- 131 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん [2014/02/25(火) 00:19:20.04 ID:Uqf4HsI2]
- パク・クネ韓国大統領は、前任者が天皇を否定したため、日本を訪問できなくなった。
衝撃的な盲点かもしれないが、安倍政権の首脳や外務省は分かっているはずだ。 まだ記憶に新しい2012年8月、任期切れ目前の李明博は韓国大統領として初めて竹島に上陸しただけでなく、続いて公の場で「日王が訪韓したがっている」「来るなら言葉ひとつ言うだけではだめだ、抗日運動家の墓に土下座しろ」と発言した。 日本政府(野田首相)は天皇侮辱を故意に無視し、「訪韓したがっている」という部分だけについて、「事実誤認だ」と正式に抗議文を発した。韓国側は受け取りすら拒否した(同年8月コラムNo.161参照)。 李大統領は謝罪どころか訂正もせず、日本政府も結局、うやむやにしてしまった。「どうせ辞める大統領だから、、」と甘く見たのだろう。次の朴大統領に期待を寄せて就任を待つことにした。 ところが事態は全く逆になった。韓国の新任大統領はまず訪米、続いて訪日というのが慣例であるのに、パク・クネ女史は口を開くたびに日本指導者の「歴史認識」を非難し、韓国の歴史認識をそのまま受け入れるよう要求し始めた。 世界の主要国に挨拶回りに出かけ、そのたびに日本批判をエスカレートさせるので、とうとう誰言うともなく「告げ口大統領」と呼ばれるようになった。 あまりのしつこさに、アメリカの要人もさすがに「国の安全保障を考慮してはどうか」と忠告し始めた。しかし、この異常な反日言動の理由を理論的に解明している形跡はない。 謎解きの鍵は李明博の天皇侮辱発言、とりわけ「日王」という格下げ侮辱にある。一国の大統領が、他国の元首であり君主であるエンペラーを、格下げしてキングと呼んだらどうなるか、首脳や外交当局が知らないはずはない。 この発言のすぐ後に新任大統領が訪日すれば、当然のことながら前任者の無礼を謝罪しなければならない。それができないのである。 恥ずかしくて天皇陛下の前に出られないというような、しおらしい意味ではない。 新任の挨拶だから必ず陛下に会わなければならない。そのとき何も言わなかったとしても(それも無礼だが)、韓国メディアは必ず「謝罪しに行った」とか「謝罪したに違いない」と一方的に非難することが目に見えている。 韓国の政治家は、日本に謝罪するという発想がない。そんなことをしたら、あるいはそういう疑いをかけられただけでも、政治生命が終わると思っている。 謝罪どころか感謝すらしない民族になっている。最近の「韓国軍への緊急弾薬援助」がいい例だ。パクも全政治家もメディアも韓国民も、ひとりも日本や自衛隊への感謝を口にしなかった。 パク大統領にしてみれば、「前任者の呪縛で訪日できない」が、そう言明するわけにもいかないという困った立場に置かれてしまった。 ではどうするか。責任をすべて日本に押しつけて、特に安倍首相個人を攻撃することで、行けるところまで行こうと考えたのだろう。 そういう事情を知らない米国が日本に対して圧力を強め、河野談話、村山談話の再確認と新たな公式謝罪を迫られる瀬戸際が近づいているようだ。 ここで日本が負けると、いつか、何度も来た道で、「さらに先が待っている」。竹島を李ラインで取られたときに効果的な手を打たず、さらに民選初の金泳三大統領が構築物を建て始めても見逃した結果、現在のほうが何倍も、竹島を巡って韓国の対日攻撃が激化している。 慰安婦に関しても同じだ。日本が配慮すればするほど、その善意を踏みつぶして攻撃を激しくしてくるというパターンの繰り返しである。 パク・クネの告げ口外交の危険性を十全に認識しないと、天皇号の否定と謝罪訪韓要求というとんでもない「先が待っている」のである。 前大統領がこの2つを公然と韓国民に提示した以上、後任者はそれに縛られ、もっと過激に打ち出すよう要求される。それが韓国の歴史の事実である。 実際、世界を相手に、島根県の竹島を独島という韓国領土だと主張し、日本海を東海に「戻す」よう要求し続けて、ある程度の成功を見ている。いわゆる慰安婦の虚構も、米国の地方政治で根を張りつつある。 次は天皇(エンペラー)をキングと呼ぶよう主張し始めるのは、むしろ自然の流れと言えるだろう。前の大統領がタネを播いて去ったのである。
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