- 356 名前:名無し草 mailto:sage [2018/02/16(金) 09:10:12.14 ID:n4w/ld/Q.net]
- >>323
高校1年の頃から遠征はあったが、2、3年時に比べると学校に来られる時間は多かった。クラスの仲間とも分け隔てなく接し、高橋さんが担当する体育では「フィギュアでもジャンプを追求していたせいか分かりませんが、バレーボールやバドミントンは上手だった。 ほかにも適応する能力は高かった」という。ただ、ぜんそくの持病もあり、大会の翌日などに風邪をこじらすこともあった。その中で高橋さんの頭に浮かんだのは同僚から聞いた同校OGで元女子プロゴルフ世界ランキング1位の宮里藍さん(32)だ。 高校3年でプロ転向する前からツアーを転戦していたが「日曜の夕方まで大会があっても、必ず月曜の朝には登校していたと聞いた。大会には特別欠席を使って参加している。 やりたいことをしているなら、やるべきこともしないと一流の選手になれない」。羽生や両親にも両立の大切さを伝え、その後は大会翌日も学校に来るようになった。 昨年11月に右足首の靱帯を損傷。懸命のリハビリと調整を経て、男子フィギュア66年ぶりの五輪連覇の舞台に挑む。「まずは、多くのことを背負わず、自分のためにやりたいことを頑張ってほしい。 それを出せれば、みんなは喜んでくれると思いますから」。教え子が再び華麗に舞うことを静かに見守る。
|
|