- 307 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [2020/01/11(土) 17:18:19.88 ID:lsJJ+A/K.net]
- 「いや、毎日私が〇時半に仕事に出るじゃないですか、その時いつも
おたくが居るのでなんでかなと思って……こないだも玄関口に待ち伏せするように 居たじゃないですか」 「そ、それは誤解ですよ、俺もその時間は〇×病院(←精神障がい者が通うことで この辺りではかなり有名な病院名が入る)へ通って出ているので、お姉さんに 迷惑かけるようなことはしてませんが、もし迷惑かけていたとしたらすみません (頭を再度深々と下げながら)」 「ええっ??(うおえあ、自分から精神障がい者だってことをただの隣の住人に カミングアウトする?)」 「俺、〇×病院へ通ってて、お姉さんと同じ強迫性障害なんで」 「強迫性障害……(つか、いつの間にか私が強迫性障害仲間にされていることが衝撃!!)」 嗚呼それでこの間私がドアノブをガチャガチャ回して確かめていた時こっちを 滅茶苦茶見ていたわけか、仲間だと思ったのね。 「えー、そうなんですかあ……強迫性障害で治療を受けているんですか (しかも結構重度な精神障がい者が通うことで巷では有名な〇×病院で)、 それは大変な状態だったんですね……」 「お姉さんも強迫性障害だと思うんですけど、俺ほどは重症じゃなくて軽度だと 俺は思ったんですけど、もしよかったら〇×病院へ一度行ってみたらいいですよ」 いつの間にか私が強迫性障害で〇×病院へ行くことをおすすめされている。 そうか……おっさん呼ばわりするのはもうやめよう、手が触れるほどの至近距離で その瞳を見てみると、あの異常だと思う感覚は消え失せていた。 ↑ 隣人よりも重度の精神病はしごたん
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