- 806 名前:可愛い奥様 [2011/10/23(日) 23:41:27.68 ID:8VPymc800]
- >>800
まず国の破綻とは何をさすか・・これはいろいろな考え方はあるけど、一般的には「国債を返済出来なくなった」事を言います。 現在のギリシャの様に国債を購入時の50%しか返済しません・・とかなるとこれは破綻と言って良いと思います。 この意味で言えば現状は韓国が破綻する心配はありません。 景気が良いとは言わないが国債返済が出来ない状況ではない しかし韓国はこの国債の償却の50%超を海外に頼っています。 また韓国の民間企業も60%近くが海外の資本であったり、海外から借り入れをしている。 これらの国債や借入金は返済はウォンで行なわれますが、当然先方はウォンで持っていても使い道がないので、 そのウォンを自国の通貨に変えようとします。ウォンは直接交換出来る通貨はほとんどないので、基本的に米ドルに換えます。 この時に 海外にあるウォン>国内にある米ドル であれば要求があったウォンをドルに交換出来るので問題はない。 しかし欧米の通貨危機で為替が急落したことによって 海外にあるウォン<国内にある米ドル という状態になっており 海外からのウォン売りに対してドルを支払えない状況になっている。 海外でウォンの債権を持っている人(企業・国)は交換出来るドルがなくならないうちに交換してしまおうと 債権売り・ウォン売り・ドル買いを急ぎ始めているので、 ウォン安・ドル高がさらに進んで、それに伴い外貨不足に拍車がかかってしまっている。 そこで、ウォンを外貨に交換する為替スワップを日本や中国と結ぶ事で、 仮にドルが不足しても円や元にウォンを交換出来れば 円=米ドルの交換は容易なので、 返済に窮する事がなくなる。 また投資家は、ウォン=円のスワップがあれば、慌てて債権を売ってウォン売り・ドル買いに走らなくても大丈夫だという安心感が出るので、 交換が落着く。それに伴いウォン売りが減るので、ウォン高・ドル安になる。 ウォン高になれば、 海外にあるウォン<国内にある米ドル が徐々に快方に向かう。
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