- 121 名前:朝まで名無しさん mailto:sage [2011/01/12(水) 10:27:39 ID:u1anLa66]
- 別冊正論Extra.14皇室の弥栄、日本の永遠を祈る−皇統をめぐる議論の真贋−2/5
※高森明勅氏「『女系』を容認しても天皇の歴史的正当性は失われない」 ・「月刊正論」H17,8月号の再録。 ・皇室典範に関する有識者会議は、皇位継承問題の専門家とはいえない学者も含まれていたが、 自分のような無知無識な者が紛れ込んでいる事を除けばほぼ妥当な人選。 ・自分は女系容認だが、男系の重みをないがしろにするつもりは毛頭ない。一方誤解されがちだが「男系優先」の八木秀次氏の立場は、 自身が近刊「本当に女帝を認めてもいいのか」で述べているように「男系優先の女系容認」論。相違点は力点の置き方に過ぎない。 ・愛子内親王誕生の折りに故喜久子妃殿下が婦人公論に「第127代の天皇が女性の可能性がありうる事を考えておく事は不自然ではない」と発表したように、 皇統の危機は(妃殿下一人ではなく)皇室全体の危機感が込められていたのではないか。 〆は従来長く男系継承が維持された背景には、法制局「皇室典範に関する想定問答」に見られるように父系継承による「姓」の観念の縛りがある。 だがそれも明治に制度が廃止され現在では社会意識の面でも全く影響力を失った。皇位が男系によって継承されなければならなかった最低基準は既に過去の物に。 男系のみにこだわって皇統の危機を座視すべきでない事は言うまでもない。
|
|