- 1 名前:喫茶-狼-φ ★ [2009/08/24(月) 11:16:59 ID:??? BE:610173263-BRZ(10281)]
- 記事入力 : 2009/08/24 09:41:20
衆院選:民主圧勝で政策は左寄の可能性も(上) 「外国の株式投資家、“左旋回”を警戒」 これは日本経済新聞が21日に掲載した記事のタイトルだ。 最大野党・民主党の圧勝を前提に、衆議院議員総選挙(今月30日)以降の日本政治について分析した記事で、 政策が左寄りになるのではないか、という市場の懸念を表したものだ。 総選挙が1週間後に迫る中、日本メディアによる世論調査の結果が出そろった。 すべての世論調査で、民主党が最大320−330議席を獲得する、と予想した。 日本で首相を輩出し、権力を掌握できる「過半数」は241議席だ(衆議院全体で480議席)。 政治慣行上、順調な政局運営が可能になる「安定多数」は252議席、「絶対安定多数」は269議席とされている。 また、参議院が否決した法案を再議決し、憲法改正をも主導できる議席数が、まさに320議席だ。 「320議席以上を獲得し圧勝」という見通しは、「当事者も驚き、緊張を強いられる」(産経新聞)ほどの、 政界における「超大型台風」といえる。 保守政治の巨大連合として、半世紀以上も政権の座にあった自民党ですら、総選挙で300議席以上獲得したのは、 1986年(512議席中300議席)の1回だけだ。このままでは戦後例を見ない「マンモス与党」が誕生することになる。 だが、懸念すべき側はむしろ「当事者」の民主党だ。 鳩山由紀夫・同党代表は23日、「仮に320議席を獲得したとしても、国民新党・社会民主党(社民党)との 連立内閣を組閣する」と述べた。たとえ圧勝しても、一部の大臣職を他党に譲るというわけだ。 www.chosunonline.com/news/20090824000024 衆院選:民主圧勝で政策は左寄の可能性も(下) これについて共同通信は今月21日、「国民新党には郵政事業を管轄するポスト(総務相)、 社民党には雇用や社会保障に関するポスト(厚生労働相)を付与する意向だ」と報じた。 前者には国民新党の亀井静香代表代行、後者には社民党の福島瑞穂党首の名が挙がっている。 両分野は、 ▲巨大な国営企業だった日本郵政公社の民営化 ▲製造業への派遣労働の規制緩和などによる雇用の柔軟化 ▲社会保障の縮小 −といった、いわゆる「小泉改革」の対象だった。 国民新党は、郵政民営化の問題で小泉政権と対立し自民党を離党したグループによって結成された政党だ。 また、社民党は社会保障改革に対し、国会で最も強硬に反対してきた。 これらの政党の人物を担当大臣に任命した場合、小泉改革を完全に否定することになるのは明らかだ。 日本経済新聞の世論調査の結果、有権者の36%が投票の基準として「社会保障」を重視していることが分かった。 また、雇用や景気低迷の問題も27%に上った。小泉改革の副作用として生じた格差社会の問題が、 民主党への「追い風」の背景にあるというわけだ。 社会的な期待、権力の力学などを背景に、社会政策における民主党の「左旋回」を求めているのだ。 一方、産経新聞は23日、内閣官房長官や外相の候補として、民主党の菅直人代表代行、岡田克也幹事長の名が挙がっている、 と報じた。また、民主党の幹事長には小沢一郎代表代行の名を挙げた。 これらのポストは、「鳩山内閣」にとって最初の難関である北朝鮮問題を扱う要職だ。 小沢代表代行は、1990年当時、日本政界の最大の実力者だった金丸信元副総理(故人)とともに訪朝した、 北朝鮮問題に関する現実論者だ。岡田幹事長や菅代表代行もまた、北朝鮮問題については柔軟な姿勢だとされる。 少なくとも、北朝鮮による日本人拉致問題を前面に押し出し、日朝関係を硬直化させてきた「小泉・安倍路線」に 変化をもたらすのではないか、というのが日本メディアの見方だ。 東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 www.chosunonline.com/news/20090824000025
|

|