- 1 名前:エマニエル坊やφ ★ [2006/11/30(木) 21:05:37 ID:???]
- ◇同じ?違う?世界と日本:いじめ事情
いじめを原因とした自殺が子供たちの間で相次ぎ、日本の親たちをとまどわせている。 隣国の韓国や米国も似た悩みを抱え、対策に追われている。 一方でいじめと無縁のアフリカ諸国では深刻な社会問題にはなっていない。 いじめをめぐる各国の事情を報告する。 ◆韓国 ◇転校でも逃げられず 韓国ではいじめが日本に続いて問題化したため、当初は日本語のまま「イジメ」と呼ばれた。 90年代中盤に「激しい」「つまはじき」を意味する2語を合成・短縮した「ワンタ」という造語が広まったが、 卑俗な印象があり、新たに「集団つまはじき」との言葉も使われ始めた。 ソウルで、いじめ被害を教師に訴えても応じてもらえなかった女子中学生が、教室の窓から投身自殺を図ったが 木にひっかかって助かった例などが今年になって報じられている。 学校長の自殺もある。 04年、慶尚南道の中3男子が、本気か演技かは不明だが数人で同級生をいじめる場面をビデオ撮影して インターネットの掲示板に掲載。本人と学校に抗議が殺到し、思い詰めた校長が自殺した。 ネット普及率が高い韓国では、クラス親ぼくのホームページがいじめに利用されたり、被害者が転校すると 加害者らがネットで転校先に連絡し、「いじめのリレー」をする例がある。 一方で、いじめを受けた女子中学生の両親が加害者の実名をネットに流し、ネット愛好者らも支援して 加害者らの写真や個人情報を公開。 これに対抗して加害者の友人らが被害生徒の異性関係を暴露する騒ぎも起きた。 「子供を学校にやるのが怖い」との父母の声は珍しくない。 日本の学園暴力漫画をまねたとされる「一陣会」という組織が中・高校、小学校にまで広がりつつあるとされる。 グループのいじめを受け始めると転校先にも組織網があって救われない。 海外移住した親子もいると報じられている。 70余りの市民・社会団体と青少年団体で組織する学校暴力対策国民協議会によると、小中高校生の少なくとも 1割以上がいじめに苦しんでいる。 ここ数年の各種実態調査はそれを裏付けており、「被害者は3割、加害者は5割」との調査もある。 多くの学校はいじめの予防教育に熱心でなく、実態を隠す傾向が強いとの批判は少なくない。【ソウル中島哲夫】 ソース:毎日新聞より www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/korea/news/20061130ddm007030002000c.html
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