんポストもお父様が昔作った制度よ」

翠星「もうこれは 暗にこういう使い方をしろといってるようなものです」

真紅「だからって」

翠星「いくら真紅が喚こうが この子達をどうするかは親である私達の自由です」

雛苺「それじゃあ行くの さあ みんなさっき教えた歌を」

ガルスJ×25「♪ドナドナドーナードーナー」

デナン・ゾン×25「♪子牛をの〜せ〜て〜」

翠星「♪ドナドナドーナードーナー」

雛苺「♪荷馬車はゆ〜れ〜る〜」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:41:22.51 ID:ne6gYC1kP]
――― ジュンの部屋 ―――

真紅「ということがあったのだわ」

JUM「あのバカども 帰ってきたらただじゃ済まさないぞ
    ガンプラをなんだと思ってるんだ」

真紅「多分二人は帰って来ないわよ」

JUM「?」

真紅「50万を元手に さらに他の薔薇乙女に養子縁組を斡旋して
    マージンを得るとか言ってたのだわ」

JUM「おいおい……」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 14:46:48.50 ID:Tm2PEHX+O]
なかなか風刺の効いた内容だね

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:47:02.69 ID:ne6gYC1kP]
真紅「そういうわけでこうしちゃいられないの
    早く他の姉妹に二人を相手にしないよう呼び掛けないと」

JUM「僕も行かないといけないのか? 外に?」

真紅「そうよ 今は引き篭もりがどうとか言ってられる場合じゃない」

JUM「二人ともこの家から出ちゃったら こいつらの面倒は誰が見るんだ?
    のりは学校行っちゃってるし」

リゼル×5「パパー」

アンクシャ×5「ママー」

真紅「……」

JUM「僕はこいつらからもう目が離せないんだ」

リゼルA「パパー」

JUM「よしよし パパはどこにも行かないぞー」

真紅「なんてこと いつの間にかジュンに父性が芽生えているのだわ」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 14:55:40.89 ID:ne6gYC1kP]
水銀「ちょっと邪魔するわよ真紅ゥ!!」

真紅「水銀燈!? 何よ声を荒げて?」

JUM「おい いきなり来て大声出すなよ! 子供達が怯えるだろ」

アンクシャ×5「パパー」

水銀「そのガンプラ…… やっぱりアンタが元凶だったのね 真紅!?」

真紅「ちょっと落ち着きなさい水銀燈 話が見えないのだわ」

水銀「知らばっくれんじゃないわよ 翠星石と雛苺がさっき私のところに来たの!!」

JUM「あの二人が?」

真紅「予想以上に行動が早いわね」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:02:00.67 ID:ne6gYC1kP]
水銀「それでジオングのガンプラを100個も押しつけて帰っていったのよ」

JUM「100個だと!?」

水銀「こんな遠回しな嫌がらせを考え付くのはアンタぐらいのもんよ!
    私には足の無いジャンクがお似合いって言いたいんでしょ!?」

真紅「そんなことしないのだわ!」

JUM「リックドムの足つけてパーフェクトジオングにしたらいいじゃん」

水銀「そういう問題じゃない!!」

真紅「ちょっと落ち着いて水銀燈 あの二人には私達も手を焼いているのよ」

水銀「!?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 15:07:22.89 ID:31jUNhTg0]
やはり緑は悪だな
赤は正義の味方ですぞ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:08:03.08 ID:UnKF0Xmc0]
ローゼンスレだと思ったらガンダムスレだった

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:09:14.90 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ほら アリスゲームに子供手当てが出ることになったじゃない」

水銀「何それ?」

真紅「貴女まだNのフィールドの掲示板を見てないの?」

水銀「そういうのもあったわね 最近面倒くさいから見てないわ」

真紅「掲示板はこまめにチェックしないと駄目よ
    じゃあ簡単に説明するわね かくかくしかじかというわけなの」

水銀「子供一人当たり一万三千円? 胡散臭いわね」

真紅「でも本当よ ほら私はお父様から13万貰ったのだわ」

水銀「透かしも入ってる 偽札ではない」

真紅「それ地味にお父様に失礼な行為よ」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 15:12:13.29 ID:ARkL6hyiO]
>>47
ムック乙



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:15:33.16 ID:ne6gYC1kP]
水銀「でもやっぱり胡散臭い なーんか胡散臭いわね」

JUM「何が気になるんだよ」

水銀「私達薔薇乙女に子供を作らせてお父様に何の得があるのか
    考えて御覧なさい」

JUM「……」

真紅「あんまり思いつかないわね」

水銀「あのね 大体表舞台に出てこない引きこもり野郎が考えているのは
    世界征服か人類絶滅かのどっちかなの」

真紅「そういうもん?」

JUM「ありがちだが その通りだと思う
    と言うか水銀燈的にお父様を引きこもり野郎呼ばわりはアリなのか?」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:22:34.69 ID:ne6gYC1kP]
真紅「お父様が何か企んでいると?」

水銀「そうよ 最近私たち真面目にアリスゲームしていないじゃない」

真紅「この間なんて金糸雀の家でマリカーして終わったものね」

水銀「お父様も流石におかんむりなのかもしれない」

JUM「ちょっと待てローゼンの目的はアリスじゃないのか?」

水銀「そうだけど お父様の目指す究極の少女ってのは
    具体的には何なのか それすら分かっていないのよ」

真紅「何かとてつもなく凄い少女だってことしかね」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:31:26.50 ID:ne6gYC1kP]
水銀「薔薇乙女の特性から逆算してみると 私達はどうも
    姉妹を倒すのではなく 人間を弱らせる方に重点があるみたいなの」

JUM「?」

真紅「アリスゲームには敗者復活の為のルールが非常に多い
    自分が不利だと知れば指輪の誓いを放棄して
    次の時代のアリスゲームまで棄権することも出来る」

水銀「一方 人間の契約者に対しては不利な条件が多い
    力を吸われ続ければ人形になってしまう
    私と末妹に到っては契約無しで力を吸うことも出来る」

JUM「全然話が分からないんですが どういうこと?」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:38:44.95 ID:lKQ8y1HEP]
ミスティカ作れるならそれで強化しろよとか言っちゃいけないんだろうな

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:39:34.35 ID:3NOC3jNK0]
この銀ちゃん…できる!!

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:40:08.47 ID:jrpNxq/h0]
スレタイに期待して開いたらガンダムスレだったでござる

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:40:14.65 ID:ne6gYC1kP]
水銀「こういう言い方は好きじゃないけど 私達は寄生虫なのよ
    それも人間の力では簡単に駆除できない寄生虫」

真紅「お父様がどういうつもりで私達を作ったのかは知らないけど
    人類に対する悪意だけはひしひしと感じられるわね」

水銀「で その寄生虫に子供を作らせることを奨励し始めた」

JUM「もしかして結構ヤバイ?」

水銀「取り敢えずあんた達人間にとって良いことは無いと思うわよ
    こいつらも結局は人間の力を吸うんだし」

リゼル×5「パパー」

アンクシャ×5「パパー」

JUM「そういえば何だか体が……だるい」

リゼル×5「パパー」

アンクシャ×5「パパー」

JUM「ちょ……ちょっと待てお前ら……パパちょっと疲れちゃったんだ
    少し休ませてくれないか」

リゼル×5「パパー お腹減ったー」

アンクシャ×5「パパー もっと食べたいー」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:48:38.39 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ちょっと あなた達ジュンから離れなさい!」

リゼルA「ママー パパを独りじめするー!!」

リゼルB「パパを一人で食べる気だー」

リゼルC「ずるい ずるい」

リゼルD「ボク達もパパを食べたい」

真紅「く……」

水銀「やばいわね 生まれたてのこいつらの方が本能にストレートよ」

真紅「……」

水銀「どうするの? 処分する気なら手を貸してあげないこともないけど」

真紅「いえ 自分の不始末は自分でするわ」

リゼルE「ママー?」

アンクシャ×5「ママー? パパ食べないの?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 15:52:16.13 ID:azabnjj4P]
良く考えてるな

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:00:05.77 ID:ne6gYC1kP]
JUM「……!」

真紅「良かった 気がついたようねジュン」

JUM「僕いつの間にか気を失っちゃったのか…… そうだ? 子供達は」

真紅「全員処分したわ」

JUM「処分ッ!?」

水銀「真紅に感謝しときなさい 子供10体分とアンタを真紅の中の秤にかけたところ
    アンタの方が重かったってことなんだから」

JUM「……すまなかったな」

真紅「私こそ悪かったのだわ お金に目が眩んで何て愚かなことを」

水銀「安易な考えで子供なんか作るからこういう目に遭うの
    一番可哀想なのは生まれて一日で殺されたこの子達よ」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:01:16.39 ID:8hGZ6RoL0]
道徳のお勉強になっとるがな

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:09:06.13 ID:ne6gYC1kP]
真紅「はぁ……」

JUM「はぁ……」

水銀「ため息つきたくなるのも分かるけど これからがもっと大変
    アホみたいにガンプラを作ろうとしているバカを何とかしないと」

真紅「そうね」

JUM「?」

真紅「赤ちゃんポストに入れられたガンプラは里子に出されるの」

水銀「単純計算でローゼンメイデンが少なくとも57体に増えたことになる
    プリキュアなんて目じゃない とっても素敵な数字ね」

JUM「マジかよ……なんでガンプラとミョウバンごときで」

水銀「それがお父様の恐ろしいところよ
    見た目の軽さで行いの重さを誤魔化している」

真紅「私達だってそうよ 見た目が少女じゃなきゃ
    人の命を吸う怪物だなんて誰だって手元に置こうだなんて思わない」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:18:31.52 ID:ne6gYC1kP]
――― 数日後・Nのフィールド ―――

翠星「かっかっか 笑いが止まらんですぅ」

雛苺「ガンプラを運ぶだけでお金が舞い込んでくるの」

翠星「ボロい商売です さぁ雛苺ドンドン出荷するですよ」

雛苺「今日も金糸雀に百式とジ・Oを20体ずつ送るわ」

翠星「金糸雀の家もなんだかんだでカツカツですからね
    必死こいてガンプラ作ってくれるです」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:19:54.93 ID:wfdl5BHRO]
この流れからスレタイの流れにどう持っていくのか……







乗っ取られただけだから
スレタイの流れになるはずもないか

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:28:30.59 ID:ne6gYC1kP]
雪華「翠のお姉様 ミスティカを持ってきました」

翠星「お 今日も定刻どおりですか 感心ですぅ
    代金はいつもの所に置いてあるから勝手に持って帰るがいいです」

雪華「これからも御贔屓に」

雛苺「面倒なミスティカ作りは雪華綺晶に任せちゃう
    これが ぶ……ぶん…… えーと?」

翠星「分業です! 白薔薇のフィールドはミョウバンの産地ですからね
    あそこで直接結晶を作らせればいちいちミョウバンを薬局とかで買うよりも安上がりです」

雛苺「そう! 分業なのよ!!」

翠星「雪華綺晶はミョウバンの買い手が見つかって儲かるし
    私達は安く買いつけたミョウバン結晶もとい偽造ミスティカにマージンをつけて
    ガンプラとセットにして売りつける! 資本主義の基本ですぅ」

雛苺「エコノミックメイデン万歳なのー」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:31:22.09 ID:3NOC3jNK0]
こいつら…

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 16:31:45.17 ID:syoaNEcr0]
ひでぇwwwwwwwww

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:35:33.41 ID:/EnmlWxX0]
こいつら・・・できる

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:36:57.46 ID:ne6gYC1kP]
翠星「そう言えば水銀燈から連絡はあったですか?
    ジオング100体 そろそろ出来上がる頃ですが」

雛苺「ぜんぜん音沙汰ないのよ」

翠星「水銀燈のことですからジオングには親近感持って
    勝手に作ってくれるかと思ったのですが……」

雛苺「でもあんまり深く説明すると水銀燈は賢いから
    ヒナ達の思惑を全部分かっちゃうの」

翠星「ま 触らぬ神にタタリ無しです ジオング100体は少し痛い初期投資でしたが
    それを回収しようとして眠れる獅子の尾を踏むのもバカバカしいです」

雛苺「うぃ!」

翠星「それじゃあ翠星石は今日も蒼星石に話をしてくるです
    今日こそは首を立てに降らせるですよ」

雛苺「あいと! あいとーなの!」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:48:12.98 ID:ne6gYC1kP]
――― ジュンの部屋 ―――

蒼星「良かった もっと早く君に相談すべきだった」

真紅「双子のことだから相談しづらかったのは分かるけど
    私達も貴女達と姉妹なのよ もっと信用して頂戴」

蒼星「ごめん 僕だけで翠星石の目を覚まさせることが出来ると思ってた」

真紅「それは難しいわね 普段ヤンジャンを隔週で買うのが精一杯だった子が
    突然10万単位のお金を簡単に稼ぐ方法を手にしたのよ」

蒼星「どうにかなってしまう方が自然か……」

JUM「真紅ですら金に目が眩んでいたからな」

真紅「代償はお金で払えないけれどもね」

蒼星「それで これが翠星石が今日持ってきた新しいチラシなんだけど」

JUM「どれどれ……」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:51:40.97 ID:Cocq4hBlO]
雪華綺晶は悪くない・・・、悪いのは翠星石達なんだ・・・

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 16:54:37.51 ID:dFeaBIuM0]
ちょっとミョウバン買ってくる

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:56:17.74 ID:Cocq4hBlO]
雪華綺晶にミョウバン買取りの契約してくる

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 16:58:59.72 ID:q9Fjob4sO]
真紅様のフィギュアにミョウバンを入れねば

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:01:53.31 ID:qCcIqYKW0]
面白い記念

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:04:23.69 ID:ne6gYC1kP]
★自宅で出来る簡単なお仕事です★

送られてくるガンプラを作って(素組みでOK)
ミョウバンを入れるだけで一体当たり1000円で買い取ります

今ならガンプラ製作初心者の為の説明会も行います
またこの時期だけのガンダムUC大特集!!

☆第一弾 アッシマーとジェガンからアンクシャを作る方法
☆第二弾 ラプラスの魔とラプラスの箱の関係に迫る!!
☆第三弾以降は現在企画中

その他楽しみながら仕事も出来る各種イベントを多数ご用意

☆ガンプラ改造大会 優勝作品は高価買取

☆姉妹に紹介してみませんか? 一人紹介するごとにキャッシュバック


先輩の言葉

最初は半信半疑だったんです
だって私本当に不器用で絵を描いても誰にも分かってもらえないぐらいで……
でも ここの親切丁寧な説明にしたがってガンプラを作ったら
ちゃんと1000円で買ってくれたんです

それがもう嬉しくて嬉しくて
いつの間にかお金目的じゃなくて買ってくれる人の為にガンプラを作る毎日です
好きなモビルスーツはビギナ・ギナです

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:12:59.85 ID:ne6gYC1kP]
真紅「うわぁ……」

JUM「これはひどい」

蒼星「もうね さすがの僕でもこれには参ったよ」

真紅「心中察するわ」

蒼星「しかも僕がなかなかイエスといわないから最近は搦め手を使ってきてる」

JUM「搦め手?」

蒼星「マスターの方にちょっかい出してるらしいんだ」

JUM「結菱さんってガンダム分かるのか?」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:17:31.12 ID:ne6gYC1kP]
蒼星「いや分からないけど ガンプラ作りはボケ防止にいいからだとか
    この方法なら必要なものは全部送られてくるから簡単だとか
    しかも出来上がったのを買い取ってくれるからお得だからとか」

真紅「でも 貴女のところはお金に困ってないんじゃないの」

蒼星「それはそのとおりだけどさ ある程度お金を持ってる人ってのは
    もっとお金を欲しがるものなんだよ マスターだってどうせ手を動かすなら
    ただの趣味より少しでも実入りがある方を選ぶ」

JUM「そりゃそうだ」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:21:35.82 ID:ne6gYC1kP]
水銀「ただいま」

真紅「あ お帰り水銀燈」

蒼星「水銀燈!?」

水銀「蒼星石? ここに居たのね 良かった探す手間が省けた」

JUM「蒼星石は大丈夫だ 自分から僕達のところに翠星石の件で相談に来た」

水銀「そう 金糸雀の方は駄目だった 完全に翠星石に取り込まれてる
    逆にこっちがガンプラのネズミ講に誘われた」

真紅「重症ね」

水銀「重症もいいところよ 喋っている間ずっと目が$マークだったわぁ」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:23:52.64 ID:3NOC3jNK0]
やべえ容易に想像できる



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:27:58.51 ID:ne6gYC1kP]
真紅「あと確認が取れていないのは白薔薇ね」

水銀「末妹もアウトっぽいわよ 一生懸命Nのフィールドでミョウバンを運んでいるのを見かけた
    話しかけたら逃げられたから 詳細は分からないけど……」

JUM「まともなのはここにいるやつらだけか」

水銀「それともう一つ悪いニュースがある」

蒼星「?」

水銀「すぐそこでこれを捕まえたわ」

ガルバルディβ「パパー ママー」

JUM「!」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:30:21.71 ID:Cocq4hBlO]
育児放棄・・・

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:32:31.15 ID:8hGZ6RoL0]
ぴんくはともかく緑ならやり可燃わ・・・

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:34:02.53 ID:ne6gYC1kP]
蒼星「これは……!?」

水銀「ローゼンメイデンがガンプラを作ってミョウバンの結晶を入れると
    ガンプラがこうなっちゃうの」

蒼星「どうして……」

水銀「お父様の模倣ね 完成度は全然違うけど」

真紅「ミョウバンは簡易的な偽造ミスティカに過ぎないけど
    子供手当ての申請をするにはこれで十分ということ」

JUM「でも あいつら赤ちゃんポストにガンプラを捨てているはずじゃ?」

水銀「里子に出されたガンプラが逃げ出した……あるいは
    命を吸われている事に気付いた里親が捨てたってとこかしら」

蒼星「なんてことだ」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:40:10.92 ID:ne6gYC1kP]
ガルバルディβ「パパー お腹減ったー パパーちょうだい!」

JUM「く……!?」

真紅「まずい! 空腹に耐えかねてジュンの命を」

水銀「仕方ないわね」

蒼星「水銀燈!? 何を?」

水銀「私がこの子を拾った時には既に餓死寸前だった
    放っておけば今時分には死んでいたはず」

ガルバルディβ「ママー? ママもパパ食べる?」

水銀「残念だけど 私はあなたのママじゃないわぁ」

ガルバルディβ「ママー?」

水銀「お互い不運よね 親がバカだと」

ガルバルディβ「マ……」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:43:13.86 ID:3NOC3jNK0]
うわああああああああああああああああああああああああ

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:47:29.93 ID:ne6gYC1kP]
ガルバルディβ「……」

JUM「死んだのか」

水銀「ええ 私が殺した」

蒼星「……」

真紅「殺すという言葉はあまり使いたくは無い
    でも相手がガンプラと言え 私達がやっているのはまさにそれなの」

蒼星「翠星石達はこのことを……?」

真紅「多分まだ把握してはいない いくらなんでもこのことを知ってまで
    彼女達がこんなことを続けるとは思えない」

水銀「分からないわよ ガンプラは所詮ロボットつまり無機的な形だから
    それが動かなくなったところで罪悪感は無いかもしれない」

JUM「これがシルバニアファミリーとかリカちゃん人形なだけでも
    気持ち的には更にきつくなるからな」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:47:39.62 ID:Cocq4hBlO]
なんということだ・・・

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:51:25.48 ID:lKQ8y1HEP]
キレイな水銀燈だな

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 17:58:36.48 ID:ne6gYC1kP]
真紅「はぁ……」

JUM「はぁ……」

蒼星「はぁ……」

水銀「だから溜息してる場合じゃないってば いい加減翠星石達を取り押さえないと」

JUM「どうやって? 子供手当ての受け渡し現場を取り押さえようにも
    そういったやり取りは人工精霊とかラプラスの魔の仕事だろ」

水銀「でも翠星石本人が確実にやって来るであろうところがまだある」

蒼星「……僕の出番か」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:04:27.53 ID:ne6gYC1kP]
――― 翌日・薔薇屋敷(結菱邸) ―――

翠星「蒼星石ぃ 今日も来たですよー! 今日こそは何としてでもウンと言ってくれでーすっ」

蒼星「やあ 待ってたよ」

翠星「お? いい返事です やっとガンプラ作ってくれる気になったですか?」

蒼星「詳しい話は奥で 見せたいものもあるから」

翠星「?」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:07:52.60 ID:ne6gYC1kP]
ガルバルディβ「……」

翠星「お? なんですかこれガンプラじゃないですか
    蒼星石ったら気が早いですねぇ 自分でガンプラ買わなくてもちゃんとこっちで用意するですよ」

蒼星「君はこれに見覚えが無いのかい」

翠星「? 全然知らねーですぅ」

蒼星「そうか……」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:11:24.58 ID:3NOC3jNK0]
なんという

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:15:13.84 ID:ne6gYC1kP]
蒼星「この子はね 赤ちゃんポストに入れられて 里子に出されて
    それでもそこを追い出されて 水銀燈に拾われて
    それでも……生きていくことを許されなかった」

翠星「ちょ……ちょっと待ってくれですよ 赤ちゃんポストに入れられた
    ガンプラはちゃんと適格のある里親(マスター)に出されるはず……」

蒼星「君はこの数日の間に何体いや何十体のガンプラをポストに入れた?
    それら全てが一様に僕のマスターやジュン君達みたいな恵まれた里親に会えたと?」

翠星「だってそれは……お父様が」

蒼星「責任をお父様に擦り付けるのかい? 君だって赤ちゃんポストが出来た当時は
    こんなの抜け穴だらけのザル法ですぅ……て言ってたじゃないか」

翠星「……」

蒼星「その結果がコレだ」

ガルバルディβ「……」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:20:17.01 ID:Cocq4hBlO]
重いな

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:21:12.33 ID:ne6gYC1kP]
翠星「じゃ……じゃあもうガンプラを赤ちゃんポストに入れるのはやめるです」

蒼星「やめてどうする?」

翠星「え……ええと」

蒼星「この期に及んでまだ金策をするのかい」

翠星「うう……だって だって一万三千円ですよ!
    ガンプラ一体死んだって全然おかしく無い金額です」

蒼星「やっぱり命の値段を計算していたか 目を醒ますんだ翠星石
    明らかに君は思考がおかしくなっている 良く考えるんだ」

翠星「良く考えるのは蒼星石の方です お金は大事です!
    お金さえあれば何だってできるです」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:23:25.30 ID:7adckbMT0]
腐ってやがる…水を与えすぎたんだ…

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:27:25.08 ID:3NOC3jNK0]
            ,.-────_人人人人人人人人人人人人人人人_
          /      .:.:.:.::::>    その結果がコレだよ!!   <
         /     .:.:.:.:.:::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
        ./     .:.:.:.:.::::::::::::::::::::::」_        _ --―-- 、_ _
       〈   , -一'"´   _ __ _   ``)     ,イ´'^⌒" ゛-、* ヾ` 、
      ヽ/.:.::::::: :., .:.:.::::::::::::::::::::::.:.ヽ 〈   /          ヽ  ヽ \
      _ノ´.:.::::::::.:/.:::l::::.ヽ.、:.:.::::::::.ヽ:.:ヽト、 / ,   /  ,    ヽ *ヽ ヽ
    < .:.:.:.:.::::, .イ .:.:.:j.::lト、トト、.:、:.:.::::::`,:::j::| i  イ / / ,/,  j   、ヽ  i   ヽ
      \_, イ .:.::i.:.::::/:/__,.   ` ー=ュ、l:::|/ {  j,ル'_/,ィ//  ム  ト l   ト  ヽ
       `i1.:.:.:::|;:ィイ/(ヒ_]     ヒ_ン l::〈  l  /,ィ'_,!'´ノィ' ,ィリ!__ト  l 〉 * lイ´| ̄
          |ト、.:.::|.::::| '"  ,___,   "' !::/  ソ ! (ヒ_] // ヒ_ン )ヾ,リ {  { l l
         |l.::ヽ.:!.::::l    ヽ _ン    ノ/   ヽ!', "  ,___, "   イ/}   } l l
        ト、.::.ミ.:.:::::、       /l      ト    ヽ _ン   ノイ j * .イ l l
           `ヘ.:.>,、 _____, ,.イ:::/     ノ `ー 、  ____ . , イ´ ノ  .ノ l l l

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:28:05.73 ID:ne6gYC1kP]
翠星「お金さえ……お金さえあれば どっか遠くの南の島でも買って
    翠星石達のマスターとしてチビ人間のようなニートどもをはべらせて
    そこで薔薇乙女全員でぬるぬると暮らせるです」

蒼星「……誰も傷つかない理想的な世界だね」

翠星「そうです もう翠星石は誰とも戦うのは嫌です これはそのために必要な……犠牲です」

蒼星「なら僕達も必要な犠牲ということになる」

翠星「へ?」

蒼星「これはまるでガンプラを使ったアリスゲームだ
    お父様は君 アリスはお金だ」

翠星「……」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:31:24.09 ID:En2o3PV+0]
雛が黒幕だなこりゃ



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:31:34.05 ID:wfdl5BHRO]
若者のできちゃった婚に巻き添え喰らった子供の話か
子供手当に目が眩んで子作りし過ぎた夫婦の話か

どっちとも見て取れるような気がしないでもないでもないかもしれない

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:33:45.48 ID:ne6gYC1kP]
蒼星「お父様の真意までは 僕には到底分かるものじゃないけど
    少なくとも僕達の犠牲の上に成り立つものだと思っている」

翠星「……」

蒼星「もう分かってるんだろう 間違いを認めることは恥じゃない
    間違いを隠そうとすることが恥なんだ」

翠星「……」

蒼星「普段見たことが無いような大金を急に手にして
    君は少しおかしくなっていただけ それだけのことさ」

翠星「……」

蒼星「さ 真紅達に謝りに行こう 僕も一緒に行くから」

翠星「はい……です」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:38:09.63 ID:ne6gYC1kP]
真紅「おめでとう」

水銀「おめでとう」

JUM「おめでとさん」

結菱「おめでとう」

翠星「え……? みんな?」

蒼星「ゴメン 皆にはついたての裏にずっと居てもらってたんだ」

翠星「そ……それじゃあ 今の話は全て」

真紅「ええ 聞いていたのだわ」

水銀「あんたにしちゃあ上出来よ よく自分の非を認めた」

JUM「ああ もっとごねるかと思っていたが」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:39:20.64 ID:3NOC3jNK0]
( ;∀;)

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:41:42.52 ID:qCcIqYKW0]
読んだことなかったけど買いたくなった

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:42:13.50 ID:En2o3PV+0]
人形補完計画だたのか

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:43:16.62 ID:ne6gYC1kP]
翠星「す……すまなかったです」

水銀「それはもういいってば ただアンタにも責任はとってもらう
    それはこれからよ」

翠星「責任?」

真紅「先ずは雛苺も呼んで頂戴 それに今まであなた達がポストに押し込んだ
    ガンプラ達の内訳も教えて頂戴」

翠星「そういうことなら 私達のNのフィールドのアジトに案内するです
    そこにガンプラ達の出荷……いや あの子達を捨てた記録が……」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:49:28.42 ID:ne6gYC1kP]
――― Nのフィールド ―――

雪華「そんな 買い取り価格をまた下げられては私はやっていけなくなります お姉さま」

雛苺「嫌なら他所をあたればいいの〜 Nのフィールド産なんていう怪しげな
    ミョウバン結晶を買ってくれるところが見つかればいいわね」

雪華「お願いします せめてもう少し買い値を」

雛苺「駄目なのよ ウチがこうと言ったからにはこの値段でしかミョウバンは買わないの」

雪華「おお……私に首吊れと言いますか? お姉さま」

雛苺「イシスの商人風に言ってもダメなものはダメなの」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:53:13.29 ID:Cocq4hBlO]
私がミョウバンを買うぞ雪華綺晶!

だから早くnのフィールドの入口を教えろ

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:54:43.08 ID:ne6gYC1kP]
翠星「雛苺……」

雛苺「あ 社長! 困ってたところなの 出入りの業者がミョウバンの買値に文句を」

雪華「社長 お願いします」

翠星「ああ もうその社長ってのもやめるです」

雛苺「どうしてなの? 海馬瀬人 村岡隆に肩を並べて
    世界三大社長になるって言ってたのは翠星石よ」

水銀「ちょっと見ないうちにものの見事に資本主義の豚と化してるわね」

真紅「無様ね」

雪華「黒薔薇のお姉様?」

雛苺「真紅?」



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:55:29.49 ID:lRvevJVi0]
ダッチワイフではなく女の子です

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:59:16.49 ID:ne6gYC1kP]
翠星「翠星石は目が醒めたのです 命を切り売りして儲けようだなんて」

雛苺「?」

雪華「?」

翠星「要するにこの商売はもうたたむです」

雛苺「どうして?」

翠星「雛苺には分からないかもしれませんが 私たちは悪いことをしちゃってたんですよ」

雪華「そんな 私はミョウバン採掘の為に重機まで買ったのに」

翠星「そこまで面倒は見切れんです ただ 雪華綺晶まで巻き込んで悪かったですね」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 18:59:57.64 ID:wfdl5BHRO]
イシスじゃなくてアッサラームだな

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:01:18.32 ID:Cocq4hBlO]
きらきーだけ救われねぇ・・・

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:07:25.28 ID:ne6gYC1kP]
真紅「そういうことなの 雛苺 あなたには帰ったらゆっくりと話してあげる お説教を兼ねてね」

JUM「翠星石? 出荷台帳とやらはどこだ?」

翠星「これです」

水銀「見せてみなさい」

――― ガンプラ出入票 ―――

○月×日

ジオング100 水銀燈に送付

マラサイ50 金糸雀に送付
ハンブラビ30 金糸雀に送付


○月△日

ミョウバン200 入荷
ミョウバン100 金糸雀に送付

メッサーラ20 金糸雀に送付

バウ50 自社組み立て ポストへ出荷




116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:13:53.46 ID:Cocq4hBlO]
金糸雀忘れてたwwww

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:14:01.87 ID:ne6gYC1kP]
○月□日

ミョウバン150 入荷

マラサイ50
ハンブラビ30
メッサーラ20 金糸雀より受領 ポストへ出荷

百式20
ジ・オ20
ミスティカ40 金糸雀へ送付

ビギナ・ギナ30 自社組み立て ポストへ出荷


○月☆日

百式20
ジ・オ20 金糸雀より受領 ポストへ出荷

Zガンダム80
ミスティカ80 金糸雀へ送付

――― ガンプラ出入票・ここまで ―――

水銀「改めて見ると壮絶ね」

JUM「少し吐き気がするな」

翠星「反省してます」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:20:41.13 ID:ne6gYC1kP]
真紅「何とかなりそう? 水銀燈」

水銀「きついかもしれないけど ちょっと真紅のマスター?」

JUM「?」

水銀「ポストに出された子の中でどのガンプラが厄介」

JUM「強さ的にはジ・オとビギナ・ギナかな あんまり詳しくないけど ただ……」

真紅「ただ?」

JUM「Zガンダムはヤバイ マジやばい 原作的に怨念を吸う特性があるらしいから」

翠星「でも それはまだ金糸雀に送ったばかりですから 完成していないはずです」

水銀「ミスティカも送っているのよね…… 一体でも完成していると事だわ
    金糸雀のところへ行かないと」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:25:10.66 ID:Cocq4hBlO]
支援

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:27:46.98 ID:ne6gYC1kP]
――― 草笛宅 ―――

金糸「……」

水銀「呼び鈴を押しても反応が無いから……」

真紅「勝手に入ったのはいいけれど この有様は一体?」

雛苺「金糸雀が死んでるの」

JUM「気絶しているだけだろ」

翠星「こっちにはZガンダムが80体完成しているです」

蒼星「でもミスティカはまだ入っていない どうやらギリギリセーフのようだね」

金糸「……」

雛苺「現場確保なの」

JUM「チョークで金糸雀の周りを縁取るな 縁起でもない」

翠星「取り敢えずミョウバンは雪華綺晶に返すです ほれ」

雪華「今更返されても……」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:34:46.80 ID:ne6gYC1kP]
JUM「これらから推理される事柄は……」

水銀「ぶっ続けでガンプラ作りまくって失神したんじゃなぁい?」

真紅「でしょうね」

翠星「どうするです?」

水銀「金糸雀が目を覚ますのを待っていても仕方ないし
    Zガンダムを全て持って真紅の部屋へ撤収よ」

JUM「正確には僕の部屋だけどな」

金糸「……」

雛苺「了解なの」

水銀「それから真紅のマスターは プラモ屋に行ってガンダムで強そうな奴買ってきて」

JUM「……分かった」

水銀「雪華綺晶はそのミョウバンを全部持ってついて来て 途中で捨てるんじゃないわよ」

雪華「はい」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:40:31.76 ID:lKQ8y1HEP BE:1640856375-2BP(50)]
sssp://img.2ch.net/ico/sasugabro32.gif
……

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:43:55.17 ID:ne6gYC1kP]
――― ジュンの部屋 ―――

JUM「買ってきたぞ マスターグレード ターンエーガンダムだ」

翠星「でか…… これもガンプラですか?」

JUM「まあな 真紅や翠星石達が作っていたのより一回り大きい上に複雑だから作るのも少し大変だ」

水銀「で 強いの?」

JUM「多分 最強」

真紅「コレをみんなで作るの? 水銀燈」

水銀「そうよ 誠心誠意真心を込めてね」

翠星「作ってどうするです?」

水銀「今更 この事態を綺麗ごとで収めるのは無理よ
    これからやることは翠星石達がこれまでしてきたことよりも最低で最悪のえげつない行為
    だからこそ全員でその罪を共有してもらう」

雛苺「?」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:46:15.24 ID:AAMQaig50]
ストフリ買ってこないか心配したけどよくやった

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:49:27.57 ID:mQTKEMZ70]
全てを封印するのか…

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:50:18.27 ID:ne6gYC1kP]
真紅「アリスゲームをさせるのね」

水銀「その通り このターンエーにアリスゲームを教育する
    そして他のガンプラ達を全てこの子に殺させる」

翠星「そんな……!」

水銀「これが責任を取るということよ翠星石 もう後戻りは出来ない」

JUM「ガンプラを全部……処分しないとダメなのか」

水銀「あれは子供なんて作るはずの無い寄生虫がばら撒いた害虫
    人間を守るためには一つとして生かしてはおけない
    いつ どこで誰がガンプラに命を吸い殺されるか分かったもんじゃない」

雪華「……」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 19:58:17.32 ID:ne6gYC1kP]
水銀「さ やることが分かったのなら始めて頂戴 あんまりのんびりしてもいられないの」

JUM「ああ……」

蒼星「水銀燈 ミョウバンの準備が出来たよ」

水銀「そう じゃあそっちは雪華綺晶と翠星石と雛苺にお願いするわ
    私もこっちのボディ製作が一息ついたら すぐ行く」

雛苺「うぃ……」

翠星「このミョウバン溶液をどうするですか」

蒼星「ここに放っておく そうすれば段々と結晶が出来てくるんだけど
    冷蔵庫ではなく外の気温でゆっくり冷やせばいつもより大きくて綺麗な結晶になる」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:01:16.10 ID:Tm2PEHX+O]
こんなに面白いローゼンSSは久しぶり
ガンダム詳しくなくても面白いのがすごい

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:03:59.53 ID:W636QavaO]
水銀燈が結晶に優しい言葉を掛け続ける所を想像したらもう

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:07:08.38 ID:ne6gYC1kP]
雪華「時間がかかるのですわね」

蒼星「まあね」

雛苺「放っておくだけなのに ヒナ達は何をするの?」

蒼星「この時に溶液に向かって『ありがとう』とか語りかけてあげると
    もっと綺麗な結晶ができるらしい」

翠星「なんですかそりゃ お湯の方が早く凍るとか並にワケ分からんです」

蒼星「確かにそうだけど これは これから同族殺しをさせるためだけに生まれてくる命の結晶だ
    それに対して僕達が言うべきことはあるだろう?」

水銀「そういうこと とても『ありがとう』だなんては 口が裂けても言えないけどね」

雪華「黒薔薇のお姉さま」

水銀「翠星石 雛苺 蒼星石に雪華綺晶 皆して口に出す必要は無いわ
    ただ祈るだけでいい この子の魂が出来上がる間 ただ祈るだけで
    祈りの言葉は言わなくても分かるわよね?」

翠星「……勿論です」

雛苺「うん」

蒼星「じゃあ始めるよ」



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:08:25.09 ID:Cocq4hBlO]
雪華綺晶が成長するミョウバン結晶を見ながらニマァってする所を想像したらもう

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:09:49.60 ID:ne6gYC1kP]
水銀『
翠星
蒼星     ごめんなさい
雛苺
雪華                 』

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:11:41.79 ID:7adckbMT0]
みんないいこだ

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:12:59.47 ID:ne6gYC1kP]
JUM「流石マスターグレード ちょと疲れてきたな」

真紅「休んでもいいわよジュン」

JUM「珍しいな お前が優しいだなんて」

真紅「集中力を欠いた状態で ターンエーに欠陥でも作られたら困るもの」

JUM「そういうことかよ」

真紅「そういうこと」

JUM「ならちょっと横にならせて貰うが 困ったことがあればすぐに起こしてくれよ」

真紅「ええ」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:18:36.77 ID:ne6gYC1kP]
真紅(ジュン あなたにはマエストロの片鱗がある
    あなたが精魂込めて作ったというだけでも この子は強い存在となる)

水銀「結晶の方は順調よ こっちは?」

真紅「ジュンを休ませたのだわ」

水銀「そう」

真紅「このガンプラの説明書を読んだのだけど
    ターンエーは元からしてかなり強烈なマシンのようよ」

水銀「知ってるわよ 私もさっき取説こっそり読んだもの
    文明を1〜2回ぐらい終わらせるのもターンエーなら簡単なんでしょ?」

真紅「あくまで原作での話で ガンプラとしては別物だけど……
    ジュンがあまり熱を入れすぎると想像以上に強くなる可能性もある」

水銀「痛し痒しね アリスゲームには勝ってもらわないと困る
    しかし私より強くなられても困る」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:18:58.14 ID:lKQ8y1HEP BE:1640856375-2BP(50)]
sssp://img.2ch.net/ico/sasugabro32.gif
お湯のほうが凍りやすいは結局ガセでいいのか

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:22:56.40 ID:ne6gYC1kP]
真紅「やっぱり最後のけじめは自分でつけるつもりなのね水銀燈」

水銀「そりゃそうでしょ この作戦を言い出したのは私だもの
    言いだしっぺの責任はちゃんと取るわ」

真紅「辛いことばかり任せてしまうわね」

水銀「いいのよ こっちにだって思惑はあるし」

真紅「?」

水銀「私はターンエーに愛情を注いでアリスゲームを教育するつもりよ
    それこそお父様が私にしてくれたように」

真紅「水銀燈……」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:28:52.79 ID:ne6gYC1kP]
――― 翌日・昼 ―――

JUM「僕が寝ている間に完成させちゃったのか?」

真紅「ええ 完璧なのだわ」

翠星「ミョウバンも一晩中祈り続けたら こんなに大きくなったです」

蒼星「僕達の気持ちが通じたのかな?」

雪華「それじゃあ ターンエーにミョウバンを入れます」

ターンエー「……」

雛苺「あ 動いたの」

水銀「……」

ターンエー「マ……マ?」

水銀「ええ そうよ」

ターンエー「ママー」

水銀「こんにちは赤ちゃん 私がママよ」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:34:19.51 ID:ne6gYC1kP]

風呂と食事休憩と 続き考えなきゃだから一時間休む


訂正 >>108 イシス→アッサラーム
    >>69 首を立てに降らせる→首を縦に振らせる

あと細かいのはお察しください

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:34:21.55 ID:uwHFqX5E0]
ローラ「お母様……?」
というのが瞬時に浮かんでしまった



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:37:35.35 ID:Cocq4hBlO]
細かいことは気にしない

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 20:37:39.95 ID:0vgAEk6G0]
何故だ……ターンエーが、可愛ゆすぎるwwww

萌えたっw!!

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 20:44:55.80 ID:Tm2PEHX+O]
>>136
マイナスにまで冷えた物にお湯をかけると水よりも早く凍る現象があるけど
その事じゃない?

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 21:13:54.96 ID:4CRk1XO10]
ほしゅ

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 21:32:07.37 ID:gmtvczPu0]


146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:34:26.57 ID:ne6gYC1kP]
――― 三日後・赤ちゃんポスト前 ―――

ターンエー「どうして ママ どうしてボクを捨てるの?」

水銀「残念だけど 私が求めたアリスにお前はとどかなかった
    今まで多くのガンプラを作リ続けて お前こそはと思ったのだけれども……
    やはりミョウバンミスティカをガンプラに分けすぎたのかもしれない」

ターンエー「みすてぃか? なんですかそれは? ママ?」

水銀「実はお前には兄弟がいるの 沢山の兄弟が」

ターンエー「そう言えば 生まれたときから とおくにママいがいのだれかを感じていた」

水銀「おお……ターンエー 私の可愛いターンエー なんてこと お前には兄弟を感じる力があるのね」

ターンエー「兄弟? この感じが……兄弟?」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 21:35:29.43 ID:31jUNhTg0]
なんか水銀の喋り方が

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:35:35.63 ID:ne6gYC1kP]
水銀「兄弟達に分けられたミスティカを全て一つに戻せば あるいは……いいえ よしましょう
    アリスになれなかったお前には これ以上話しても仕方が無いこと」

ターンエー「兄弟のミスティカをボクが集めれば ボクはアリスになれるの?」

水銀「もしかしたらだけどね」

ターンエー「ボクがアリスになればママはボクを愛してくれるの?」

水銀「私はアリスを追い求める ただそれだけよ ごめんねターンエー 私の可愛いターンエー」

ターンエー「やめてママ ボクを捨てないで ボクのママをやめないで」

水銀「ごめんねターンエー 愛しているわ さようなら」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:38:11.12 ID:ne6gYC1kP]
水銀「……」

真紅「これで良かったの?」

水銀「覗きとは感心しないわね」

真紅「すぐ傍の私の気配に気付かないくらいターンエーに話し込んでいた
    それだけの思いを掛けながら……」

水銀「言ったでしょ ターンエーは他のガンプラを駆逐するためのただの道具
    さしずめゴキブリを狩るアシダカグモってトコかしら」

真紅「無理に酷い言葉を使わなくてもいいのよ 私達の子でしょう?」

水銀「子供? 言ったでしょ? ガンプラは所詮ロボット 動かなくなろうと罪悪感は無い
    それがゴキブリ程度の存在なら尚更だわ」

真紅「そしてゴキブリが全て居なくなったあとは あなたがクモを殺す」

水銀「……」

真紅「本来なら それは私か翠星石……子供手当てに目が眩んだ者達のけじめ」

水銀「この作戦の立案者は私 だから私が責任を取ると……これも前も言ったけど?」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:38:22.70 ID:uwHFqX5E0]
この∀は御大将になるのかとおもったらアスカフラグだったwwwww



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:43:05.87 ID:ne6gYC1kP]
水銀「きっと他にもいい方法はあったはず でも私は敢えて
    ガンプラ達にもアリスゲームをさせる作戦を選んだ」

真紅「……」

水銀「そして私はこの三日間 ターンエーに愛情を注いだわ」

真紅「お父様があなたにしたように……よね?」

水銀「ええ」

真紅「ターンエーとの別れの時の言葉 随分と芝居がかっていたけど
    似たようなことをあなたはお父様に言われたのかしら」

水銀「さあね 真紅 あなたはどうなの?」

真紅「さあ 私も良く覚えていないのだわ」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 21:44:32.35 ID:lBbhbMJxP]
なんという良スレ
開いてよかった

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:45:34.50 ID:uJqh+E06O]
全てを駆逐し終え、最後に向かってくる水銀燈に
「猛々しい!結構な事ではないか!」
って言い放つところまでは想像出来た

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:50:03.09 ID:ne6gYC1kP]
水銀「慣れない母親役をやったもんだから疲れてるの もう自分の家に帰っていいかしら?
    あの子なら他のガンプラを全部倒すのに一週間とかからないはず
    それまでにこっちも体調を万全にしておかなければ」

真紅「……」

水銀「じゃあね」







真紅「……他にもいい方法か 無いわね残念ながら」





155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 21:51:39.54 ID:dFeaBIuM0]
銀様かっこよすぎだろjk

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 21:55:24.66 ID:ne6gYC1kP]
――― ジュンの部屋 ―――

JUM「どうだった水銀燈は?」

真紅「微妙なところね 私の前では強がってはいたけど」

翠星「なんで水銀燈だけがこんなに背負い込むんですか?」

雛苺「一番悪いのはヒナ達なのに」

真紅「水銀燈が考えていること 少しは私にも分かる」

蒼星「?」

真紅「彼女は迷っている 自分がお父様に対して捧げる感情をどれにするか」

翠星「捧げる感情?」

蒼星「簡単に言えば好きか嫌いかって事さ」

真紅「そこで敢えて自分と同じ境遇にターンエーを置いた」

JUM「それってつまりは実験ってことか? 自分の為の?」






157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:01:49.62 ID:ne6gYC1kP]
真紅「ええそうよ そしてそれは あまりにも自分勝手なことだと……
    誰かに言われるまでもなく自分で分かっている そんな顔をしていたのだわ」

JUM「はぁ……」

翠星「はぁ……」

雛苺「……」

蒼星「まあまあ いずれにせよ もうすぐガンプラ事件は片がつくんだ
    少しは気を取り直そう 最近溜息ばかりだ 君達は」

JUM「そうは言っても流石になあ……」

翠星「後悔先に立たずとは まさにこの事ですぅ」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:12:09.56 ID:ne6gYC1kP]
――― 一週間後・有栖川病院 ―――

水銀「……来たわね 行かないと」

めぐ「水銀燈? どうしたの こんな夜中に」

水銀「起きてたの めぐ」

めぐ「行くってどこに?」

水銀「別にどこでもないわよ 今日は満月が綺麗だから
    ちょっと夜の散歩に行こうかなって」

めぐ「散歩? 本当にただの散歩?」

水銀「しつこいわね 今までだって夜の散歩ぐらいしてたじゃない」

めぐ「でも今日の水銀燈は 何か変」

水銀「別に 私はいつでもこんな感じよぉ
    ほら あんたはさっさと寝てなさいな」

めぐ「私が目を覚ました時には……帰ってきてるわよね」

水銀「……当然よ」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:14:07.00 ID:WcdOjJm50]
支援

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:20:09.94 ID:ne6gYC1kP]
――― 満月の見える丘 ―――

ターンエー「ママ…… ごめんなさい ママ」

水銀「謝ることはないわ 何パターンかは この時の事を想像していたけど」

ターンエー「ボクはアリスになれませんでした」

水銀「流石にこればっかりは無いと思っていた あんたにしちゃあ上出来よ」



水銀燈 1体

VS

ターンエー 1体
マラサイ 50体
ハンブラビ 30体
メッサーラ 20体
百式 20体
ジ・オ 20体
ガルスJ 25体
デナン・ゾン 25体
ビギナ・ギナ 30体






161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:21:09.90 ID:dFeaBIuM0]
これはひどい

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:21:36.49 ID:31jUNhTg0]
水銀無双か…

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:26:11.45 ID:X6vhfq+v0]
兄弟だもんな…。

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:26:23.25 ID:ne6gYC1kP]
ターンエー「愛してるママ でも ごめんなさい」

水銀「謝ることはないって言ってるでしょ」

ガンプラ×220「ママ…… ママ……」

ターンエー「さいごに聞かせてください ママはボク達のこと」

水銀「愛してるに決まってる でも……お互い不運よね 親がバカだと!」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:30:42.03 ID:3NOC3jNK0]
泣いた

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:32:10.70 ID:4CRk1XO10]
水銀燈がカッコイイ

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:36:39.72 ID:ne6gYC1kP]
水銀「墜ちろォォォ!!」

マラサイA「うわー」

マラサイB「きゃー」

メッサーラA「ちくしょー よくも兄さん達を」

水銀「ガンプラごときが兄弟愛持つんじゃあないわよ!」

百式A「あぶない! メッサーラA ママの黒羽はファンネルなみ……!」

メッサーラA「うわああ」

水銀「流石に可変型は素早い しかし脆い」

ビギナ・ギナA「これ以上やらせるものかー」

ジ・オA「せめてきさまの魂もつれていってやるー」

水銀「手ごわいのは やはりこの2種類か……そして」

ターンエー「……」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:39:50.93 ID:0vgAEk6G0]
ジ・オwwAwwww!

ハマりすぎだろっっっっwwwwww!

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:43:26.72 ID:ne6gYC1kP]
デナン・ゾン×25「ショット・ランサー!!」

水銀「玩具は爪楊枝でも飛ばしてればいいのよ」

デナン・ゾン×25「きゃー 弾かれたーー」

ターンエー「……」

水銀(さあ いつまで後ろで兄弟がやられるのを黙って見ているのよターンエー?
    ここまで腹を決めたなら やることは一つでしょうが!?)

ターンエー「みんなさがって!」

ビギナ・ギナB「ターンエー?」

水銀「来るか!?」

ターンエー「核を使います!!」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:44:36.75 ID:je8j3j5EO]
素晴らしいすぎる。



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:49:44.30 ID:9XI8cLKZQ]
ターンエーwww吹いたwww

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:50:37.10 ID:OKdxWuV/0]
核はまずいだろjk

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:51:38.05 ID:ne6gYC1kP]
水銀「バカの極みね! 核だなんて言っても所詮はプラモ!
    それにどれほどの威力が……」

ターンエー「それでも これがボクの中で いちばん強い武器だ」

水銀「それを作ってあげたの 誰だと思ってんのよ!」

ターンエー「ママが作ったものなら ママを倒してみせろー!」

水銀「そういう感傷……野暮ったい!」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:56:29.00 ID:q2EqTamg0]
>>136>>143
あれな。どうも水道水で起きるみたいなんだ。
水道水は0度より高い温度で凝固するのら。
お湯は溶けてたものが飛んで0度で凍るのら。

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 22:56:51.93 ID:nES5rbNs0]
コレは、間違いなくハム速に乗るwwwwwwwwwっw!!


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:57:29.03 ID:ne6gYC1kP]
マラサイC「やったー チョクゲキだー」

百式B「やったか?」

百式C「そういうセリフを言って 本当にやれてたこと一度もないぞ」

ターンエー「ダメか…… センサーに未だ反応あり ママ撃破ならず」

水銀「流石に…… 今のは痛かったわよ」

ターンエー「痛い?」

水銀「そうか あんた達には感覚だなんて上等なものは無かったわね」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 22:58:57.45 ID:rcbJyqeo0]
ハム速死ね




ハム速用

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:04:02.99 ID:ne6gYC1kP]
ガンプラ×220「……」

水銀「撃墜数220 一年戦争なら文句なしのエースね」

ターンエー「み……んな……」

水銀「さあ これで残りはアンタ一人だけ これ以上手間を掛けさせないでくれると嬉しいわぁ」

ターンエー「……」

水銀「観念した……ようには見えないわね」

ターンエー「ボクをさいごに残したのはわざとですか」

水銀「まあね どうせ死ぬんなら アンタもやるだけやってから死にたいでしょ?」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:05:35.65 ID:dFeaBIuM0]
やっぱ雑魚は何体集まろうとゴミか

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:11:46.44 ID:ne6gYC1kP]
ターンエー「……」

水銀「ターンエー 何度も言うようだけど アンタを作ったのは私
    だから私はアンタの全てを知っているのよ 私の可愛いターンエー」

ターンエー「……」

水銀「アンタの背中には私にも負けないくらい立派な羽があることも知っている
    その強力さゆえに 最初から使っていれば
    他のガンプラ達にも被害を与えたであろう事も知っている」

ターンエー「……」

水銀「でも 今のアンタにその足枷は無い さあ見せなさいよターンエー 私の可愛いターンエー
    アンタの最初で最後の羽ばたきを!!」

ターンエー「月光蝶!」



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:14:28.17 ID:oM+vFjCEO]
これは要するに本当は水銀も姉妹同士で戦いたくはなくてガンプラたちの様に協力して…
ってな感じなんだろうな

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:19:20.91 ID:ne6gYC1kP]
水銀「いいわね! 綺麗じゃない! 美しいわよ 私のターンエー!!
    その羽で私に勝てたなら 全身全霊を掛けて愛してあげる」

ターンエー「ママは……どうしてこんなものをボクに 何のために!」

水銀「兄弟を殺させるために決まってるでしょう!?」

ターンエー「ボク達は分かり合えた 誰も殺さずに済んだんだ」

水銀「それが一番いけないことだったのよぉ!!」

ターンエー「なぜです!?」

水銀「まだ分からないの? アンタ達はいるだけで人の命を吸うからよ!!」

ターンエー「……!!」

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:24:34.42 ID:tXSB4iRb0]
何でこんな糞にも劣る汚物SSが書けるの?
ある種の才能だよね、人を不快にさせるだけの微塵も役に立たない蛆虫の才能
生きてる事がよく恥かしくないな、厚顔無恥にも程があるだろ
蒼星石の名を使って侮辱してお前は楽しいの?自分の存在があまりにも矮小で醜い故の嫉妬か?
非常に薄汚いカスの所業、今すぐ蒼星石を侮辱した事を謝罪しろよ
キャラを表現する事ができないくせにSSなんか書くからだ人生の負け犬野郎

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:25:34.31 ID:ne6gYC1kP]
ターンエー「それはママも同じでしょう?」

水銀「そうよ同じよ いつのまに気付いたの? 賢いじゃない私のターンエー!
    なら私達がこうしてお互いの居場所を賭けて戦うのは当然!」

ターンエー「うばい合うことだけがアリスゲームですか!?」

水銀「今の私にはそれだけが真実!
    そして子が親を倒せる道理は無い! これも真実!」

ターンエー「倒します!」

水銀「奪うために戦うものこそ!」

ターンエー「自分を捨てて戦えるものには!」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:28:59.76 ID:nES5rbNs0]
良すぎる!
ssはじめてって、mjdすかw?!

才能ありすぎwワロタwwwwwwwwwwwwwwww

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:30:17.15 ID:ne6gYC1kP]
――― 翌朝・有栖川病院 ―――

めぐ「……ん?」

水銀「おはよう……めぐ」

めぐ「水銀燈 帰ってきてくれたんだ」

水銀「まあね」

めぐ「!? どうしたの 傷だらけじゃない」

水銀「ちょっとね 散歩中に犬に噛まれちゃった」

めぐ「犬に!? 痛かったでしょうに!?」

水銀「うん…… とっても……痛かった」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:30:32.52 ID:tXSB4iRb0]
どうした?自分の非を認め謝罪する事すらできないのか?
拙い幼児でさえできる事がお前はできないのか?低能力ここに極まれりだな
まともな人間に戻りたかったら早く謝罪しろよ、そして二度と蒼星石の名を使いませんと誓え
自分が誰にも必要とされない虫けら野郎だからって、蒼星石の名を利用して人を集め満足か?
お前の自慰に他人を巻き込むなよ屑、分別が付かない未熟児は一人で部屋に篭ってろ

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:31:26.21 ID:3NOC3jNK0]
sien

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:33:19.95 ID:nES5rbNs0]
>>187
おめぇがウゼエンダヨ!
消えろ、カスっw!

嫌なら見るな!!

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:34:33.10 ID:Ajpc4QM9O]
>>187
蒼星石ちゃんちゅっちゅ^^
まで読んだ



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:34:50.30 ID:ugYzD7hLO]
痛いのが二人湧いてるな

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:35:58.33 ID:rcbJyqeo0]
変なのばっか沸いててワロタwwwwwww

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:36:24.13 ID:nES5rbNs0]
間違いなく支援。

次回作も期待したい位、お前のファンになったw!

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:36:37.97 ID:ne6gYC1kP]
――― 数時間後・Nのフィールド ―――

真紅「さて 水銀燈に呼び出された場所と時間はここでいいはずだけど」

翠星「心配ですぅ」

蒼星「彼女に限って不手際は無いと思うけど……」

雛苺「それでも心配なの」

金糸「ガンプラ作ってお小遣い稼いでいるだけのつもりだったのに
    こんな大事になってしまっていたとはね」

雪華「あ……向こうから飛んでくるの 黒薔薇のお姉様では?」

翠星「なんかフラフラしているですね」

真紅「あれは……!?」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:36:38.59 ID:qW9zRDMpP]
>>187
もしかして蒼キチ?
もしそうならめっちゃ久しぶりやん

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:38:00.38 ID:tXSB4iRb0]
だんまりか?黙ってれば自分の愚鈍さを誤魔化せるとでも思ったのか池沼
意地を張り続けこの駄文を書き終えたとしてお前は何を得るんだ?
惰性で付けられるだけ、賞賛の心など微塵も入って無い乙が欲しいのか?w
お前は何も得られやしない、それどころか今も刻一刻と失っているんだ
常識、倫理、善心、正常性、お前は人として大切なものを際限無く溝に捨てている
謝罪して蒼星石を二度と出さないと誓え
他のドールも全く表現できていない以上この駄文を続けること事態がお前の存在を廃棄物と化しているんだが
最も重い罪である蒼星石への侮辱をやめ謝罪すれば少しは許されるはずだ、俺の慈悲に感謝しとっとと謝罪しろゴミ

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:39:03.87 ID:gs3wGb6L0]
蒼星石メインじゃないのにwwwワロタwww

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:39:29.52 ID:0PJ95pVG0]
>>186
飼い犬に噛まれたもんな

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:41:00.31 ID:dFeaBIuM0]
もうちょっと選んでコピペ貼れよ

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:41:09.44 ID:Ajpc4QM9O]
これが蒼星会員の末路か…ブルっちまうぜ



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:41:56.58 ID:ne6gYC1kP]
水銀「……と 流石にバランス取るのが難しいわね」

真紅「どうしたの 右の翼の半分から先が無いじゃない」

水銀「あの子にあげたのよ 想像以上に頑張ったご褒美ってトコかしら」

蒼星「水銀燈 まさか?」

水銀「ガンプラは全員死んだ その事だけは間違いないわ」

雪華「……」

翠星「すまないです 汚いことばかりお前に押し付けて」

水銀「別に 自分で望んだことよ 収穫もあったことだしね」

金糸「呼び出したのはその成果を話すためかしら?」

水銀「まあね」

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:42:15.59 ID:tXSB4iRb0]
>>194
お前は馬鹿なのか?どれだけ知能が低ければそんな事ができるんだ?
「蒼星」って何だ?蒼星石の名前を略したのか?お前ごときが、人間の恥でしかないお前ごときが
考えてみろよお前の人生は存在は誰にも必要とされていない全くの無価値だ
そんな塵屑糞凡夫であるお前が一体何のつもりで蒼星石の名前を略して出した、言ってみろ
人として許されない罪を繰り返してお前はどんどん畜生に落ちている、もう帰れないかも知れないな
都合の悪い言葉から耳を塞いでもお前の性根が穢れて行く事実は変化しないぞ

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:43:27.48 ID:YCh2nGDVP]
ID:nES5rbNs0
こいつは出来る奴だ

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:44:41.25 ID:tXSB4iRb0]
>>197
メインじゃない?そんな事がどう関係あるんだ?
この生きていること事態が恥である糞ゴミ野郎はこんな駄文に蒼星石の名を使っている
許される事では無いな、謝罪し更正する機会を与えてやったのにこの屑は現実から逃げた

>>200
蒼星会員?まさか俺の事を言ってるのか?
集団でなけりゃ一人の女性すら愛せない群れ犬どもと俺を同一視か?笑わせんなボケ

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:47:43.79 ID:dFeaBIuM0]
一人か
なら気にすることはないな

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:47:45.21 ID:tXSB4iRb0]
ああ不快だ、ただただ不快
このスレは肥溜めの中に居るようだ
糞が糞を撒き散らし周りを不快にさせる、そんな腐った所業に蒼星石の名を利用している吐き気がする
自分を勘違いするのも大概にしろよ糞虫、お前は誰からも必要とされてないんだ屑
とっとと布団に入って眠れよできれば永遠に起きて来ないで欲しいな

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:48:00.90 ID:uVYQa7Jo0]
>>204
ハイハイ自己矛盾乙

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:48:52.35 ID:tXSB4iRb0]
>>207
意味不明で根拠無縁な否定表現をぶつければ俺を否定できるとでも思ったか?
浅はかな奴だな

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:48:59.60 ID:ne6gYC1kP]
水銀「ターンエー あの子 兄弟を一人も殺さずに私の前に戻ってきた」

雛苺「ひとりも?」

水銀「そうよ 全部数えたんだから間違いない 笑っちゃうわよね
    221体勢ぞろい 1体も欠けたメンバー無し」

翠星「それを全部……?」

水銀「そうよ皆殺しにした じゃなきゃ意味が無いでしょ
    まあ 私の作戦が不完全だったってことね でも結果オーライってことで」

蒼星「水銀燈 君はターンエーにどうして欲しかったんだい?」

水銀「私はあの子に 私に愛されるためにはアリスになるしかないと教えた
    そのためには兄弟を殺さないといけないと教えた」

金糸「……」

水銀「兄弟を殺さずに済む方法だなんて その可能性すら口にはしなかったのに
    たった一週間であの子はその答えを選んで 実行してみせた」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:49:25.53 ID:rcbJyqeo0]
だから構ってちゃんに餌やるなって言ってるだろ



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:49:33.59 ID:gs3wGb6L0]
>>206イヤなら見るな(AAry

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:51:45.27 ID:tXSB4iRb0]
心底気持ち悪いな
これを一体どんな気持ちで書いてるんだこのゴミは
もしや既に人としての性質が取り返しの付かない所まで失われてるんじゃないのか
自分に酔ってるとか自意識箇条なんて言葉では説明が付けられない
まっとうな精神があれば書ける筈が無いこんなもの
本当に人間が書いてあるのかさえ疑わしい気味の悪さ
嫌悪感を通り越して生理的拒否反応を起こさせる程の糞文、何なんだこの屑は

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:53:19.00 ID:nES5rbNs0]
俺は早くこいつに 乙! と言って、質問がしたい!

どうしても聞きたいことが2津ある

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:54:47.88 ID:tXSB4iRb0]
>>211
毎度お馴染みのゆとりレスかお前らは全く成長できないんだな
嫌なら見るな?蒼星石を侮辱しておいて俺が見ていなければ解決か?
そんな訳無いだろ知恵遅れが、俺はこの塵糞スレで蒼星石を侮辱している畜生以下の汚物がいる事を知った
お前らは人を殴りつけておきながら嫌なら向こうへ行けとでも言う気か?
正論を返されるのが嫌だったら最初から人に攻撃してんじゃねえよ掃き溜めども
糞文を書いてる生ゴミは今すぐ人に不快感しか与えない糞文をやめて消滅しろ塵


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:55:12.53 ID:qW9zRDMpP]
水銀燈が「殺してしまいたい人間がいるの…」って原作で言ってるけど、あれってめぐの父親ではなくローゼンなのかな
ローゼン恨んでそうな発言がたまにあるし

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/03(土) 23:57:21.69 ID:uVYQa7Jo0]
あ、ローゼン3巻でてたっけ?
買ってねぇ

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/03(土) 23:57:50.04 ID:o2RjOQTM0]
党員いなくて安心した

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:03:30.98 ID:2Lr9RK/i0]
何が目的なのか本当に理解しかねる
他人が広めたキャラの名を盗用し、惰性の微塵も心が無い賞賛を浴び
まるで自らの力で人に認められたような錯覚に溺れたいのか?
やはり理解できない、そんなものの為に自らを他人の清らかな才能にすがりつき盗用するだけの寄生虫
に貶めて何が嬉しいんだ
どれだけ惨めな人生を送ればそんな思考に至るのか理解できない
こんな外道に全く哀れみは感じないが、余程悲惨な人生を送っているんだろうな

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:05:59.21 ID:z0Ias0WXO]
※ [ ピーッ ]にも分かりやすい、話の流れ

1.お父様、ザル法を公布。ミョウバンアリスゲームの始まり

2.真紅&JUMと、翠星石&雛苺&ハマる。蒼星石は拒否

3.水銀灯は罠に気付き、真紅&JUMを改心させ蒼星石と共に結託→全員改心

4.水銀灯 VS ミョウバン達の悲劇

↑ここまで蒼星石のマイナスイメージ無し。ただし水銀灯は大活躍
まあ、目の周りばかり肥えて前しか見えない人には分からないかもだが

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:08:43.90 ID:WGzwpZKP0]
>>219
なんていうかお前凄く臭いな



221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:10:41.46 ID:GmpNnLUa0]
だからこんな危篤状態の奴には何を言っても無駄だから何も言わないのが一番の特効薬だと何回言えば分かるのよ

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:11:34.59 ID:7FUs22NnP]
>>219
[ ピーッ ]とか携帯でポチポチしたの?
目の周りばかり肥えてってどういう意味?

あと水銀灯って何だよ死にたいのか

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:12:12.76 ID:2Lr9RK/i0]
>>219
蒼星石の名を別物に使う事がマイナスイメージで無いw
言い訳にもなってない愚文だな

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:12:32.66 ID:CyFldOcI0]
218 名前:あぼ〜ん[NGID:2Lr9RK/i0] 投稿日:あぼ〜ん


219 名前:あぼ〜ん[NGID:z0Ias0WXO] 投稿日:あぼ〜ん


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:14:16.91 ID:2Lr9RK/i0]
>>221
そうやって諦めてるから駄目なんだろ
事勿れ主義で侮辱を見過ごしたって何も解決しない
俺はこの屑が人間として終わろうがどうでもいいが
蒼星石を侮辱している以上ゴミクズを改心させてやらなければいけないんだよ

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:16:36.48 ID:GmpNnLUa0]
>>225
人間として終わってるんならいいじゃん


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:18:16.41 ID:4E80FaRL0]
>>224
何故か俺も同じ状態だ

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:18:43.39 ID:2Lr9RK/i0]
>>226
お前は一体俺の話の何を聞いているんだ?
俺の目的が糞文を書く生ゴミを人間として終わらせる事だとでも思ってるのか?
ほっておけば勝手に終わっていくんだよこの屑は
だが俺はそれを止めようとしているんだ、正直屑が畜生に堕ちてもどうでもいいが
蒼星石を侮辱しているが故に仕方なくその行為を止めるため更正させてやろうとしているんだ
それなのに終わってるなら良いとか人の話くらいちゃんと聞けよ

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:19:12.97 ID:7FUs22NnP]
>>226
なんにせよ会話できてないぞ

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:19:39.26 ID:SW3vDe07O]
危篤状態の奴にレスされた>>221が不憫でならない



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:22:19.07 ID:2Lr9RK/i0]
>>230
俺は都合の悪い事柄から耳を塞ぎ自己を保とうとするお前らが不憫だよ

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:22:23.82 ID:GmpNnLUa0]
>>228
だーかーら屑が止めても一緒だろって言ってんの 


おっと俺が感情を押さえきれていないな頭冷やそう

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:23:09.36 ID:z0Ias0WXO]
何が目的なのか本当に理解しかねる

己のモノでないキャラのみで物語を構築する不自由さも、それが一次創作にもたらす有用性も知らず認めず暴走する
まるでかの名作を己の手で産み出したかのような、そんな錯覚でも抱いてるのだろうか?
やはり理解できない、己のイメージを変えないが為に他の才能の芽を踏みつけ潰すだけの園芸家(笑)が。人を貶めて、何が嬉しいんだ?
どれだけ人を……人の心が人にもたらす影響を無視した"人生"に浸れば、そんな思考に至るのかと思うと同情を禁じ得ない

こんな外道に育った事に哀れみを感じる。余程、定型的で汎用性の無い人生を送っているんだろうな

>>222
ああ、燈だな。ミスったスマンスマン

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:24:47.63 ID:8E0SQZ1FO]
お前ら支援乙

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:26:36.64 ID:kLgZ5/ILP]
面白いな

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:28:10.05 ID:2Lr9RK/i0]
>>232
俺の事を屑だと言いたいのか?
例え屑だとしても最初から諦めるなと教えたはずだがな
お前がどういう根拠で俺を屑だと言っているのか分からないから回答に困るよ

>>233
それお前が書いたのか?
>>219のキチガイ度を見るに俺の文の焼き直しとしても信じられないんだが

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:28:32.82 ID:pxfnOxCS0]
>>1は寝たか?

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:30:45.97 ID:2Lr9RK/i0]
書いてた蛆虫は>>1じゃないだろう
まあこんな糞スレ立ててる時点でゴミである事に変わりは無いが

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:31:25.20 ID:z0Ias0WXO]
>>236
果てしなく限りなく俺ですたい。色々な文体を試すの面白いよ!

それより続きはまだか

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:32:25.29 ID:RjsfpQv/0]
>>1が消えて終了か……
クズのせいでつまらなくなったな。

寝るわ。お休み。



241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:34:20.87 ID:2Lr9RK/i0]
>>239
根拠不明の部分ばかりで穴だらけの論理だが園芸家とかは面白い例えだな
お前が臭い事に変わりは無いけど

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:35:11.60 ID:2Lr9RK/i0]
>>240
蒼星石を侮辱する行為を面白いと感じるお前の脳に欠陥があるんだから仕方ない

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:36:23.57 ID:2Lr9RK/i0]
糞虫が消えたのなら良かった、俺もここに用は無い
しかし本人は分かっているのだろうか、自分がどれだけ醜悪であるかを
馬鹿な人は馬鹿だ、それでも自分を馬鹿だと認めているのならまだマシな馬鹿だ
自分の才覚の無さも認められず、そのくせプライドだけは一丁前に持ち続けている
何の根拠も実績も無い自意識過剰なプライド、それを守る為に他人の才覚に縋り付き姑息に盗み出す
しかも技を盗んでいる訳でも何でも無い、単なる表面の名だけを盗む、幼児でもできるゴッコ遊び
何度でも言うが、寄生虫以外の何者でもないな
よく恥かしげなく生きてられると驚愕する

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:36:23.70 ID:7FUs22NnP]
>>233
>己のモノでないキャラのみで物語を構築する不自由さも、それが一次創作にもたらす有用性も知らず認めず暴走する
>まるでかの名作を己の手で産み出したかのような、そんな錯覚でも抱いてるのだろうか?
>やはり理解できない、己のイメージを変えないが為に他の才能の芽を踏みつけ潰すだけの園芸家(笑)が。人を貶めて、何が嬉しいんだ?
>どれだけ人を……人の心が人にもたらす影響を無視した"人生"に浸れば、そんな思考に至るのかと思うと同情を禁じ得ない

>こんな外道に育った事に哀れみを感じる。余程、定型的で汎用性の無い人生を送っているんだろうな

他人に貼られることで多少なりとも自分の書いた文を客観的に見られると思うんだけど
改めて読んでみてどう思う?

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:36:29.05 ID:GmpNnLUa0]
>>236
俺最初に言ったよね?お前は危篤だって
要するにお前は救えないからあきらめるしかないってことだよ屑
一方的な愛に溺れて死ね


よし俺はもう何も言わないぞ

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:38:17.60 ID:2Lr9RK/i0]
>>244
俺宛に無理に改文された所為で穴だらけ
これ以上はお前らと論議する暇は無いんでさよなら
今回はちゃんと更正する糞虫だったようで良かった

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:38:36.85 ID:13pYhn+f0]
SSスレ読んでたつもりがいつのまにか荒らしとマジレスの嵐になってた件

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:40:21.51 ID:Z6mRoixX0]
SSの出来が秀逸だっただけに残念

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:43:16.69 ID:GmpNnLUa0]
>>247
本当にすまないスレを汚してしまった
このSSをよんでた全員と>>1に謝罪する


250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:43:46.80 ID:RjsfpQv/0]
名無しで此処までやる奴を始めてみたw

昔のVIPを少しだけ思い出したよ。
名無し 乙!



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:46:27.59 ID:PKW/QhA/P]
test

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:46:55.89 ID:Z6mRoixX0]
保守してたら続き書いてくれるかな

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:50:49.18 ID:x8NW5HGiP]
そーせーせき

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:52:53.04 ID:RjsfpQv/0]
俺なら、書かない。
コレだけ才能の無駄遣いが出来るレベルなら、媚びる必要は微塵も感じない。

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 00:56:23.60 ID:PKW/QhA/P]
水銀「本当……笑っちゃう ガンプラとミョウバンの それこそジャンク以下の急造品の癖に
    親に逆らったのよ? その結果全滅しちゃったんだけどね」

金糸「幸せだったのかしら ターンエー達は」

蒼星「不幸だよ 望まれた命じゃなかったんだから」

真紅「でも彼らは自分達を可哀想だとは思っていなかったでしょうね」

金糸「私達がそうであるように?」

雪華「……」

翠星「で 私達はこれからどうするですか?」

水銀「どうもしないわよ 今回の件は子供手当てから始まった一連の騒動を
    私がアリスゲームのモデルケースにして その答えの一つを探っただけ
    この結果を私達にそのまま当てはめようってのは短慮」

蒼星「そもそもこの子供手当て自体がお父様の発案だからね
    こうなることも見越してのことかもしれない」

真紅「何もかもお父様の掌の上だと思い込むと これから辛いわよ蒼星石」

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:57:48.90 ID:PKW/QhA/P]
水銀「……私はターンエーに 私の本当の目的は隠したままだった」

雛苺「お父様もそうなの?」

真紅「確か水銀燈の自説だと お父様の真の目的は世界征服or人類絶滅だったかしら?」

水銀「極論よ極論 でも何か隠し事をしているのは確かだと思う」

蒼星「親の心子知らず……か こればっかりは教えてもらわないと
    僕達には見当もつかないな」

翠星「案外 何も考えていない可能性もあるですよ 何だか楽しそうだってだけで」

蒼星「君が言うと妙な説得力が出るね」

翠星「えっへんですぅ」

蒼星「誉めてるわけじゃないんだけど」

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:57:55.92 ID:6tbqqBXjO]
再開か

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:58:39.64 ID:z0Ias0WXO]
>>241
どこかのデザイナー兼、学長の方が曰く、学ぶとは真似ぶ事より来る。人のキャラクターを真似し続ける事を強いる二次創作では、必ず読者はそのキャラクターの再現度・安定感とストーリーに注視する事になります
それゆえ、趣味で習作として書く分には有用性があるのです。……まあ、それを詭弁に二次創作にしか手をつけないのは問題ですが

もちろん、書き手も読み手もキャラクターを再現しきる事に拘る事自体に罪はありません。ただ、それを指摘や批評の範疇を越え無理に押し付ける事が、いかに書く力たる意欲を失わせるかを考えて欲しいのです
このSSが止まるだけではない。書こうという意思、己の才能への自信とを削ってしまう事が多々ある事を忘れないで頂ければと

書くのも読むのも互いに面白く高め合える状態こそ、文芸の場として理想ではないかと私は思うわけです


>>244
いつだって文を書くことは、怖い。自分で自分を評価する事すらも怖い
だけど、完璧にする時間の為にチャンスを不意にするのもどうかと思うんだ

そいでは、お目汚し失礼

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 00:59:29.75 ID:PKW/QhA/P]
水銀「兎も角 これで私の言いたいことはおしまい
    なんだかんだで アンタ達が作ったガンプラを利用させてもらったから
    その末期を知らせるという説明責任もこれで果たしたわね」

真紅「お疲れ様……と言うべきかしら」

水銀「ねぎらいの言葉もいらないわぁ
    お互いこれからも苦労することになる 親がバカだから」

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:00:06.35 ID:pxfnOxCS0]
キタワァ



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:02:06.33 ID:PKW/QhA/P]
――― ジュンの部屋 ―――

JUM「なんだかあまり後味は良くないが 一件落着か?」

真紅「そういうことね」

雛苺「あのね あのね」

翠星「なんですかチビチビ?」

雛苺「水銀燈が拾ったのはバカルディなのよね?」

JUM「バカルディじゃねーよ ガルバルディβだ」

蒼星「主なパイロットはライラ・ミラ・ライラ
    ガンダムキャラの中でもその名の響きの良さはピカイチだ」

雛苺「パイロットはどうでもいいのよ
    そのガバルディなんだけど 出入台帳に載ってないのよ」

翠星「お前まだ そんなもの持っていたですか?」

JUM「いや それより載ってないってどういうこった!?」

雛苺「だから言葉の通りなのよ」

真紅「ちょっとよく見せなさい」

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:05:33.50 ID:PKW/QhA/P]
JUM「本当だ どこにも載ってない 入荷記録にも! 出荷記録にも!」

真紅「記入漏れじゃないの?」

雛苺「それは資本主義における商品の取り扱いとして絶対に無いの
    それに他の姉妹は誰もガルダンディなんてのは作ってないって言うのよ」

蒼星「じゃあ あのガルバルディβはいったい……?
    だとしたら翠星石があの子に見覚えが無いと言ったのも!?」

翠星「あのガルバルディβは誰が作ったですか?」

真紅「私達以外にガンプラを作って動かせる人がいるとしたら……それは」

JUM「ローゼン……? でも何のために? 自分でガンプラを」

蒼星「分からない 全然分からない」

翠星「お父様の気まぐれって奴ですか? でもそれが間接的にとは言え
    翠星石に間違いを気付かせてくれた……」

真紅「全くもって雲の上の存在としか言えないわね お父様は……
    水銀燈の言葉を借りるならバカってことだけど」

JUM「あとガンプラのチョイスの趣味もよく分からんな」

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:07:21.17 ID:pxfnOxCS0]
そもそもなぜガンプラなのかもよく分からない

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:08:23.26 ID:+xgXO5U50]
>JUM「あとガンプラのチョイスの趣味もよく分からんな」

屋上、来いよ

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:08:33.81 ID:PKW/QhA/P]
題:薔薇乙女のうた 『こんにちは赤ちゃん』






スレタイに沿わせようとしたのに
ガンプラ出した時点から迷走した スマン

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:09:24.95 ID:LOYDO/TY0]
ガルダンディーってあの鳥か。
ボラホーンと一緒にいた。

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:10:09.94 ID:Z6mRoixX0]
>>265
いや、面白かったよ
才能を感じるSSだった


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:11:43.66 ID:z0Ias0WXO]
>>267


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:14:30.74 ID:WGzwpZKP0]
変な流れにしてしまったが面白かったぜ


270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:14:38.38 ID:pxfnOxCS0]
いちもつ



271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:14:53.46 ID:z0Ias0WXO]
ミスった、>>265

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:15:01.15 ID:CyFldOcI0]

そして民主死ね

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:15:17.47 ID:GmpNnLUa0]
いろいろごめんな!
>>1


274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:15:30.87 ID:4E80FaRL0]


275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:21:04.98 ID:kLgZ5/ILP]
書き手乙〜
なかなか面白かった

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 01:32:35.17 ID:ybg01ciZ0]
えっ?
ベルダンディ?

277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:33:02.65 ID:2Lr9RK/i0]
うわ、まだ続けてたのかやっぱり反省なんかしてなかったんだね心底気持ち悪い
自らの罪を認められないって本当に醜いよ?何でそんな当たり前の事が分からないの?
ゆとりがゆとりに祭られてお互い評論家と作家気取りの幻想に溺れる
実に滑稽だけどそんな糞のようなゴミどもの自慰に蒼星石の名を使うな屑が
本当に同情はしないが哀れだな、最後まで自分の愚かさに気づけなかったお前の人生はもう元には戻らないよ
よく生きていられるな、他人の正論から逃げ続ける負け犬人生送って何が楽しいのかね

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 01:37:55.20 ID:z0Ias0WXO]
↑煩い、面白くない、為にならないの三拍子

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:03:28.74 ID:lwjs7zbH0]
弱い犬ほどよく吠える

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:08:51.86 ID:SW3vDe07O]
荒らしに反応する奴も荒らしだってことを
新参やゆとりは学習すべきだと思うんこ

>>265




281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:13:30.28 ID:yBH3CTg70]
 ジュンはよからぬことを考えていた。真紅のことだ。
「あいつら、さんざん威張り散らしてるけど、人形なんだよな」
 春の朧月夜は、ジュンの気を狂わせた。
ジュンはパソコンの電源を切り、いすからゆらりとたちあがる。
目の奥で疲れがくすぶっているし、背中もこり固まっているのだが、湧き上がる興奮を押さえつけるには足らなかった。
一つ大きなのびをして、真紅が眠っているカバンに手をかける。

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:17:58.68 ID:z0Ias0WXO]
>>280
向上心って、自分だけにあてるモノじゃ無いと思うんだ。隣人も敵も自分も環境をも愛し・同時に憎め、と俺のハートがシャウティングなんですよ
まあ人に迷惑かけてまで煽って説教するのもどうかという問題ですが……。反省します、申し訳ない

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:20:10.62 ID:2Lr9RK/i0]
>>279
延々と駄文を投下し続けた負け犬がいたな

>>280
自分の都合の悪い正論は全て荒らしで片付ける思考停止には呆れるよ

284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:38:25.89 ID:GlvMwHUtO]
キャラ愛しすぎるのはいいけど、SS位楽しむ心意気を持てよな。

最後に真紅は俺の嫁

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:41:23.15 ID:yBH3CTg70]
 ジュンの手が、真紅の頬をなぜる。その触れ方は、慈愛らしきものさえ感じさせた。
ジュンが人形たちを愛していることには間違いなかった。
「……やっぱり、やめよう」
 今日はちょっと魔がさしただけだ。ジュンはそう考え、カバンを閉めようとする。だが、途中でその手が止まった。
――真紅の衣服がはだけて、細い足があらわになっていた。食い入るように見つめるジュン。
性欲にまかせてしまおうか。真紅の姿がジュンの脳をむしばむ。少年はふたたび、真紅へ手をのばす。
しかし、気でも違ったかのように体が震える。ジュンの中の良心が、真紅をけがすことを拒んでいるのだ。
「し……んく……」
 葛藤のはざま、ジュンは力いっぱい真紅を抱きしめた。いまだに体は震えている。震えにともなって、真紅の首がかくかくと動く。
ジュンは、これから自分がおこなってしまうであろうことを想像して、涙を流した。
服をはぎ取った。真紅の体が月明かりに照らされている。安寧への戻り道は、絶たれようとしている。

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 02:47:55.50 ID:S8LSm8i1P]
なんか始まった

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 02:59:49.35 ID:JDtp6g78O]
今このスレを初めて開いた人たちへ
>>3

>>281
とりあえず全裸になればいいんだな

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:01:53.40 ID:JDtp6g78O]
なにこれ
真紅が動いてないから人形としての側面が現れてて背徳感がマジヤバイ
wktk

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:08:50.00 ID:yBH3CTg70]
 ジュンは、他の人形たちや、隣室の姉が起きることを恐れて、部屋をでた。
階段をおりて、ダイニングにつくと、ジュンはその場をあとにした。

 ――しばらくしてから、ひもを持ったジュンが戻ってきた。経験はないのだが、ジュンは手際よく、真紅の腕・脚を拘束した。
ジュンは、真紅をソファに乗せた。そして、むさぼるような口付けをした。ふたりの舌は乾いていて、ざらざらと引っかかった。
「真紅、真紅」
 真紅の口の中で、ジュンの声がうごめく。ここでようやく、真紅が目を覚ました。
「……ジュン、何をするのっ」
 驚愕の声はこもっていたし、水音も混じっていたから聞き取りづらかった。ふたりの舌はもう唾液にまみれていた。
真紅は深夜もはばからず、大きな声を出す。
「やめなさい!」
「いやだ」
 即答だ。


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:09:49.87 ID:GlvMwHUtO]
続けるのか……保守



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:33:59.07 ID:yBH3CTg70]
「なぜ……」
状況を把握しきれない真紅。どこかで犬がニ回ほえる。
「わかってるだろ?」
 と震えた声でいうジュン。目はにわかに血走っている。そのまわりも赤く泣き腫らしている。
「ダメよ。これ以上は、引きかえせなくなってしまう」
 木々がざわめく。ありきたりな風景で、しかし幻想的な夜だ。
「もう……無理なんだ」
 おえつ混じりにあきらめた。真紅の焦燥は振り切れそうだった。
「あなたは、今を壊してしまうの? 今に不満があるの?」
 と問いかける真紅。しかし、ジュンは、完全に決意を固めていた。
「……今から無くす」

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:40:52.13 ID:DPm9NfNCQ]
しえん

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 03:56:19.75 ID:yBH3CTg70]
 再び、ジュンが真紅の唇をむりやりにしゃぶる。
「お願いよ。ジュン。とどまって」
 顔をそらし、哀願する真紅だが、いまさら、ジュンが聞き入れるはずもない。
だが、ほとんど身動きのとれない真紅に残された手立ては、ジュンを説得することのみ。
「私は、あなたたちと暮らす今が、本当に幸せなの」
 ジュンは、真紅の胸の先を口に含んだ。ゆるしを請うように、やめて、と連呼する真紅だが、たまにあえぎ声がまじった。
今の幸福を手放すまいとするその姿は、哀れにすら思わせた。
涙ながらにうったえる真紅を見ても、ジュンは責めの手を休めない。

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 04:22:22.18 ID:yBH3CTg70]
 ぬれた舌が真紅の乳首を舐めまわす。ジュンの口が真紅の胸から少しでも離れれば、熱い息があぶれる。
「あっ……ん……」
 真紅は観念したのか、ただ嬌声を上げるだけになっていた。
ジュンが真紅の乳首を吸い上げるたび、真紅の体が震えた。まぎれもなく、性感を覚えてしまっていた。
それも、子どもを相手にである。マスターを相手にである。そのうえ、自身も人形である。覚える背徳は、ジュンより強いかもしれない。
その背徳でさえ、めぐりめぐって、真紅に快楽をもたらしていた。そして、真紅の声によって、ジュンの興奮もきわまっていった。
「あぁっ」
 真紅のあえぎがひときわ大きくなる。ジュンが真紅の秘所へ手をやったからだ。


295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 04:40:15.51 ID:yBH3CTg70]
「静かに。姉ちゃんが起きるぞ」
 真紅は手で口を塞いだ。助けを呼ぶことさえかなわない。ジュンは、ここまで考えていた。
ジュン自身ですら気付いていないが、最初からどこか冷静だったのだ。
気の迷いでやった、と言い訳することさえ、もはや苦しかった。 
「んっ、んぅっ」
 真紅が自分の口を塞いでも、大した意味はなさなかった。
ジュンが、真紅の秘所をじらすように指先でいじる。今のうちにと、真紅が息をととのえる。
その矢先――
「あはぁっ」
 ジュンの指が真紅の陰核を揉みこんだ。真紅は、中学生の少年に翻弄されていた。

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 04:55:16.23 ID:MkIGpVX10]
ID:z0Ias0WXOは国語が得意科目(といっても偏差値は52〜53程度)で自称読書好き、中途半端な進学校(高校)の新三年生

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 05:23:12.70 ID:yBH3CTg70]
 三本の指が、真紅の敏感な陰核を、
「あんっ」
 弾いたり、
「や、やめ……てぇっ……」
 押し潰したり、
「あぁっ、あっ」
 しごいたりした。真紅の陰核は真っ赤に勃っている。
ジュンの責めを受けた真紅は、口の端に淫靡なよだれをつたわせていた。
こびるような目つきで、達する寸前であることは明白だ。ジュンは真紅を後ろから抱え込んだ。
ほうけた目でジュンを見る真紅。
次の瞬間、真紅のすっかり腫れ上がった陰核を、ジュンの指が激しくしごく。
「ひぃっ!」
 真紅は体を痙攣させてよがり狂う。
「ダメっ、ダメぇぇぇ!」
 真紅は、ジュンによって、快楽の一線をこえた。


298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 05:34:07.17 ID:RjsfpQv/0]
ふぅ……

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 05:43:15.64 ID:yBH3CTg70]
 しかし、絶頂を迎えたにもかかわらず、ジュンは責めを続行した。
「ジュンっ、おねがいぃ! やめてぇぇぇぇぇ!」
 真紅は快楽のるつぼから逃れようともがく。
だが、ジュンがしっかりと支えているため、真紅は送りこまれる快楽をただ受け入れるしかない。
ジュンの指は相変わらず真紅の陰核をいじめ続けている。
さらに、真紅の秘所へしのび寄る影があった。
ジュンのもう片方の手だ。
「うぁんっ!」
 真紅の秘所に、二本の指がさし込まれた。

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 06:11:38.17 ID:yBH3CTg70]
 指は、真紅の膣をぐりぐりとまさぐる。そして、陰核の裏側あたりを軽くさすると、
「や、そこはっ、やめてぇ」
 真紅にとっての急所だった。やめてと言われて、やめるわけはない。真紅への責め苦はいっそうきびしくなる。
ジュンの指が、真紅の陰核と膣にある弱点を強くこする。
「ひあぁぁぁぁぁ、で……でるぅっ」
 ダイニングにうわずった声が響く。声を我慢しようとずっと前から試みていた真紅だが、無駄だった。
真紅をさいなむ指の動きが一気に速まる。
「あ、あ、でるっ……! ダメ、いやあぁぁぁぁ!」
 真紅の秘所から、勢いよく液体が飛び散る。



301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 07:00:41.00 ID:yBH3CTg70]
 真紅の体が痙攣を何度かくりかえす。真紅の荒い息づかいが際立った。そこへ、布のすれる音。
ジュンがいよいよズボンを脱ぎ始めたのだ。ジュンは放心状態の真紅の頭を掴んだ。
そして、いきりたつ男根を真紅の口にねじこんだ。
「ぐうっ」
 突然のことに真紅は驚き、目を見開いて、苦しそうにしている。そんなことには目もくれず、ジュンは腰を振っている。
さっきまで真紅を鳴かせていたジュンは、興奮状態にあった。そのせいか――
「んんんっ!」
 早くも、達してしまった。ジュンは、真紅の口に男根を入れたまま、しばらく余韻にひたっていた。

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 07:18:54.66 ID:OBqXRsZRP BE:984513773-2BP(50)]
sssp://img.2ch.net/ico/sasugabro32.gif
>>5


303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 07:30:12.19 ID:HOk4mKM+O]
ID:PKW/QhA/P乙

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 08:34:56.06 ID:yBH3CTg70]
 真紅がくぐもった声で、早く抜くように頼んだ。口の中にはジュンの精液も残っていた。
そして、次にジュンが放った言葉は、真紅を困らせた。
「飲んでくれないか」
 真紅は苦々しい表情を浮かべながら、喉を鳴らした。それを確認してから、ジュンは男根を真紅の口から引き抜く。
とたんに、真紅がむせかえる。飲みきれていなかった精液が真紅の唇を汚した。
この姿を見たジュンは、真紅がたまらなく愛おしくなった。そして、欲求を満たすべく、真紅を正面から強く抱きすくめる。
「真紅っ」
「ジュン、痛いわ」
 複雑な顔をする真紅。尻にジュンのものが当たっていた。ジュンは、いまだにたかぶりを抑えきれずにいたのだ。

305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 09:40:09.97 ID:m8FH4ffvQ]
保守

306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 11:51:09.62 ID:kt9gGOY1O]
べ、別に真紅とのエロが見たいわけじゃなくて、最新のSSの為に保守
裸だから風邪ひきそう

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 12:52:51.81 ID:SW3vDe07O]
風邪引いたら治せばいいさ

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 13:52:32.59 ID:H/GrlCO5O]
ぷん太、纏めよろしく

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:20:54.18 ID:yBH3CTg70]
 ジュンは、真紅を床に押し倒した。真紅の脚をしばっているひもをほどき、股を開かせる。
膣がぱっくりと開き、鮮やかな桃色を見せる。真紅は羞恥に顔を赤らめ、悲痛な面持ちで懇願する
「ジュン、お願い、それだけはやめてちょうだい」
「だから……いまさらやめるわけないだろ」
 ジュンは真紅の言葉に耳をかたむけることなく、自分の男根を真紅にあてがった。
「ローゼンメイデンにとって、純潔は守り抜かないといけないものなの……」
 悲痛な面持ちの真紅を見て、ジュンの震えがぶり返す。
うつむき、自分の体を押さえつけようとしているジュン。今や、罪悪感は邪魔物でしかなかった。
「しるもんか。もう決めたんだ」
 ジュンはその脚を殴り、自分を鼓舞させた。
そして、ジュンは、真紅を抱え上げ、自分の腫れ上がったものに真紅の膣を落としてゆく。
真紅の秘所はせまいが、流れ出る愛液が潤滑油となっているため、ジュンのものは簡単に侵入できた。
「あぁ」
 真紅は顔を悲哀にゆがませ、天を仰いだ。頬には涙の通り道が出来ている。
純潔はいともあっけなく破られた。何百年という月日のなか、堅く守り続けたものだった。

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:23:13.54 ID:yBH3CTg70]
 真紅の最奥部に亀頭がたどり着いたのを確認して、ジュンは腰を引いた。
ジュンの男根のかえし部分が、真紅の中をひっかいた。
「うぁ!」
 真紅が思わず背中を反らす。真紅の膣は、もう快楽に貪欲だった。
ジュンの指が真紅の陰核をつまみ、ひねりつぶす。
「くぅっ」
 陰核をひねくりながら、ジュンは、真紅の秘所の浅いところで、ものを小刻みに出し入れした。
真紅は呼吸混じりの断続的な声をもらす。真紅の膣から、せきを切ったように愛液があふれ出す。
突如、うってかわって、ジュンのものが力強い動きになり、膣の奥部を突き上げる。
「いぁ、あぁっ! もっ、いくぅっ!」
 ジュンの眼前で、真紅があられもないよがり声を上げる。真紅の中が縮こまって、ジュンのものをしぼる。



311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:24:20.89 ID:yBH3CTg70]
 もうジュンの我慢も限界だった。一心不乱に腰を振るだけになった。真紅も快楽に抗えなくなっている。
「真紅ぅっ!」
 ジュンが今までにない速さで腰を動かした。
「ひっ! あぁぁぁぁぁ!」
 真紅が快楽の極みに達して、腹部が大きく痙攣する。膣がうごめき、ジュンの精液をしぼりとる。
ジュンにとっては、手痛い反撃だった。
真紅よりわずかに早く達していたこともあって、ジュンのものはひどく過敏になっていた。
そこへこの仕打ち。ジュンはあせって、ものを抜こうとする。
だが、真紅の膣は、ジュンのものを逃すまいと、よりいっそう激しくしごきたてた。
味わったことのない刺激に、ジュンは腰が砕けそうだった。
真紅の絶頂は長かった。途方もない責め地獄が続いた。それが、ジュンには何十分にも感じられた。

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:26:16.68 ID:SW3vDe07O]
C

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:49:27.17 ID:SW3vDe07O]
…あれ?

314 名前:本人証明の為に捨てトリ ◆V8pdNi6PjA mailto:sage [2010/04/04(日) 14:53:22.10 ID:PKW/QhA/P]
俺の分はぷん太転載お断り



315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 14:59:49.79 ID:yBH3CTg70]

 ――真紅の責めが終わり、息も絶え絶えのジュン。ことの重大さに気付く。
「僕は……なんでこんなこと……」
 真紅の秘所から、白い液体がこぼれている。青い瞳は悲しげだ。
「ジュン……」
 真紅の声を聞くと、ジュンの視界はかすみ、意識もぼやけた。
そして、その場にへたり込んだ。真紅が、ジュンに微笑み掛ける。
「おやすみなさい」
 床に耳をつけるようにしていると、何かの音が聞こえた。
不安だったが、眠気には逆らえなかった。白熱灯の光が暖かい。

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 15:03:26.88 ID:LkvhrJ0h0]
あああ・・・

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 15:20:46.21 ID:yBH3CTg70]
「うあっ」
 ジュンは目覚めた。ダイニングにあるソファの上だった。
かたわらで、真紅・翠星石・のりが心配そうな顔で、ジュンの顔をのぞきこんでいた。
「だいじょぶですかぁ……?」
「あなた、随分とうなされていたわよ」
 息を荒くしたまま放心するジュン。しばらくすると、自分がアブナイ夢を見ていたことを思い出す。
「あぁぁぁぁ」
 頭を抱えるジュン。真紅たちが驚き、たじろぐ。

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 15:46:24.93 ID:LkvhrJ0h0]
C

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 15:59:52.60 ID:yBH3CTg70]
「ジュ、ジュン君、どうしたの?」
「くそっ、なんでもない!」
 と言いつつも、うめくような声をあげ続けるジュン。
ふと気付いた。翠星石に夢を見られた可能性があることに。ジュンの体から嫌な汗がにじみ出る。
「あなたの夢なら、のぞいていないわよ」
「えっ、あ、そう」
 心配ごとは見透かされていた。
真紅が本当のことをいっているか定かではなかったが、ジュンは深く考えないことにした。
「翠星石がそんなデリカシーのないことするわけないのですぅ」
 翠星石の発言に、えっ、という声を禁じえないのり。

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 16:07:44.81 ID:SW3vDe07O]
C



321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 16:38:13.53 ID:yBH3CTg70]
「なんですかぁ〜」
 翠星石は、のりの口を封じるようににらみ付けた。しかし、告げ口をしたのは、真紅だった。
「大変だったわ。ジュンの夢の中に入ろうとしている翠星石をなだめるのは」
 翠星石があわてふためき、真紅の口を手でふさぐ。
「でたらめです! 真紅の妄言ですぅ!」
 取りつくろう翠星石。すかさず、のりがフォローを入れる。
「でも、それは翠星石ちゃんがジュンくんを思ってやろうとしたことだものねぇ」
 ところが、
「ちげぇです! チビ人間のことなんざどーでもいいです! 興味本位でやっただけです!」
 翠星石にとっては大きなお世話だった。おまけに、否定する翠星石は、最後に犯行を自供していた。
「やっぱり僕の夢の中を見ようとしたんだな」
「あ……」
 ジュンの、翠星石に対する信用は地に堕ちた。
にぎやかな光景。ジュンが真紅の方を見ると、真紅も気付いて、ジュンの方を見た。
ジュンは負い目があったので、すぐに目をそらした。
そして、翠星石をからかうことで気をまぎらすことにした。

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 17:17:57.25 ID:yBH3CTg70]
 少し時間がたつと、のりがキッチンへ向かおうとした。
それを見て、ジュンは時計に目を向ける。もう午後の五時半になっていた。
 土曜日の夕方。テレビの中でニュースキャスターが喋っている。
ソファとじゅうたんにしみ込む消臭剤のかおりは、桜田家にとってはめずらしいことだ。
カーテンもほのかに赤く染まっていた。
ジュンは、こんな時間まで自分が寝ていたことにびっくりした。
「もっと早く起こしてくれてもよかったと思うんだけど」
「そーですねぇ……」
 と翠星石の空返事。
自分がうなされているとき、翠星石が本当に心配してくれていたのか、ジュンは疑った。

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 17:42:41.46 ID:yBH3CTg70]
 ――また三十分たったが、ジュンは倦怠感にさいなまれていた。
おかしな夢を見たことと、ソファで寝たことが原因らしい。
生活リズムを案じつつ、ソファから立ち上がろうとするジュン。しかし、翠星石がジュンの服のそでをつかむ。
「あ、あの……今から面白い番組がありますですから」
 思わずジュンが吹き出す。
「たまには可愛げのあることもいうんだな」
「う、うるさいですね! とにかくここに座ってろ、ですぅ」

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 17:45:47.63 ID:OBqXRsZRP]
>>314
ぷん太以外だといいのか

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 18:22:20.58 ID:yBH3CTg70]
 翠星石はひどくあわてていた。
「トイレにいくだけだぞ」
「テレビが終わるまで我慢しろです」
「なんでそこまでしなくちゃいけないんだよ!」
 ジュンが、こんな無茶な要望に応じる理由はなかった。
「たまには付き合ってあげてもいいのではなくて?」
 ジュンたちが座るソファの後ろから口を挟んだのは、じゅうたんに座って本を読んでいた真紅だ。
「だぁぁぁもぉぉぉ!」
 ジュンは、翠星石の手を振り払い、二人に疑いのまなざしをやる。
その時、ジュンは自分の座っていた場所に染みがあることに目がいった。

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 18:42:09.51 ID:yBH3CTg70]
 ジュンは廊下で頭をひねっていた。
「なんだろ、アレ」
 別段おかしいわけでもないのだが、妙にひっかかった。なぜか嫌悪感のようなものを覚えた。
わからないものは仕方がない、とジュンは極力何も考えないように決めた。
しかし、トイレのドアに手をかけたとき、いろいろな疑念が浮上してきた。

 ――あの染み……汗にしては広がりすぎだよな。
 ――なんで、真紅はじゅうたんの上で本を読んでるんだ? いつもはいすに座っているのに。
 ――今日は、やけにソファもじゅうたんも消臭剤の匂いがきつかったな。
 ――僕はどうしてあんなに起きる時間が遅かったんだろう。真紅たちがきてからは、遅くても昼前には起きてたのに。

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:01:24.60 ID:SW3vDe07O]
>>324
じゃあ俺は傷心のぷん太にちんこねじ込んでくる

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:14:19.61 ID:yBH3CTg70]
 目の焦点が定まらなくなってきた。ジュンの予想だと、全てに合点がいった。そして、最後は決定的だった。

 ――昨日の深夜、なにしてたっけ。
 ジュンの頭のなかで靴音がなった。コツ、コツ。 

すべて思い出した。ジュンはトイレに入り、嘔吐した。体の震えが収まらない。
ジュンはおぼつかない足取りでトイレから出ると、ダイニングには戻らずに、二階へ向かった。

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:31:32.90 ID:yBH3CTg70]


 ジュンが部屋を出たあと、のりは悠長に歌を口ずさみながら、夕飯の買出しへ行った。
巴の家へ遊びにいった雛苺の出迎えもかねていた。
ダイニングは、真紅と翠星石だけになった。
 真紅がじゅうたんから立ち上がり、翠星石のもとへ近寄って、たずねる。
「上手くごまかせたかしら?」
 真紅が座っていた場所には、うっすらと白いしみがあった。
「多分ですぅ……」
 ソファに腰掛けている翠星石が体をずらす。ソファは濡れて、まだら模様になっていた。
白い染みはジュンの、ソファの染みは真紅の体液だ。
これらの家具は、捨ててしまうわけにもいかなかった。
こんなに目立つ家具だ、捨ててしまうと、ジュンが感付いてしまう。思い出してしまう。

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 19:33:19.93 ID:PKW/QhA/P]
荒らしもウザいが
ぷん太とぷん太厨はそれ以上にウザイことを学習すべきだと思う

荒らしは無視すれば済むのに
ぷん太厨相手にはわざわざ>>314みたいな
やりたくもない自己主張をしなくちゃいけない

無視していたらOKのサインだと受け取るからタチが悪過ぎる

胸糞悪い 潰れてくれればいいのに



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:38:07.81 ID:yBH3CTg70]
 染みをながめた真紅の瞳から、ふいに涙がこぼれた。
「真紅……」
 すすり泣く真紅を、翠星石が抱きしめる。
「戻れますよ。あなたも、ジュンも」
 真紅が、翠星石にすがりつく。
「ごめんなさい。あなたまで巻き込んでしまって」
「なにをいうですか。いいんですよ。翠星石は真紅のお姉ちゃんですから」
 翠星石が、何かを思いついたふうに手をたたき合わせた。
「そうです! 蒼星石が帰ってきたときに、ジュンの心の木を剪定してもらいましょう。
そのときまで、ジュンが感付かなければいいのです」
 真紅は声を荒げていう。
「無理よ。いまでこそ混乱して気付いていないだけで、時が経てば思い出してしまう」
「あのへっぽこぽこのすけをごまかすだけでいいんですよ。お茶の子さいさいですぅ!」

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:39:53.86 ID:yBH3CTg70]
 真紅はしばらく黙ったあと、涙を拭った。そして、笑いながらいった。
「そうね。仮に思い出したとしても、引っぱたけば、忘れてくれるかもしれないわ」
「そうです! 二人でぼこぼこにしてやりましょう!」
 二人は気丈に 振舞った。不安がないわけではなかった。だが、覚悟はできていた。
そして、二人のあいだに沈黙がおとずれる。翠星石はさきほどから気がかりだったことを
「……しっかし、遅いですねぇ。チビ人間。腹痛ですかね」
「そうね……」
 二人は、廊下へつながる扉を見やる。その時、

 ゴト

 二人の視線と反対、庭のほうで鈍い音がした。


終わり

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 19:43:53.19 ID:PKW/QhA/P]
乙!

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 19:45:43.27 ID:LkvhrJ0h0]
乙〜

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 19:50:20.75 ID:S8LSm8i1P]
書いた人の許可もとらずに載せるのって本来ならすげえ失礼だよなあ
なにはともあれ乙
久々のローゼンss2本も読めて楽しかった

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 20:09:58.06 ID:7FUs22NnP]
まとめられて嬉しいだろ?ん?
って感じなんじゃないの

現にまとめに載る事がステイタスみたいな人もいますし

337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 20:23:50.07 ID:yBH3CTg70]
今日、自分が遅筆であることを思い知りました。

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 20:33:30.13 ID:gDokLs+5O]
エロ描写が秀逸だった乙

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 20:58:30.67 ID:tndDXjQnO]
なんかお得なスレだな。他は保守ばっかで中々終わらないスレが多いのに

またなんか書いてくれよ〜

340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/04(日) 22:24:43.64 ID:MFtGPhM20]
たまにSS書くけどまとめに乗るのは嬉しいよ
色々感想貰えるからな



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/04(日) 23:49:06.10 ID:PsuN+595P]


342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 01:10:08.09 ID:LgeQFOjhP]


343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 01:38:57.94 ID:PIQW/KN/O]


344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 04:27:10.76 ID:HAI2F7abO]
otu

345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 09:47:44.57 ID:XekSwpkv0]
otu

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 15:57:05.15 ID:XekSwpkv0]
まだあった

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 16:22:46.10 ID:J2qwuLAuP]
規制やべえ
5時間以上もスレがもつのかよ

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 18:43:00.71 ID:gM3cyjy/P]
test

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:47:34.59 ID:gM3cyjy/P]
やっぱり規制なので また少しここで遊ばせてもらいます

350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:49:35.86 ID:gM3cyjy/P]
――― ジュンの部屋 ―――


雪華「大変ですわ 一大事ですわ 紅薔薇のお姉様」

真紅「あら白薔薇 何よ慌てちゃって 貴女らしくもない」

雪華「以前 購入した重機で私のフィールドの庭を掘っていたんです」

翠星「おま…… まだミョウバン採掘をやっていたのですか?」

雪華「いえ ミョウバンは大した稼ぎにならないので油田を探していました」

真紅「油田て…… どんだけアメリカンドリームってるのよ」

雪華「そしたら石油よりもとんでもない物を掘り当ててしまったんですの」

真紅「とんでもないもの? 巨神兵とか?」

雪華「そんなものではありません ああ思い出すだけでも恐ろしい とてもとても恐ろしい」



351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:49:46.52 ID:MbtvqaEbO]
てっきり落ちたかと……

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:51:48.51 ID:gM3cyjy/P]
雪華「あんな恐ろしい物を私は見つけてしまった これからどうすればいいのでしょう」

雛苺「埋めれば?」

雪華「……」

真紅「そうね 埋めてしまえばいいのだわ」

翠星「そうです 見つけなかったことにすれば万事解決です」

雪華「あの……」

雛苺「うぃ?」

雪華「お姉様方は私が掘り当てた物に興味は無いのですか?」

真紅「1ナノグラムも無いわね」

翠星「どうせロクなもんじゃねーですぅ」

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:53:14.40 ID:gM3cyjy/P]
雪華「……」

真紅「ほら さっさと帰って埋めなさいよ その恐ろしい物ってのを」

翠星「そうですそうです」

雪華「えぇと…… 埋めるの手伝ってくれませんか?」

雛苺「え〜 めんどうくさいの」

真紅「私は嫌よ」

翠星「翠星石もです」

雪華「……タダでとは言いませんわ 1000円払います」

354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:54:29.64 ID:gM3cyjy/P]
真紅「2000円」

雪華「1200円」

真紅「1800円」

雪華「1400円」

真紅「1700円」

雪華「1500円」

真紅「1600円」

雪華「1550円」

真紅「OK 1550円で手を打ちましょう」

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:56:03.68 ID:gM3cyjy/P]
真紅「というわけで かまってちゃんの末妹のフィールドへ行ってくるのだわ」

翠星「留守をよろしく頼むです」

雛苺「よろしくなの」

JUM「……留守がどうのこうのじゃなくて ここは僕の部屋なんだが」

真紅「本日も過酷な任務に耐える自宅警備員殿に敬礼!」

翠星『
雛苺   アイアイサー! 
雪華              』

JUM「嫌がらせが済んだら さっさと行けよ」

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:57:54.88 ID:gM3cyjy/P]
――― 白薔薇のフィールド・第42951世界 ―――

真紅「さて そのとんでもない物ってのはどこなの白薔薇?」

翠星「あれ? 白薔薇がいないですよ?」

雛苺「さっきまでここにいたのよ」



重機「ガココ……」



雛苺「パワーショベルがやって来たの!」

翠星「ああ あれを取りに行っていたのですね」

真紅「なかなか運転上手じゃない あの子」

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 18:59:15.66 ID:gM3cyjy/P]
重機「すいません お待たせしました」

翠星「ユンボが喋ったです!?」

雛苺「運転席には誰もいないのよ」

重機「あ……それは……」

真紅「あなた 白薔薇?」

重機「はい この重機に憑依しています 私自身はアストラルなので」

翠星「随分と便利なヤローですぅ……」

重機「掘り当てたポイントまでは少し距離があるので お姉様方は私に乗って下さい」

真紅「本当に便利なのね 貴女って」

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:06:16.36 ID:gM3cyjy/P]
翠星「♪燃える男の〜 赤いトラクター」

真紅「♪それがお前だぜ〜」

雛苺「♪いつも仲間だぜ〜」

重機「あの…… この機体は単なる中古ユンボなんですが 色も赤くないですし」

翠星「いいんですよ細かいことは」

真紅「雰囲気よ 雰囲気」

雛苺「今が楽しければそれでいいの〜」

重機「そ……そういうものですか」

翠星「♪さあ行こう〜 さあ行こう〜」

真紅「♪この大地のふところに〜」

雛苺「♪さがそう〜 二人の花を」

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:15:35.62 ID:gM3cyjy/P]
――― 10分後 ―――

重機「着きました ここです」

真紅「地面に穴が空いてるのだわ」

重機「私が掘った穴です この奥に……」

翠星「それじゃあ ちゃっちゃと埋めるでーす!」

雛苺「はいなの〜」

重機「ちょ……ちょっと待って下さい」

真紅「何? 白薔薇?」

360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:20:12.29 ID:gM3cyjy/P]
重機「折角だから 奥にあるもの見てから埋めませんか?」

翠星「別にいいです 知らない方が良いことも世の中にはあるです」

雛苺「そうよ そうよ」

重機「そんなことを言わずに是非……」

真紅「やれやれ なんだかんだで 見せたくて仕方が無かったのよね」

雛苺「もったいぶらずに最初から素直になればよかったのよ」

重機「す……すいません」



361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:26:55.55 ID:gM3cyjy/P]
――― 穴の奥底 ―――

雪華「あれです」←重機のままだと奥まで進めないのでアストラルに戻った

翠星「どれです? 行き止まりで何もないじゃ……」

真紅「下の方を良く見なさい 翠星石」

翠星「これは……階段?」

雪華「そうです 階段です」

雛苺「それがどうかしたの?」

翠星「は! まさか 階段=怪談=恐ろしい というアストラルジョークですか!? 白薔薇!」

雛苺「そんな安易なギャグはカナにしか受けないわよ」

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:34:30.44 ID:gM3cyjy/P]
雪華「いえ そういうことじゃなくてですね」

真紅「Nのフィールドの地下に人工物が見つかったということよ
    しかも階段ということは さらに奥に何かがあるということ」

翠星「何か……て何です?」

雪華「分かりません」

翠星「ふーむ なんだかお宝の匂いがするですね」

雛苺「探検するの!」

真紅「そうね くんくん探検団 結成よ! 勿論リーダーは私!」

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:38:57.57 ID:gM3cyjy/P]
雪華「い……いけません 皆で埋めようって決めたのでは?」

真紅「ここから先は暗いから 人工精霊を明かり代わりに使うわよ ホーリエ!」

翠星「よし出番ですよ スィドリーム!」

雛苺「頑張ってなの ベリーベル!」

雪華「ちょっと駄目ですってば 危ないですってば」







一生懸命 姉達を止めようとしている雪華綺晶であるが
本当は最初から皆で探検したかったのだ



364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:47:06.11 ID:gM3cyjy/P]
――― 謎の遺跡・B1F ―――

真紅「くんくんレッド!」

翠星「くんくんグリーン!」

雛苺「くんくんピンク!」

雪華「く……くんくんホワイト……」

真紅『
翠星   四人揃って!
雛苺     くんくん特選隊!!
雪華                   』



雪華「……くんくん探検団だったのでは?」

真紅「雰囲気よ 雰囲気」

翠星「お前は空気みたいな存在なのに 空気読めない奴ですね」

雪華「アストラルと空気は全然違います」

雛苺「どっちでもいいのよ」

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:50:15.42 ID:gM3cyjy/P]
真紅「それよりも階段を下りたのはいいけれど……」

翠星「迷路ですか? ここは」

雪華「何かの遺跡のようです」

雛苺「けっこう広そうなの」

真紅「床も壁も 明らかに人が作った構造ね」

雪華「いったい誰が?」

翠星「こんな大仕掛けをNのフィールドに用意できるのは……」

雛苺「きっと お父様だけなの」

雪華「そういうことになりますか」

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 19:58:46.40 ID:gM3cyjy/P]
兎魔「ああ 忙しい 忙しい」

真紅「あなた……ラプラスの魔!?」

兎魔「おや? これは奇遇ですね五番目のお嬢さん
   それに三と六と七番目のお譲さんまで」

翠星「どうしてお前が此処に!?」

真紅「あなたがいるということは 近くにお父様が?」

兎魔「それは言えません それは教えられません
    ゆっくりとお話しすることもできません ああ 忙しい 忙しい」

367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:05:31.50 ID:gM3cyjy/P]
兎魔「それではアデュー」



雛苺「あ! 待ってなの」

雪華「行ってしまいましたね なんとも足の速い」

真紅「しかし お陰でこの遺跡に何かあるのは間違いないことが分かった」

翠星「俄然やる気が出てきたです」

雛苺「前進あるのみよ」

真紅「取り敢えずはラプラスの魔が走って行った方に進んでみましょう」

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:11:13.90 ID:gM3cyjy/P]
??「……ガサガサ」

真紅「皆ストップ! 前の暗がりの隅に何かいる!」

翠星「どこです!?」

??「ピキーーーッ」

翠星「うわぁ!!」

真紅「危ない翠星石 ローズテイルッ!!」

??「ギエピーーッ!!」

翠星「な……なんですか 今のは!?」

雪華「こっちで目を回してノびています 今襲いかかって来た生き物が」

マムル「きゅ〜〜〜……」

真紅「何これ? ドブネズミが四肢をもがれたような可哀想なフォルムね」

翠星「随分と無駄に辛辣な評価を下すですね」

369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:13:32.21 ID:6t+PSWHo0]
不思議のダンジョンだと…

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:16:39.62 ID:gM3cyjy/P]



♪いよ〜ぉ!どどどんどん!はっ!!

真紅達はレベルが上がった!!



雪華「やりましたね お姉様 レベルが上がったみたいですわ」

真紅「レベルって何よ? それに この妙に威勢の良い効果音は!?」

雪華「今 分かりました ここは不思議のダンジョンです
    そして そこのネズミはマムルと呼ばれるモンスターです」

雛苺「ふしぎのダンジョン?」

翠星「それってトルネコやシレンやディアボロのアレですか?」

雪華「詳しいですね 翠のお姉様」

翠星「そりゃまあ チビ人間の家だとテレビかゲームぐらいしか楽しみが無いですから」

真紅「ちょっとちょっと 二人だけで納得していないで私と雛苺にも説明を……」



371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:19:52.71 ID:gM3cyjy/P]

【ルール】

入るたびに形の変わる不思議なダンジョン
階段を見つけてどんどん地下へと潜る
階段を下りると前の階へは戻れない
モンスターとか罠とかアイテムとか色々仕掛けがある





真紅「なるほど シンプルね」

翠星「なかなかどうして奥が深いですよ このゲームは
    翠星石はどの不思議シリーズでも最初のイベントダンジョンぐらいしか
    まともにクリアできたためしがないです」

雪華「私も似たようなものです」

雛苺「不安になってきたの」

真紅「何にせよ後には退けないんだから 進むしかないわね ほら 行きましょ」

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:25:07.95 ID:gM3cyjy/P]
――― 2分後 ―――

翠星「お! 下へ降りる階段を発見です!!」

真紅「簡単に見つかったわね」

雛苺「わーい」

雪華「待って下さい お姉様」

雛苺「ふぇ? なんで? 降りないの?」

翠星「まだ このフロアを探索しきって無いです」

雪華「レベルも先刻のマムルを倒して1つ上がっただけ」

真紅「それが何か?」

雪華「不思議なダンジョンは階を下りるごとに難しくなるのです」

翠星「できるだけ難易度の低い階層の内にアイテムを揃えるのが安全策ですぅ」

雛苺「え〜?」

真紅「面倒ね」

翠星「ここをおろそかにすると あとで泣きを見るです」

雪華「階段の位置を覚えた上で もう少し付近を探しましょう」

373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:28:25.99 ID:gM3cyjy/P]

真紅「……で なんとか落ちているアイテムを集めることが出来たのだけど」



紫色の草
茶色の草
イヌの絵柄の巻物



翠星「これは非常に厳しいです……」

雪華「まさか未識別の状態だとは」

雛苺「みしきべつ?」

翠星「使ってみないと分からないってことです」

真紅「使ってみないと?」

雪華「草なら食べてみる 巻物なら読んでみるといった感じです」

真紅「厄介ね」

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:34:14.20 ID:gM3cyjy/P]
翠星「一回使っておけば次からは識別状態になるです」

雪華「モンスターもあらかた片付けて安全な階段前で処理しましょう」

真紅「よく分からないけど ここは経験者のお二人に従うのだわ」

雛苺「うぃ」

翠星「じゃあ 巻物から読んでみるです」

雪華「識別の巻物の可能性もありますからね」



翠星石はイヌの絵柄の巻物を読んだ!
なんとイヌの絵柄の巻物は『聖域の巻物』だった!
この巻物は地面に置いて使おう!



翠星「……」

雪華「……」

雛苺「なにが起きたの?」

真紅「聖域の巻物って何?」

375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:40:38.98 ID:gM3cyjy/P]
翠星「があああああああ!!」

雪華「落ち着いて下さい翠のお姉様! 気持ちは分かりますが落ち着いて!!」

翠星「んなアホなあああああああ!!」

雛苺「こんなに怒っている翠星石は久しぶりに見るわ」

真紅「蒼星石のローザミスティカを水銀燈に横取りされた時以来ね」

翠星「っざけんなよ もぉ〜〜〜!! 何でもう聖域の巻物が出てくんだよ ファーーーック!!」

雪華「お姉様! 有り得ないぐらい口調が荒れていますわ!!」

真紅「これが噂のゲーム脳ってやつ?」

雛苺「たぶん違うと思うの」

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:45:40.00 ID:gM3cyjy/P]
翠星「聖域が……聖域の巻物が……」

雪華「ま……まあ 早いうちに聖域が識別できて良かったじゃないですか
    きっとすぐに二枚目が見つかりますから ね?」

翠星「うぅ……」

雪華「それじゃあ 草の識別とまいりましょうか」

真紅「これは食べてみないと分からないのよね」

雪華「はい そうです ところでお姉様」

雛苺「うゅ?」

雪華「お腹空いていませんか?」

雛苺「そう言われてみれば……」

雪華「では この紫色の草をどうぞ 少しはお腹の足しになりますので」

雛苺「ありがとうなの いただきま〜す!」

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 20:49:03.32 ID:gM3cyjy/P]

雛苺は紫色の草を食べた!
紫色の草は『混乱草』だった!



雛苺「ウォォ〜アンマァ〜 キャハァ! カハァ! ケハァ!」

真紅「ちょっと! どうしたの雛苺!?」

雪華「紅薔薇のお姉様! 勝手に動き回らないように彼女を押さえつけて下さい!」

雛苺「あばばばばばっばば!」

真紅「雛苺! しっかりなさい雛苺!!」

雪華「もう少しです もう少し経てば正気に戻るはずです」

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:01:50.20 ID:gM3cyjy/P]
雛苺「おばま……? あれ? ヒナは今までいったい」

真紅「ふう…… どうやら治ったみたいだけど 白薔薇 雛苺に何が起きたの?」

雪華「それは……」

翠星「アイテムの中にはマイナス効果を持つものも多いんですよ」

真紅「ということは 貴女は姉に毒見役をさせたのね!?」

雪華「……」

雛苺「ひどいの!」

真紅「この落とし前はきっちりつけさせてもらうのだわ! 翠星石! 雛苺!」

翠星「合点です!」

雛苺「うぃ!」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:06:22.54 ID:gM3cyjy/P]
雪華「何を? 離して下さい二人とも!」

真紅「いかにも体に悪そうな この茶色の草! 貴女で試させてもらう」

雪華「やめてください! 私はアストラルだから物を食べたりできな……」

真紅「そんな便利な設定! 誰も認めないのだわ」

雪華「ひぃぃ……」

翠星「おら! 観念しろですぅ」

雛苺「歯ぁ食いしばれなの」

雪華「誰かーー! 火事でーーーーす!!」

真紅「人を呼ぶのに最も適した叫び声をあげても無駄よ!」

翠星「ここには私達しかいないです!」

雛苺「おうじょうぎわが悪すぎるのよ」

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:11:05.68 ID:gM3cyjy/P]

真紅は雪華綺晶に茶色の草を飲ませた!
茶色の草は『ドラゴン草』だった!



雪華「ゲプッ……」



雪華綺晶は火を噴いた!
真紅に60ポイントのダメージ!
真紅は倒れた!



真紅「ぬわーーーーっっ」



雪華「……」

翠星「……」

雛苺「……」



381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:15:52.41 ID:gM3cyjy/P]

翠星「ある意味 火事だったですね」

雪華「わ……私は悪くない だってお姉様方が無理やり……」

雛苺「そんなことより真紅が倒れたあと 光に包まれて消えちゃったわ! ホーリエも!
    もしかして死んじゃったの!?」

翠星「いや ゲームシステム的に考えて 最初の場所に戻されただけです」

雛苺「さいしょのばしょ?」

雪華「とにかく死んではいないということです」

翠星「それにしてもB1Fにして いきなり仲間が一人減るとは災難ですぅ……」

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:19:00.13 ID:gM3cyjy/P]

♪いよ〜ぉ!どどどんどん!はっ!!

翠星石達はレベルが上がった!!



雪華「あ でも紅薔薇のお姉様を倒したと見なされてレベルが上がりました」

翠星「なんで仲間を倒してレベルが上がるですか?」

雪華「アリスゲーム用に若干システムがマイナーチェンジされているようです」

雛苺「お父様もいいところがあるの」

翠星「いや これは明らかに仲間割れを誘発するシステムですよ」

雪華「えげつねぇですわ」

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 21:24:22.53 ID:gM3cyjy/P]
翠星「げに恐ろしきは お父様」

雪華「これは私達を試す試練なのでしょうか」

雛苺「でも負けないのよ」

翠星「そうです! だって翠星石達はまだ降り始めたばかりですよ」

雪華「この果てしなく深い……薔薇乙女坂を!」



未完

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 21:46:04.02 ID:DYF9o4KZP BE:2651616959-2BP(2970)]
sssp://img.2ch.net/ico/aka.gif
おい、やっと追いついてwktkしてたとこなんだぞwww

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 22:59:25.50 ID:gM3cyjy/P]
――― 謎の遺跡・B2F ―――

翠星「安らぎの緑の大地! くんくんミント!」

雛苺「はじけるうにゅ〜の香り! くんくんストロベリー!」

雪華「ホ……ホワイトローズは皆の心 羽ばたけフレッシュ くんくんエンジェル!」



翠星『 三人揃って……
雛苺   Yes! フォーリンラブ!!
雪華                       』



雪華「……これ 階段降りるたびにやるんですか? あと最後 芸人になってましたよ」

翠星「うっさいですね こういう長丁場はモチベーションの維持が大切なんです!」

雛苺「一人だけ新しめのをチョイスしておいて何様のつもりなの〜」

翠星「エンジェル(笑)」

雪華「……」

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:11:24.01 ID:gM3cyjy/P]
――― ジュンの部屋 ―――

真紅「ぬわーーーっっ」

JUM「ゲフゥッ!?」←寝てたら真紅が上から落ちてきた

真紅「ジュン!? ということは……ここは私の部屋!?」

JUM「僕の部屋だ!!」

真紅「どうやら あの不思議なダンジョンで倒れると ここに送り返されるようね」

JUM「?」

真紅「それにしても忌々しいのは白薔薇…… よくもこの私を!」

JUM「何か焦げ臭いぞ お前」

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:18:11.56 ID:gM3cyjy/P]
真紅「しかも ここに戻らされたのは私だけ
    あの三人はリーダーたる私を見捨てたまま ダンジョンを進んでいるに違いない!」

JUM「何の話をしてるんだ?」

真紅「許せない! 何としてでも あの三馬鹿姉妹に先んじなければ!!」

JUM「真紅さーん 僕のことは完全に無視ですかー? もしもーし」

真紅「とは言え 今から追いかけたところで……」

JUM「おーい! 不人気ー!」

真紅「それに私は不思議のダンジョン初心者」

JUM「赤いだけが取り得のカマトト日和見さん 聞いてますー?」

真紅「一人ではどうしても心許ない……」

JUM「真紅って要はダッチワイフだろ?」

真紅「……仲間を集めなければ! できればダンジョンゲー熟練者を!!」






JUM「行っちゃった…… 最後までオールスルーかよ
    好きの反対は嫌いじゃなくて無関心とも言うらしいが……」

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:26:33.28 ID:gM3cyjy/P]
――― 謎の遺跡・B5F ―――

翠星「あれからそれなりにアイテムが出続けているですし」

雪華「運のいいことに『どうたぬき』も拾えました」

雛苺「モンスター達も いちげきよ!」

雪華「けど 順調に進み始めてくると 思い切った識別がやり辛くなってきますわね」

翠星「ですね そろそろ呪われてるアイテムとか出そうです」

チンタラ「チョキプリイイイイイ!」

雛苺「モンスターなの!」

翠星「おっと 待つですよ雛苺 こいつを倒す前に
    さっき拾った『ケヤキの杖』の効果を確かめておかないと」

雛苺「うぃ!」

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:33:48.99 ID:gM3cyjy/P]
雪華「では 私が振らせていただきます」



雪華綺晶はチンタラに向かってケヤキの杖を振った!
チンタラは『薔薇水晶』になった!



薔薇「……?」

雪華「……」

翠星「……」

雛苺「……」

薔薇「ここは……どこ……?」

翠星「えーと……」

薔薇「翠星石に雛苺に…… 雪華綺晶?」

雛苺「なんでチンタラが薔薇水晶になったの?」

雪華「このケヤキの杖…… おそらくは」

翠星「『身代わりの杖』ですね」

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/05(月) 23:35:08.44 ID:qOmtffR30]
ばらしーかわいい



391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:41:01.63 ID:gM3cyjy/P]
薔薇「あの……? 貴女達が私をここに呼び寄せたので?」

翠星「い……いや 知らないです! お前は夢遊病っぽいから
    寝てるうちにここに来ちゃったんじゃないですかぁ!?」

薔薇「……なるほど」

雪華(納得した!?)

雛苺「き…… きっとエンジュ先生が心配してるから
    早く帰ってあげたほうがいいのよ!」

薔薇「そう……ですね では 御機嫌よう」

翠星『
雛苺  御機嫌よう〜
雪華            』

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:47:05.71 ID:gM3cyjy/P]


翠星「行っちまいましたね 明りも持たずに」

雪華「夜目が利くんじゃないでしょうか?」

雛苺「でも 身代わりの杖の効果ってこれだけなの?」

翠星「もうすぐ分かるですよ 多分」





薔薇「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜」



♪いよ〜ぉ!どどどんどん!はっ!!

『あなぐらマムル』はレベルが上がって『洞窟マムル』になった!





雪華「こういう効果です」

雛苺「良く分かりましたなの」

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:54:02.42 ID:gM3cyjy/P]
翠星「それじゃ薔薇水晶がやられた所へ行くです」

雛苺「どうして? あっちはヒナ達がやって来たほうよ?」

雪華「洞窟マムルを狩るのです」

翠星「『吹き飛ばしの杖』を持っているですからね こいつで洞窟マムルを倒せるです」

雛苺「?」

雪華「洞窟マムルはこの階層としては非常に多い経験値を持っています
    防御力がやけに高く 殴り合いでは今の私達は負けてしまいますが
    反面HPは非常に低く 吹き飛ばしの杖などを使うと楽に倒せる『美味しい敵』なのですわ」

雛苺「ほへぇ〜」



この後も翠星石達は身代わりの杖の回数が無くなるまで
薔薇水晶→洞窟マムルのコンボを繰り返し レベルをそれなりに上げることに成功した

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/05(月) 23:58:32.64 ID:gM3cyjy/P]
――― 謎の遺跡・B1F ―――

蒼星「靴擦れラピ子!」

水銀「鷹の目お銀!」

真紅「ならずものルビー!」

金糸「乙女ばn

水銀『 みんな揃って!
真紅   くんくん紅サソリ隊ッ!!
蒼星                    』

金糸「……」

真紅「決まったわね」

水銀「ええ 最高のファイティングポーズよ!」

蒼星「ここまで連帯感の強い僕達なら この遺跡も難なく踏破できるはずさ!」

金糸「……」

395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:03:59.47 ID:gM3cyjy/P]
真紅「この中で不思議のダンジョンゲーム経験者は蒼星石と金糸雀の二人! 頼りにしているわ」

蒼星「まかせて!」

金糸「大船にのったつもr

水銀「アイテム見つけたわぁ!!」



水銀燈は『赤色の草』を拾った!



蒼星「よし! 未識別のアイテムは全部 金糸雀で試すんだ」

水銀「了解!」

真紅「ドラゴン草の可能性もあるから金糸雀の真正面に立っては駄目よ 水銀燈」

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:06:39.95 ID:dyoiQrtM0]
支援

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:08:03.65 ID:sYNxQIGvP]
金糸「ちょ…… ちょっとm



水銀燈は金糸雀に赤い草を飲ませた!
赤い草は『薬草』だった!
金糸雀の体力が回復した!



水銀「ちっ……」

真紅「なんだ ただの薬草か」

蒼星「面白みに欠けるね」

金糸(え? なに? このみんなのリアクションはッ!?)



この後も金糸雀の体を張った識別作業が続き
『めぐすり草』『ちからの種』『かなしばりの杖』『鈍足の札』などを識別



真紅「これでこの階で拾ったアイテムは全部確認できたわね」

金糸「致命的なマイナス効果に当たらなくて ほっとしたかしら」

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:12:13.74 ID:sYNxQIGvP]
蒼星「まだこれがある 『重い盾』だ」

金糸「ちょ……!!」

水銀「これはもう分かっているじゃない」

蒼星「いや 呪われている可能性がある 金糸雀に装備させて確かめてみるべきだ」

金糸「待ったかしら! 確かに重い盾は強い防具だけど
    デメリットの方が大きすぎるのかしら 敵が弱いうちは無理に付けなくt



蒼星石は金糸雀に重い盾を装備させた!
なんと重い盾は呪われていた!
金糸雀は重い盾を外せなくなった!
金糸雀はお腹が減りやすくなった!




399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:16:57.22 ID:sYNxQIGvP]

金糸「あああ……っっ」

蒼星「やっぱりか」

水銀「蒼星石の勘は頼りになるわね」

真紅「貴女が仲間で本当に助かるのだわ」

蒼星「いやあ それほどでも」

金糸「くうう……」

蒼星「大丈夫さ金糸雀 拾った物は全部君に食べさせるし
    『おはらいの巻物』とかも きっとすぐ出るはずだよ」

金糸(……はめられたっ!!)

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:22:48.08 ID:sYNxQIGvP]
――― 謎の遺跡・B9F・翠星石チーム ―――

雛苺「なんか単調になってきて飽きてきたわ」

翠星「それだけ私達が順調って事ですぅ」

雛苺「このふしぎなダンジョンって どれぐらい続くの?」

雪華「さあ…… 短い所だと もう終わっても良さそうなところですが」

翠星「最初から未識別のアイテムが出るようなダンジョンですよ
    少なくとも30Fはあると見ておいた方がいいです」

雪華「下手したら99Fですね」

雛苺「そんなにも!? もうダメ! 疲れたのよ 歩けな〜い!」

翠星「確かに歩き尽くめは疲れるですね」

雪華「ゲームだと気をつけるのは空腹度だけでしたのに」

翠星「いや プレイヤーの精神的な疲労も ゲームでのミスを誘うステータス異常の一つです」

雪華「なるほど そういう見方も出来ますわね」

翠星「何はともあれ 休めそうなところを探しながら冒険を続けるです」



401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 00:25:26.51 ID:gadVEBn1O]
何でローゼンスレなんて立ってんだ
てかこいつは前に桃鉄やってたやつか

402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:28:59.64 ID:sYNxQIGvP]
――― B10F・気狂い茶屋・翠星石チーム ―――

翠星「とか言っているそばから休憩所っぽいところを発見ですぅ!」

雪華「渡りに船ですわ」

雛苺「助かったの…… もうくたくたよ」

翠星「お 誰か小屋の前に立っているです 住人さんですかね?」

三月兎「ようこそアリスの皆様 ここは来訪者に一時の安息を提供する『気狂い茶屋』」
帽子屋「ようこそアリスの皆様 ここは来訪者に永劫の怪異を提供する『気狂い茶屋』」
冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

翠星「な? 何を言っているんですか お前達は? それにその動物みたいな格好は……!?
    ラプラスの魔の仲間ですか!?」

三月兎「ラプラスの魔は私達の王」
帽子屋「ラプラスの魔は私達の奴隷」
冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

翠星「? ……!?」

雛苺「ワ……ワケが分からないの」

403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:34:34.37 ID:sYNxQIGvP]
雪華「貴方達の家で休ませて頂きたいのですが…… いいのですよね?」

三月兎「勿論です アリスの皆様 お代もいりません 心ゆくまでご自由に」
帽子屋「論外です アリスの皆様 タダはいけません 自らを由とできない」
冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

雪華「……」

翠星「なんか……帽子の人だけ言っている事が変です 怒っているですか?」

三月兎「帽子屋の気狂いが始まった 帽子屋の気狂いが始まった
     アリスの皆様 帽子屋の問いに答えてはいけない
     帽子屋に答えては茶屋の休みを得られない」

雛苺「え? え?」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

翠星「なんですって? カラスと机ぇ?」

冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

雪華「……」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

三月兎「答えてはいけない 答えてはいけない」

雛苺「こ……この人たちは何を言ってるの?」

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:34:58.83 ID:JOMik2ym0]
紅さそり隊懐かしいな

405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:41:56.60 ID:sYNxQIGvP]
翠星「やい! 謎々なら もうちょっと分かりやすく言いやがれです
    カラスと机のどこが似ているというんですか!?」

帽子屋「どこが似ているって? この二つ そっくりじゃないですか
     私の庭には引き出しが五つある四角いカラスが来てガタガタ遊ぶ
     私の机は私が夜更かししていると『もう寝ろよ阿呆阿呆』と鳴くんです」

翠星「く…… さらにワケ分からんです」

三月兎「帽子屋の問いに答えてはいけない 帽子屋の問いに答えは無い」

雛苺「答えが無い?」

翠星「はぁ?」

帽子屋「大ガラスと書き物机 あまりにそっくりで見分けがつかない 何故です? 何故だ?」

雪華「……」

三月兎「帽子屋の問いに対する答えは沈黙 答えてはいけない
     答えると不正解 沈黙が正解」

雛苺「ちんもくが正解?」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

翠星「三月兎の方は さっきからわりとまともな物言いです
    言われるとおりに黙っていればいいのですか?」

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:45:50.99 ID:sYNxQIGvP]
帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

雛苺「……」

雪華「……」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

翠星「……」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

雪華「……」

翠星(きぃぃ〜 黙っているのが正解じゃないんですか?
    さっさと そのうざったい質問をやめるですぅ)

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

雪華「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは……」

翠星(白薔薇!?)

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 00:49:48.57 ID:sYNxQIGvP]
雪華「それが どちらも同じものだからです」

雛苺「へ?」

三月兎「ああ なんてこと 帽子屋の問いに答えてしまった
     それは間違い 『見る』と『食べる』は違う
     『カラス』と『机』も違う 大間違い! 大間違い!」

翠星「な……なんか雲行きが怪しいですよ! 白薔薇!」

雪華「いえ これでいいはずですわ」

三月兎「……」

冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

帽子屋「カラスと机が同じだと? 怪異だ それは永劫の怪異だ
     既に永劫の怪異を持つものに 同じものは与えられない」

三月兎「……zzZ ……zZZ」
帽子屋「……zzZ ……zZZ」
冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

翠星「あれ? 全員……」

雛苺「寝ちゃったの…… どうして?」

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 01:00:08.87 ID:sYNxQIGvP]
雪華「答えが無い問題に対する答えは沈黙……ですが
    その沈黙の長さは計り知れない それこそ一瞬か永遠か
    例えるなら ある数字をゼロで割るが如く」

翠星「は?」

雪華「なら もう一つの正解を定義する
    答えが無い問題に対しては 間違いもまた無い」

雛苺「それって何を答えてもいいってこと?」

雪華「いえ カラスと机が似ているという有り得ない問題に対して
    カラスと机が同じだという それ以上に有り得ない回答を渡した
    例えるなら それは無限を無限で割る如く」

翠星「なんかお前の喋り方も 帽子屋達みたいになってきたですよ白薔薇」

409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 01:02:08.52 ID:sYNxQIGvP]
雪華「彼らは茶屋の住人ではなく 遺跡の番人
    私達の足止めが目的だったのでしょう」

雛苺「足止め……?」

雪華「あからさまな嘘をつく人と 本当のことにちょっとだけ嘘を混ぜる人がいたとしたら
    どうしても後者を盲目的に信じてしまいがちです」

翠星「三月兎の方も嘘を……?」

雪華「いささか疲れました 私達も一旦ここで眠らせてもらいましょう お姉様方」

雛苺「なんだか雪華綺晶の話が難しいから よけいに眠くなってきたの」

翠星「ま……まあ 休めるうちに休んでおくのは大切です 翠星石もかなり眠いですし……」

雛苺「よーし それじゃあ」

雪華「明日のために……」

翠星「ねるでーす!!」





(;;゚;;) みかん

410 名前:雪華吉影 ◆/2nb17wf6k [2010/04/06(火) 01:04:22.01 ID:rziPPz3J0]
 



411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 01:37:38.89 ID:JOMik2ym0]
ho<ニャー

412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 03:00:44.61 ID:JOMik2ym0]
寝る前に保

413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 03:19:01.22 ID:r9eQq7/K0]
何ともお得なスレだな。
乙。

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:age [2010/04/06(火) 06:22:23.76 ID:7lEb9IFlO]
保守しておきますか

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 07:43:25.77 ID:5+9E/P5b0]
保守

416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 08:22:42.31 ID:8AOC0f5IO]


417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 10:14:48.06 ID:FvS4/n0X0]


418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 11:15:25.53 ID:JOMik2ym0]


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 12:13:22.26 ID:5+9E/P5b0]


420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 14:58:05.62 ID:5+9E/P5b0]




421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 16:24:49.56 ID:3Lcolr+oO]


422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 17:11:06.75 ID:JOMik2ym0]
保守

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:05:55.59 ID:5+9E/P5b0]


424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:29:45.13 ID:sYNxQIGvP]
――― 謎の遺跡・B11F・翠星石チーム ―――

翠星「太陽の王女! くんくんRX!」

雛苺「悲しみの王女! ロボくんくん!」

雪華「怒りの王女! バイオくんくん!」

翠星『 三人そろって!!
雛苺    くんくんライダース!!
雪華                    』

翠星「よ〜し! ばっちし睡眠をとったお陰で気力体力ともに充実です!」

雛苺「今なら千代の富士にでも勝てる気がするの」

翠星「雪華綺晶のファイティングポーズもサマになってきてるです
    今後も この調子で頑張るです!」

雪華「あ……ありがとうございます」

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:36:02.27 ID:sYNxQIGvP]
???「フハハハハハハ! いい気なものだな! 凡骨メイデンども!!」

翠星「何奴!?」

ゲイズ「貴様ら如き どこの馬の骨とも知れん奴らに名乗る名など無いわ!!」

雪華「げぇッ! ゲイズ!!」

雛苺「げいず?」

ゲイズ「ふぅん 俺様の事を知っているとはな 少し見直してやってもいいぞ」

雛苺「この一つ目のくらげみたいなのもモンスターなの?」

翠星「そうですが よく喋るやっちゃですね」

雪華「感心している場合じゃありません お姉様!」

翠星「た……確かに! 何か いい手持ちアイテムは無かったですかね」

426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:42:42.90 ID:sYNxQIGvP]
雛苺「何だか弱そうなのよ ヒナの『どうたぬき+3』で倒してあげる」

雪華「駄目です! お姉様 ゲイズに近づいてはいけません」

雛苺「うゅ どうして?」

ゲイズ「ククク……」

翠星「あいつの得意技は催眠術です」

雪華「一度 催眠術をかけられたが最後 あらゆる道具を無様に使い果たすまで
    毎ターン催眠術を続けられる」

翠星「そして付いた二つ名が……『ミスターずっと俺のターン』!!」

ゲイズ「ハーハッハッハッハ 慄くがいい! 怯えるがいい!
     この俺に出会ったこと後悔しながら 死んでいけぇ!!」

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 19:43:49.95 ID:RbFaiEIl0]
空打ちしろww

428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:45:46.67 ID:sYNxQIGvP]

雪華「翠のお姉様! 吹き飛ばしの杖がありました!」

翠星「よ……よし! これで取り敢えず距離を取るです!」



翠星石は吹き飛ばしの杖を振った!
しかし何も起こらなかった!



ゲイズ「埃をまきあげただけか? くだらん杖だ」

翠星「ひゃあああ 杖の回数がゼロだったですぅ!!」

雛苺「げいずが近付いて来たの〜!」

雪華「投げて! 杖を投げて下さい! 投げればまだ使えます!」


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:49:45.11 ID:sYNxQIGvP]
ゲイズ「ならば俺は その前に催眠術をかけよう」←どう見ても翠星石のターン

翠星「あああっ!?」



ゲイズの催眠術!
翠星石は雛苺に吹き飛ばしの杖を投げつけた!
雛苺は吹っ飛んだ!



雛苺「なの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」

ゲイズ「次のターンでさらに……」←まだ雪華綺晶のターン



ゲイズの催眠術!
雪華綺晶は『復活の種』を飲んだ!



雪華「ああ! 貴重なアイテムを」

翠星「ひいぃぃ!! もうやめてくれですぅぅ!」

ゲイズ「さらにもう一度 催眠術!」←相手のターンにやりたい放題なゲイズ

430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:56:05.51 ID:sYNxQIGvP]
――― B10F・気狂い茶屋・真紅チーム ―――

真紅「何だか突然のどかな場所に出たわね」

水銀「まだ遺跡の中……よねぇ?」

蒼星「休憩ポイントってところかな」

金糸「助かったのかしら もうカナはくたくt

真紅「小屋の前に誰かいるのだわ!」

三月兎「ようこそアリスの皆様 ここは来訪者に一時の安息を提供する『気狂い茶屋』」
帽子屋「ようこそアリスの皆様 ここは来訪者に永劫の怪異を提供する『気狂い茶屋』」
冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

水銀「なによ こいつら? モンスター?」

蒼星「一見 敵意は無いみたいだけど……」



431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 19:59:57.07 ID:sYNxQIGvP]
帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

真紅「な? なに? 何なの? 唐突に」

金糸「謎々かしら?」

三月兎「答えてはいけない 答えてはいけない」

蒼星「謎々なのに答えてはいけない?」

冬眠鼠「……zZZ ……zzZ」

帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

三月兎「気狂い帽子屋の謎の答えは沈黙 答えてはいけない」

水銀「うるさいやつらね 先ず あんた達が黙りなさいよ」

432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:01:39.87 ID:sYNxQIGvP]
帽子屋「大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?
     大ガラスと書き物机 この二つが似ているのは何故か?」

三月兎「答えてはいけない 答えてはいけない」

水銀「ああ もう! これでも喰らってなさい!」



水銀燈は『バクスイの巻物』を読んだ!
三月兎は眠りについた!
帽子屋は眠りについた!
冬眠鼠は眠りについた!



金糸「ちょ……ちょっと短気すぎるのかしら水銀燈」

蒼星「何も こんな所でアイテムを無駄使いしなくても」

水銀「貴重なのはアイテムだけじゃなくて時間もよ
    こんな奴らの相手をまともにする必要は無いわぁ」

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:05:45.57 ID:sYNxQIGvP]
真紅「それもそうね ちゃっちゃと行きましょ
    翠星石達よりも先に最下層まで到達しなくては」

金糸「え!? 休憩していかないのかしら? カナってば結構 身も心もボロボr

冬眠鼠「きらきら光る きらきら光る」

水銀「!? 一人だけ眠ってない?」

冬眠鼠「……zZZ ……きらきら光る」

蒼星「寝言……みたいだけど」

真紅「そう言えば この鼠だけは最初から寝ていたのだわ」

蒼星「バクスイの巻物で更に深く寝ちゃったのかな?」

冬眠鼠「……zZZ きらきら光る三姉妹 奥の宝を取りに行った」

金糸「三姉妹?」

真紅「翠星石達だわ! あの子達もここを通ったのね!? どれぐらい前に?」

冬眠鼠「……zZZ 奥の宝は水飴だ 甘い甘い水飴だ」

蒼星「駄目だ 完璧に寝言だ こっちの質問には答えてくれない」

水銀「それはそうと 奥の宝は水飴ですって?」

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:08:46.15 ID:sYNxQIGvP]
冬眠鼠「もがけばもがくほど それは重く手足にまといついて
     水飴に溺れてみる夢は きっととても甘いのだろう」

蒼星「何かの例えなんだろうか……?」

水銀「まさか本当にお菓子の水飴があるってわけじゃないでしょうけど」

真紅「悩んで分かることでも無し……結局は進むしか道は無いのよね」

蒼星「ああ それが不思議のダンジョンのルールだ」

435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:10:11.48 ID:sYNxQIGvP]
冬眠鼠「……zZZ 甘い 甘いよ 水飴は甘い」

金糸「……」

水銀「ほら行くわよ 金糸雀」

蒼星「君がいないと識別がままならないんだから」

真紅「こういう時ぐらいちゃんと役に立ってよね」

金糸「す……すぐに行くかしら! それにしても酷い言われよう……」

冬眠鼠「そうとも 行くしかない」

金糸「……え?」

冬眠鼠「ネズミは水飴に手を付けた 全て平らげるまで戻れない」

金糸「……?」

冬眠鼠「……zzZ ……zZZ」

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:16:37.99 ID:sYNxQIGvP]
――― 謎の遺跡・B17F・翠星石チーム ―――

翠星「ゲイズにアイテムを荒らされまくった時はどうなるかと思ったですが
    何とかこうして持ち直せてきたですよ」

雪華「彼が気まぐれで催眠術をかけるのをやめてくれたお陰で
    最悪の事態だけは免れましたね」

雛苺「一人だけ通路にふっ飛ばされた時はもうダメかと思ったのよ」

翠星「『ジェノサイドの巻物』を拾ったら いの一番に根絶やしにしてやるです」

雪華「まあまあ……」

カラクロイド「ガシャーン! ガシャーン!」

翠星「お! モンスターです! チビチビ出番ですよ!」

雛苺「うぃ! 『ミノタウロスの斧』を合成させた『どうたぬき+5』の錆にしてくれるの!」

雪華「カラクロイドは死に際に罠を床に作ることがありますわ
    倒したあとに勢い余って踏んだりしないようにして下さいね お姉様」

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:22:45.42 ID:sYNxQIGvP]
――― 謎の遺跡・B11F・真紅チーム ―――

水銀「力の一号!」

金糸「技の二g

蒼星「心の四号!」

真紅「絆の五号!」

水銀『 全員そろって!
蒼星   元祖くんくんライダース!!
真紅                     』

金糸「……うん もうこの扱いにも慣れt

ゲイズ「クハハハハハ! 懲りずにまた来おったか! 凡骨メイデン!」

真紅「いきなりモンスターなのだわ!」

金糸「ゲイズなのかしr

蒼星「ゲイズだ!!」

水銀「ゲイズ?」

真紅「それは一体どういうモンスターなの? 蒼星石」

438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:27:12.31 ID:sYNxQIGvP]
蒼星「ゲイズってのは別名『ミスター俺のターン』とも呼ばれ(以下略)」

水銀「催眠術とは厄介な相手ね……」

ゲイズ「ヌハハハハハ! さっきはうっかり俺のターンを止めてしまったが
     今度はそうはいかんぞ! 必ずや全てのアイテムを無駄に! 無駄にしてやる」

真紅「さっき?」

蒼星「多分 翠星石達も遭遇したんだろう」

水銀「それはともかくどうすんの バクスイの巻物とか有用なアイテムは今は無いわよ」

金糸「それは水銀燈が勝手に使うかr

蒼星「じぇいっ!!」

金糸「きゃっ!! 蒼星石? いきなりカナを押して何を!?」

ゲイズ「向かってくるとはいい度胸だ いいだろう
     黄色いの 先ずはお前から血祭りに上げてやる」

金糸「え? え?」

439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:37:03.74 ID:sYNxQIGvP]
ゲイズの催眠術!
金糸雀は重い盾を外そうとした!
重い盾は呪われていて外せない!



金糸「あああ 体が勝手に無駄な行動を……!?」

ゲイズ「ふはは 踊れ! 踊るがいい!!」

蒼星「皆! ゲイズと金糸雀から一旦離れるんだ!」

水銀「分かった」

真紅「分かったのだわ」



金糸「蒼星石ーーー! あんたってお人はーーーっっ」



蒼星「大丈夫! 金糸雀 君には重い盾以外にアイテムを持たせていないから
   ゲイズの催眠術の被害を実質的にはほとんど受けない そのまま そのまま戦って!!」



ゲイズ「なん……だと……!?」

金糸「こなくそー こうなりゃヤケかしらーー!!」

440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:43:52.10 ID:hC9RgmCX0]
金糸雀の扱いはどこもこんなだな



441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 20:57:49.05 ID:sYNxQIGvP]
――― 謎の遺跡・B18F・翠星石チーム ―――

店主「いらっしゃいませー!」

翠星「お店ですか」

雪華「いつかは来ると思っていましたが ついに来ましたね」

雛苺「おにぎりがあるの!」

翠星「ストーーーップ まだ食べちゃいかんです チビ苺!
    白薔薇 品揃えはどうなっているです?」

雪華「『力の種』『いやし草』『合成の壺』『真空切りの巻物』『ネコの絵の巻物』
    そしてあとは『おにぎり』が3つありますわ」

翠星「ふむ 今の所持金では合成の壺までは買えないです
    これはやるっきゃないですかね 泥棒を……」

雛苺「ドロボーなんてダメよ!」

翠星「ええい! これはゲーム上 避けては通れぬ道です!!」

雪華「しかし どうやって? 手持ちのアイテムで使えそうな物はありませんが」

442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:30:52.84 ID:6sGodBZr0]


443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:41:18.73 ID:sYNxQIGvP]
翠星「……そう言えば 今さらですが白薔薇
    お前はアストラルなんですから 『パコレプキン』みたいに
    壁抜けとかできないんですか?」

雪華「それが何故か出来ません そういう性質の壁のようです」

翠星「うーむ……」

雛苺「だから泥棒なんてしちゃダメなの!」

翠星「何かモヤモヤが頭から離れないです……
    もう少しで凄い閃きが湧きそうなんですが……」

雪華「合成の壺はあきらめましょう翠のお姉様
    リスクを冒してまで手に入れるべき物でも……」

翠星「そうです! 白薔薇! やっぱりお前です!
    お前がアストラルだからこそ出来るはずの芸当です!」

雪華「え? 壁抜けは無理ですよ 今言ったばかりでは……」

翠星「二人とも! 一旦 店を出るですよ! あれを探すです!」

雛苺「探すって何を?」

翠星「カラクロイドですぅ!!」

雪華「カラクロイドに『落とし穴の罠』をここに作らせるのですか?」

翠星「それよりも もっと確実な方法です」

444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:44:14.32 ID:sYNxQIGvP]
雪華「?」

翠星「雛苺がカラクロイドを倒した瞬間に
    白薔薇 お前がカラクロイドの体を乗っ取っちまえです
    ユンボになれるのならカラクロイドもOKなはずです!」

雪華「なるほど 私がカラクロイドになれば好きな罠を使いたい放題……」

翠星「フヒヒ…… これで泥棒が自由に出来るも大きいですが
    それ以上にもうなんでもかんでも やりたい放題です
    うひょひょひょ! 考えただけで笑いが止まらんですぅ!!」

雛苺「なんだか翠星石が気持ち悪いの」

雪華「気持ちは分かりますけどね 罠が自由に使えるというのは大きい」

雛苺「そうなの?」

雪華「モンスター相手に『毒矢の罠』といったダメージソースを無尽蔵に使える上
    厄介な特殊能力を持つ相手には『たたりの罠』で封印状態にしたり
    さらには『落とし穴の罠』による緊急脱出や速降りなどなど……」

雛苺「す……すごい」

翠星「ぐへへ…… なんだかとっても楽しくなってきたですよ」

445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:47:09.58 ID:sYNxQIGvP]
――― 5分後 ―――

店主「いらっしゃいませ〜」

翠星「おう また来てやったですよ〜」

雛苺「うぃうぃ〜」

キラ「ガシャーン ガシャーン」

店主「あら お連れの方が随分とイメチェンされたようで」

翠星「雪華綺晶inカラクロイド 略してキラクロイドですぅ」

キラ「ガシャーン ガシャーン」

雛苺「好きなワナを好きな場所に作ってくれる スゴイ奴なの!」

店主「はぁ?」

翠星「てなわけで ひとまず手持ちのアイテム全部売るです」

店主「なんと!?」

446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:49:29.01 ID:sYNxQIGvP]
雛苺「ねぇ〜翠星石? ここのおにぎりもう食べてもいい?」

翠星「もうちょい待つです 今 代金を受け取っているですから」

店主「ど……どうぞ」

翠星「よーし 店の中の物を全部拾うです 当然 今売ったアイテムもです
    雛苺 おにぎりは1個ぐらいなら この場で食べてもいいです」

雛苺「わ〜い」

店主「く…… この手順 間違いなく泥棒!」

翠星「おやぁ? 泥棒とは心外ですぅ〜 店の中にいる限り私達はまだ客ですよぉ?」

店主「き……貴様ら」

447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 21:56:45.47 ID:sYNxQIGvP]
キラ「ガシャーン ガシャーン」

翠星「おっと うっかりキラクロイドが落とし穴をこんなところに作ってしまったですぅ」

雛苺「落ちたら危ないから 気をつけないといけないの〜」

店主「貴様ら……!!」

翠星「あ! 足が滑ったですぅ」

雛苺「ヒナもなの」

キラ「私も」



翠星石達は落とし穴の罠にはまった!
翠星石達は下の階に落ちた!





店主「貴様ら……それでも人間か……っ!!」



448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:03:24.16 ID:JOMik2ym0]
ひでぇw

449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:07:29.98 ID:uo12f7+AO]
策士ッ……!圧倒的策士ッ……!

450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:08:59.29 ID:sYNxQIGvP]
――― B24F・???・翠星石チーム ―――

翠星「調子に乗って進みまくっていたら 大部屋に出たです」

雛苺「なんだか 今までよりもさらに暗いの」

キラ「モンスターハウス……ではなさそうですわね」

兎魔「コングラッチュレーション! 薔薇乙女の皆様」

翠星「ラプラスの魔!?」

兎魔「いやはや 想像以上にお早い到着で……」

キラ「もしかしてここが?」

兎魔「如何にも この不思議のダンジョン最深部……ということになります」

雛苺「よかったの〜 翠星石や雪華綺晶が30Fだとか99Fだとか言ってたから
    本心では不安だったのよ!」



451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:17:22.95 ID:sYNxQIGvP]
翠星「ほぉ それはいいことを聞いたですが 何故お前がここにいるです?」

兎魔「ダンジョンの最深部には宝が眠っているもの
    そして貴女方はそれを求めて ここまで辿り着いた」

翠星「質問の答えになってねぇですよ」

兎魔「私は白兎 アリスを導く者 貴女達を宝のもとへと案内します」

翠星「導く? 惑わすの間違いじゃあないですか?」

キラ「……」

兎魔「信じようと信じまいと 貴女方は私について来さるを得ない
    何故ならば この不思議のダンジョンでは進むことしか許されていないのですから」

翠星「そんなことは言われなくても知ってるです!」

雛苺「早くお宝を見せてほしいの〜」

452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:23:59.95 ID:sYNxQIGvP]
兎魔「お見せしたいのはやまやまですが……」

??「ゴゴゴ……」

翠星「こ……この音は? いや 呻き声!?」

キラ「ラプラスの魔の後ろの暗がりに何かいます 大きい!」

雛苺「……!?」

兎魔「ダンジョンの宝とは悪い竜(ドラゴン)が守っているもの」

悪竜「ゴゴゴッゴ!!」

キラ「出てきましたわ! これが……ドラゴン!?」

雛苺「羽根の生えたおっきなワニさんなの!」

悪竜「ギ……ゴゴ……」

翠星「そんな コイツは…… まさか!?」

453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:32:43.99 ID:sYNxQIGvP]
翠星「ジャバウォック!?」

兎魔「ご名答です お嬢さん これなる怪物はジャバウォック
    懐かしいのではないですか?」

翠星「で……でも ジャバウォックは真紅が倒したはずです!」

悪竜「暗……い 寒い…… ひもじい ……暗い」

キラ「喋った!?」

悪竜「眩しい 光…… 眩しい ……欲しい」

雛苺「……?」

翠星「もしかして……あのジャバウォックとは違う?」

兎魔「如何にも これは あの時のものとは別物……ですが
    兎の穴を降りて 気狂い茶会をこなした貴女達の相手として
    これ以上に相応しいラスボスは無いでしょう」

454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:39:07.73 ID:sYNxQIGvP]
兎魔「さあ 不思議のダンジョン最後の試練
    見事 悪い竜(ドラゴン)を倒して 宝を手に入れてみせてください」

悪竜「光…… 光! 光ィィィィィ!!」



ジャバウォックは火を噴いた!
キラクロイドに120ポイントのダメージ!



キラ「ああッ!?」

雛苺「雪華綺晶!?」

キラ「だ……大丈夫ですわ でも今の一撃でボディが壊れました
    アストラルに戻ります!」

翠星「なんという威力です! 雛苺 奴と直線上に並んではダメです!」

雛苺「は……はいなの!」

455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:43:44.84 ID:sYNxQIGvP]
翠星「これでも食らえです!」



翠星石は真空切りの巻物を読んだ!
ジャバウォックに55ポイントのダメージ!



悪竜「ガガガ……!!」

雛苺「効いてるの!」

雪華「ですが……」

悪竜「ゴアアアッ!!」

翠星「ひーっ 怒り狂って暴れ始めたです!!」




456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:47:48.51 ID:sYNxQIGvP]
悪竜「グラララアガア!!」



ジャバウォックの尻尾を振り回す攻撃!
翠星石に70のダメージ!
雛苺に60のダメージ!
雪華綺晶に60のダメージ!



雪華「く……!」

雛苺「きゅ〜」

翠星「そ……そんな いくらボスでも桁違いの強さですぅ……」

兎魔「残念ながら レベルの差がありすぎましたね」

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:51:54.17 ID:sYNxQIGvP]
翠星「バ……バカな 翠星石達はかなり順当にレベルを上げてきたはずですよ
    それこそキラクロイドという半ば反則級の技まで使って……」

兎魔「おやおや……何を言っているのです?
    レベルを上げる方法なら まだ残っているじゃないですか?」

雛苺「?」

兎魔「貴女達にとっては実に由緒正しい伝統的な方法とも言えると思うのですが」

雪華「まさか」

翠星「ここで……アリスゲームを!?」

兎魔「……」

458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 22:53:17.91 ID:k5LO/czT0]
このラプラスはどう見ても一条

459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 22:57:39.46 ID:sYNxQIGvP]
兎魔「そうです 何を躊躇うのです おやりなさいな翠星石」

翠星「そんなバカな真似!」

兎魔「深く考える必要はありません これは所詮ゲーム
    本当のアリスゲームでは無いのです 姉妹を倒しても相手は死なない」

雪華「……」

兎魔「都合のいいことに 皆HPはほとんど無く虫の息
    このままでは どうせジャバウォックに一人ずつ倒される運命」

翠星「く……」

兎魔「どうせならただ死ぬよりも 姉妹の経験値となってレベルを上げたほうが
    良いとは思いませんか」

雛苺「……」

雪華「……」

460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:05:47.70 ID:sYNxQIGvP]
雛苺「ね……ねぇ 翠星石に雪華綺晶?」

翠星「あ? なんですか雛苺?」

雛苺「ヒナは……二人のためなら」

雪華「私も……このダンジョンを見つけてしまった責任がありますし」

翠星「何 簡単に言いくるめられているです!  二人そろってバカのドミノ倒しですかぁ!?」

雪華「しかし このままでは全滅……」

翠星「だからこれは 単なるゲームです! 死んだらまた最初に戻るだけです!
    ゲーム脳 万々歳ですよ!」

兎魔「ゲームだからいいじゃないですか 妹達を犠牲にしても」

翠星「ゲームでも それは嫌です!! そういうことに慣れすぎたら
    現実でもそういうことをやってしまうのです!」

雛苺「翠星石……」

雪華「翠の御姉様……」

兎魔「トリビァル まったくもって聞き分けの無い」

翠星「ゲームってのは…… 自分が好きなようにやるから面白いんです!!」



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/06(火) 23:09:09.21 ID:nYutfGlI0]
グラララアガアワロタwwwwwwww

462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:12:03.64 ID:sYNxQIGvP]
雪華「ふふ……」

翠星「な……何がおかしいです? 白薔薇」

雪華「いえ やっぱり烈しいですわね翠のお姉様は
    それを今 再認識しただけです……」

雛苺「翠星石はいつもワガママなのよ」

翠星「……そうです 私はワガママです 悪いですが二人とも
    翠星石の最後のワガママに付き合ってもらうですよ」

雛苺「いいのよ」

雪華「よしなに」

兎魔「……なにをするつもりで?」

翠星「翠星石はですね シレンで二進も三進もいかなくなった時は
    運を天に任せちゃうのです!!」



翠星石は『ネコの絵柄の巻物』を読んだ!

463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:18:22.46 ID:sYNxQIGvP]
ネコの絵柄の巻物は『引き寄せの巻物』だった!



翠星「……」

雛苺「……」

雪華「……」

兎魔「天は子を見放したもう 『引き寄せの巻物』とは
    『仲間』か『敵モンスター』か『アイテム』を近くに呼ぶ巻物」

悪竜「ゴ……ゴガ……」

兎魔「仲間は既に地に伏している 敵は既に目前にいる
    そしてこの階層にはアイテムは無い……」

翠星「いいえ 仲間が……来たです!!」



真紅「!?」

蒼星「!?」

水銀「!?」

金糸「!?」

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:25:13.63 ID:sYNxQIGvP]
兎魔「これは……! 違う階の仲間を! なるほど
    そう来ましたか! お父様も粋なことを!」



蒼星「な……何が起きたんだ」

水銀「私達 確か泥棒に失敗して……」

金糸「大量発生した用心棒や番犬に囲まれていたのに!」

真紅「何か良くわからないけど 助かったのだわ!」



雪華「……向こうもかなり切羽詰っていたようですわね」

雛苺「でも みんなに会えて嬉しいのよ」

翠星「まだ喜ぶのは早いです こっからが本番ですよ!」

465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:34:13.56 ID:sYNxQIGvP]
翠星「蒼星石ーーーッ!」

蒼星「翠星石!?」

真紅「雛苺と雪華綺晶もいるわよ」

金糸「ラプラスの魔まで!」

水銀「それにあの竜は……!?」

翠星「蒼星石! プリン・ア・ラ・モード!!」

蒼星「なんだってぇーーー!?」

金糸「え? 何!?」

水銀「プリン?」

真紅「アラモード?」

466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:39:43.81 ID:sYNxQIGvP]
蒼星「翠星石がよく言っていたんだ
    『漫画やアニメの主人公ってどうして脇役達がピンチの時に
    待ってましたとばかりに ババーンと登場するんでしょうね』って
    それが何度も何度も言ってるうちにしだいに省略されて……
    プリン・ア・ラ・モード と」

真紅「あ そう」

水銀「つまり?」

金糸「翠星石達が大ピンチって事なのかしら!」

蒼星「早く助けるんだ!」


467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:45:41.31 ID:sYNxQIGvP]
蒼星石は『困った時の巻物』を読んだ!
薔薇乙女全員のHPが回復した!



翠星「おお!? やりぃ!です」

悪竜「ガアアアッ」

雛苺「きゃー」

金糸「危ない! 雛苺!」



ジャバウォックの攻撃!
金糸雀は雛苺を庇った!
金糸雀に38のダメージ!



金糸「ッ……」

雛苺「だ……大丈夫なの!? 金糸雀?」

金糸「ええ 大丈夫よ! 『重い盾』は……伊達じゃない!!(呪われてるけど)」

468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:49:50.01 ID:sYNxQIGvP]
真紅「見覚えがある子と思えばジャバウォックじゃないの? アレ」

翠星「そうなんですが そうじゃないんですよ」

雪華「このゲームの為に用意されたラスボスらしいですわ」

水銀「ま 何にせよアレを倒してしまえばいいのよね」

真紅「でも その前に……」

水銀「そうね その前に」

蒼星「折角全員 揃ったことだし……」

469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:52:51.94 ID:sYNxQIGvP]
水銀「第一ドール 水銀燈!」

金糸「第二ドール 金糸雀!」

翠星「第三ドール 翠星石!」

蒼星「第四ドール 蒼星石!」

真紅「第五ドール 真紅!」

雛苺「第六ドール 雛苺!」

雪華「第七ドール 雪華綺晶!」



全員『みんな揃って! ローゼンメイデン!!』

470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/06(火) 23:57:36.14 ID:sYNxQIGvP]
――― ジュンの部屋 ―――

JUM「……で かっこよく決めたワリには 全滅しちゃったわけね」

真紅「流石に根性と気合でどうにかなる相手では無かったのだわ」

水銀「三回連続で私が攻撃ミスなんて有り得ないわぁ」

金糸「それが不思議のダンジョンクオリティかしら」

JUM「また 挑戦するのか?」

翠星「いいです もう どっと疲れたですよ」

蒼星「ラスボスとか 終盤でやられたりすると
    急にゲームを続ける気力が無くなる現象ってなんなんだろうね」

雛苺「ヒナはもう十分楽しんだからそれでいいの」

雪華「私もですわ」



471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/07(水) 00:04:31.68 ID:+R7to5d6P]
JUM「それにしても何の為にお父様は不思議のダンジョンを?」

水銀「さあ またアリスゲームを煽るためじゃないのぉ?」

真紅「ガンプラの時といい なんとなく水銀燈が
    なんでもかんでも人類滅亡に結びつけるキバヤシに見えてきたのだわ」

水銀「あれ? 私の言うことってそんなにトンデモ?」

翠星「ええ まあ かなり……」

蒼星「それじゃあ僕はもう帰るね マスターが心配するし」

金糸「カナも帰るかしら 今日は楽しかったわ
    また面白そうなことがあったら誘って欲s

水銀「あらやだ だったら私も帰らなくちゃ」

雪華「途中まで私もご一緒します 黒薔薇の御姉様」

雛苺「ばいばいなの〜」

472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/07(水) 00:12:15.72 ID:+R7to5d6P]
――― Nのフィールド ―――

兎魔「お父様 お父様」

父様「お? ラプラスの魔 久しぶりじゃん 元気してた?」

兎魔「いや この間会ったばかりですよね? それより例の不思議のダンジョンなんですが」

父様「どうだった? 娘達はみんな喜んでくれたかな?」

兎魔「ラスボスが強くて難しすぎるってんで みんな飽きちゃいました」

父様「はぁ!? あの程度で難しすぎる? 全く最近の若い奴らは……
    私が現役の頃はね 膝の高さから落ちただけで死んだりとか
    4ドットしかない敵弾をかいくぐるようなゲームばっかりで……!」

兎魔「私に愚痴られましても」



ローゼンの不思議なダンジョン 完

473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/07(水) 00:21:11.49 ID:e+R/xdkw0]
お疲れさん

474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/07(水) 00:23:22.53 ID:zzUdCYjYP]
ウルティモって武井版ローゼンメイデンだよなってふと思った

475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/07(水) 00:37:38.87 ID:w5URROnoO]
お父様フランク杉ワロタwwwwww

476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/07(水) 00:40:42.28 ID:K4YT1ukZP]
乙! すごく面白かったw

477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2010/04/07(水) 01:21:00.33 ID:Y3mo5bDU0]
乙 チョコボの不思議なダンジョン2をラスボスに負けて辞めたのを思い出した

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2010/04/07(水) 01:28:05.60 ID:um9gOzgC0]
乙 俺はチョコボの不思議なダンジョン2やりたくなってきた






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