DNS への問い合わせに再帰的問い合わせという設定・手法があって、 該当する情報がない場合は 上位または指定の他の DNS サーバへ問い合わせるという仕掛けがあります 問い合わせた先の DNSサーバに該当する再帰的問合せ設定が施されている場合、 欲しいドメイン情報を所有していなくとも他へ問い合わせて応答してくれる場合があります
ただし、A --> B --> C のように問い合わせる途中で 再帰的に聞いてくれないサーバ(例えば B が再帰的問合せは NG とか)もありますので、 そうなればその時点で問合せが途切れるため、ドメイン情報がある程度上位の root の 権限を委譲されているようなレベルの DNSサーバまで浸透しておいてもらう必要があるわけです
なお、上の話の最後の 2行あたりは、本とは違って実務レベルの話が混じってくるはずなので、 本を読むなりして DNS の基礎が分かっていないと余計に混乱するだけだと思います DNS本は書店で立ち読みしても分かるレベルですので、まずは40ページまで読んでみてください