- 1 名前:たんぽぽ ★@\(^o^)/ [2017/06/24(土) 19:27:18.63 ID:CAP_USER.net]
- www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017062402000255.html
【上海=浅井正智】最年少の将棋プロ棋士、藤井聡太四段(14)が快進撃を続ける中、中国で集中力や先を読む力を養う将棋の教育的効果に関心が向けられている。上海市で将棋教室を運営する許建東さん(53)は二十年以上前から、市内の小中高校で将棋の普及に取り組み、現在七十校余りが導入している。 「将棋をすれば行儀が良くなり集中力もつく。何よりも成績が向上しますよ」 許さんが学校に出向いて将棋導入を説くとき、校長や親たちの心をくすぐるひと言がこれだ。 一九八八年に日本に留学し、将棋に魅せられた。九五年に帰国したが、当時、将棋は中国で知られていなかったため、道具を学校に寄付したり、自分で厚紙の駒をつくったりした。 上海市内で将棋の授業は体育の一環として行われている。「頭脳スポーツ」という位置づけだ。体育は課外授業扱いで、何を教えるかは校長の裁量で決められることが、将棋普及の追い風になったという。 成績もつけるが、評価するのは強さだけではない。「毎回出席している」「駒をきちんと並べている」など、マナーも重視するのは、「日本文化として将棋を教えているから」だ。対局中にきたない言葉遣いをすることも禁じている。 学校の授業だけに飽き足らず、市内三カ所にある将棋教室に来て腕を磨く子も。戴士傑君(9つ)は「将棋を指している間は他のことを考えない。頭の訓練になる」と話すと、また真剣な表情で将棋盤に向かった。
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