- 319 名前:名無し草 mailto:sage [2022/09/28(水) 10:58:20.45 .net]
- >>313
フィギュアスケートという競技において、羽生選手という大きな存在がなくなったことについては、慣れるしかありません。選手であれば誰もが世代交代の流れを経験することになるので、置かれる立場に一喜一憂するのではなく、自分がどういう演技をしていくかが重要になると思います。 今季の男子の見どころは? オリンピックの翌シーズンは、ルール改正に対応しながら取り組むシーズンとなります。次の2026年五輪に向けた4年間を考えると、新しいジャンルのプログラムだったり、新しい曲調だったりに挑戦できるのは、今季と来季の2シーズン。 3シーズン目にはオリンピックを視野に入れたプログラム作りをして、五輪シーズンには勝負の曲で五輪仕様のプログラムを完成させるということになります。 ですから、この1、2シーズンはおそらく新鮮なプログラムが多く見られると思います。そんななかで、今季の宇野選手のSP(『グラビティ』)は、ジャケットにパンツという衣装で男らしい雰囲気で滑っていて、これまでとは違った新鮮味があると思います。 また、鍵山選手に関しては、SPを初めてシェイリーン・ボーンさんが振り付けて、すごく運動量の多いプログラムになっています。このふたりのプログラムは楽しみですね。 過去2年間はコロナ禍で海外での振り付けができなかったですが、今季は海外に行って振り付けができるようになったこともあり、選手たちにとっては、振付師が作るプログラムを、感性やフィーリングの部分でよりしっかりと表現できるはずです。 それは大きくプラスに働く部分だと思うので、どんなプログラムを見せてくれるのかは、今季の面白いところだと思います。 Profile本田武史(ほんだ・たけし)1981年3月23日、福島県生まれ。現役時代は全日本選手権優勝6回。長野五輪、ソルトレークシティー五輪出場。2002年、03年世界選手権3位。現在はアイスショーで華麗な演技を披露するかたわら、コーチ、解説者として活動する。 辛仁夏●文 text by Synn Yinha
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