- 131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2021/04/26(月) 21:20:06.45 ID:2RZTUWYMd.net]
- 3944+2 :俺より強い名無しに会いにいく@転載禁止 [sage] :2019/09/08(日) 13:00:14 HOST:lrXubZUQ00
「くそっ!」 ときどは焦っていた プレミア四連覇を成し遂げますます増長する”政治王” 盟友マゴを粉みじんに砕いて中国プレミアを無敗制覇した”威力王” CPTの勢力図を根幹から覆すような圧倒的実力の持ち主がここへ来て台頭しだした このままではどこの馬の骨ともわからぬ者どもにCC優勝をかっさらわれてしまう それは”CPTの精神”に反するー王者は高貴なる“五神”でなければならない しかし、自身はNLとの同キャラ対決に敗れるなど精彩を欠き始めている “BEAST”は長らく姿を消しており、daigoを名乗る”別人”が大会出場している コンボおじさんは「コンボができればそれでええねん」という有様 ハイタニはCPTよりも家庭とゆうすけたつやを優先する”セミ”リタイア状態 「いったいどうすれば”政治”、”威力”の王達に対抗できるんだ…」 事務所で鍋の鶏スープを包丁でかき混ぜながらうわごとのように呟くときど 見かねたマゴが声を掛けた 「ときど、思い詰めるのはよくないぞ。映画でも見て気張らししたらどうだ? 今なら天気の子とかさ」 「天気の子ですか〜? 知りませんねぇ〜?」 「えマジで!? 深海誠だよ!? 君の名はとか秒速5センチメートルのさ!」 「秒速…」 ときどに電流が走った “政治”、”威力”に対抗しうる最後のエレメント…その答えが苦悩の闇を切り裂く稲妻となってときどの脳裏を走り抜けた 鍋にプラスチックボウルを突っ込んで直接すくったスープをマゴに渡すと、 ときどは事務所を飛び出し東京は下町・浅草へと向かった そう、五神”最後の人”であり “速度王”の器を持った あの男のもとへ
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