- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2009/12/30(水) 18:02:53.15 ID:DK7h2BZ70]
- 【女騎士】
「……私(わたくし)の耳がおかしくなったのでしょう?失礼ながらもう一度だけ仰って頂けますか?隊長殿。 私には本日付けを持って貴族様のご機嫌とりの為に家政婦になれとそう仰られたように聞こえたのですが。」 【隊長】 「君の聴覚はおかしくなってはいないし、端的に内容を述べるならそうなるだろうな。しかし、正確にはお飾りの ぼんぼん貴族なのではなく我が隊の首長たる公爵閣下だ。混同されるような発言は私としては些か困るな。」 【女騎士】 「そのようなことは私には瑣末なことで重要視することではありません!!貴君からこのような侮蔑を受けるとは 私は貴君を心底失望しました。貴君だけは私の本当の意味での理解者であるとそう信頼していたのに。それなのに」 【隊長】 「瑣末なことが重要なのが政治で、お飾りの貴族様なんだ。そんなことで大事な部下を本当の意味で失いたくない。 ……おっと、今のところは内密にしておいてくれ。私としても信頼する部下を人身御供のような真似をするのは心が痛いが これも隊の存続のためなのだ。我が隊の装備、食料、その全ての資金を統括、援助なされているのが公爵閣下なんだ。 あの方にとってはお戯れ程度なのだろうが隊としては侯爵閣下の発言を無碍するわけにも残念ながらいかんのだ。 公爵閣下は君を偉く気に入っているらしく手元に置きたいとのことだ。君はこの隊にとっても、私の部下としても重要だと 思っている。ある程度したら私から進言して貴君を隊に復隊できるように手続きを踏む手はずになっている。 ……公爵閣下のお戯れに付き合ってあげてくれないか?我が隊の存続のためなのだ。」 書き手がいるならいいや。
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