- 674 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん [2007/06/07(木) 23:59:45 ID:DBDAmC+U]
- 現在の空手は打撃技を主体とする格闘技であるが、沖縄古来の空手には取手(トゥイティー、とりて)と
呼ばれる関節技や投げ技も併伝していた。また、かつては空手以外に棍術(棒術)や節棍術(ヌンチャクなど) といった武器術も併せて修行するのが通例であった 本土の空手は、大日本武徳会において柔道の分類下におかれていたこともあり、差別化のために取手(トゥイディー)と 呼ばれた柔術的な技法を取り除き、打撃技法に特化した。また、併伝の棒術や節棍術(ヌンチャクなど)などの武器術も 取り除かれた。型の立ち方や挙動を変更し、型の名称も、新たに日本風の名称に改める流派もあった。さらに、沖縄から 組手が十分に伝承されなかったため、本土で新たな組手を付加し、こうして現在の空手道が誕生した。これらの改変に ついては、本土での空手の普及を後押ししたとの評価がある一方で、空手の伝統的なあり方から逸脱したとの批判もある。 空手は、もともと琉球王国時代の沖縄本島では、手(ティー)もしくは唐手(トゥーディー)と呼ばれていた。 「手」とは主に琉球固有の拳法を指し、唐手とは中国から伝来した拳法を指していたとされる[2]。しかし、 明治38年(1905年)、空手が沖縄県で学校の体育科に採用された際、糸洲安恒によって唐手表記のまま、 読み方が「トゥーディー」から「からて」へ改められ、意味も「手」も含めた琉球拳法一般を指すようになった。 それゆえ、唐手(トゥーディー)と唐手(からて)は、言葉の意味する範囲が違うことに注意する必要がある。
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