- 96 名前:コピペ1.5/2 mailto:sage [2008/12/24(水) 12:12:45 ID:M08XhS2A0]
-
東京海上本社の支払部門担当者は、社長さんが言うとおり、当初、私を騙して保険金額を低く抑えようとしていたのです。 私は社長さんに感謝しつつ、以後、保険会社というのはどんな大企業であれ詐欺同然の行為を行なう胡散臭い会社なのだと思うようになりました。 その思いは、相次いで発覚した保険金未払い事件や今回のBOSSの記事を読むに至り、確信に変わりました。 当時は、のちに「失われた10年」などといわれた不況期の真っ只中にあり、日本経済が1997年の金融危機に向かいつつあった時期です。 企業の業績も軒並み悪化していたとはいえ、契約した保険金の額を詐欺同然の手段で低く抑えようとするなど、 言語道断としかいいようがありません。歴史上、保険というのは中世ヨーロッパのギルド(あるいは古代ローマの葬儀組合)などの相互救済制度として発達したものだとされています。 つまり、突発的な事故で多額の金銭が必要になった人が破産してしまわないように、契約した人たちが小額の金銭を負担し合うという制度です。 リスク回避の手段としては英知ともいえるしくみですが、金銭を集める胴元が私腹を肥やすことを考えた時点で、その英知もただの大規模詐欺に堕してしまいます。 今の日本の保険会社は、それ以外の何ものでもありません。一方で、事故という偶発的なものによって金銭の授受が行なわれるという性質上、 保険には、黎明期から多分に「賭け事」としての要素が含まれていたようです。 その上で、胴元がなりふり構わず私腹を肥やすことを考えはじめれば、それは非合法な博徒組織(やくざ)と同じです。 BOSSの記事にあった東京海上側の電話の人物には、できの悪い三下のような印象を受けましたが、あれは非合法博徒組織という本質の一端を垣間見せた場面なのかもしれません。 そして、そんな保険会社の本質は、私の体験からいえば不況期になるとより露骨に現われるようです。 トヨタ自動車が創業以来初の営業赤字を発表するなど、未曾有の大不況に突入しつつある現在、 エリートの仮面を被った博徒が日本中でどんな理不尽な詐欺行為を働いているかは、想像に固くありません。
|

|