- 1 名前:ぶつわよ!φ ★ [2006/06/27(火) 22:10:02 ID:???0]
- 「私は誰よりも新幹線推進派。ただし、新幹線が通ると街が衰退するケースが極めて多いのが現実」。
北海道新幹線開通の折に「新函館駅」(仮称)が置かれる北斗市(旧上磯町・旧大野町)の住民に ショッキングな事実を突き付けたのは、日本政策投資銀行地域企画部参事役の藻谷浩介氏。 24日に北斗市総合文化センターで開催された「北斗市誕生記念シンポジウム」でのことだ。 このセミナーには約140人の市民が参加し、北海道新聞函館支社の主催で行なわれた。 「私は日本全国の新幹線駅で乗り降りし、地域の現状を見てきた“オタク”。 どんな偉い先生の言うことより正しい」と豪語する藻谷氏は、 独自にまとめた豊富なデータをもとに、新幹線と地域の発展の関連性について論じた。 同氏が全国の都市を比較してまとめたデータによると、 都市の人口の増減率は、その都市圏に新幹線駅があるかどうかと何の関係もない。 むしろ、新幹線の終着駅である青森県の八戸市は、全国の人口30万人以上の都市で最も人口流出率が激しい。 これを踏まえて藻谷氏は「新幹線は人口を流出させる効果が非常に大きい」と発言。 「終着駅効果があるとか、新幹線で街が栄えるという主張には何の根拠もない」 と市民の新幹線に対する幻想を打ち砕いた。 次いで藻谷氏は、長野県内で新幹線が通った場所の観光客が減り、 通らない場所に観光客が増えたケースなどを挙げ、 「新幹線が通ると観光客が減るのが全国的な傾向」と説明した。 その理由を同氏は「新幹線が通ると風情が壊れ、すぐに帰ろうという気持ちになるから」と分析。 新幹線駅から10キロ程度、時間にして1 時間程度離れた場所が栄える傾向が顕著だという。 その点から言うと現在の函館駅から18キロ離れた新函館駅の存在は実は函館市にとって有利だとした。 次々と根拠なき“新幹線効果”への期待を打ち砕く藻谷氏は、 畳み掛けるように駅前開発の必要性も否定。 「新大阪駅の駅前を5分歩いてください。スーパーもデパートも駅ビルも何もありません。 これを見たら、自分の街にそれらができるわけがないとわかります」 www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=2&news_cd=220011027965 全文はソースで
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