- 468 名前:可愛い奥様 mailto:sage [2011/02/04(金) 19:07:10 ID:lcx1GIew0]
- 不妊様の出産後の姿ってこんなもんみたいだよ
こうのとり追って:第2部・不妊治療を知る/5止 病気、障害「治療のせい?」 産業医科大小児科の白石美香・NICU(新生児集中治療室)医長は、これまで複数の病院で勤務し、 赤ちゃんに障害や病気があったとき、精神的に受け入れられない母親を数多く見てきた。 ある母親は、後遺症が残る可能性のある病気の赤ちゃんを見て「とても育てられない。呼吸器を外して」と頼んだ。 病気の赤ちゃんを出産した別の母親は「こういう子はうちの家系には生まれないはず」と言い張った。 「あんなに苦労してできた子なのに、障害があるなんて許せない」。そう訴える母親もいた。 「不妊治療を受けて産んだお母さんには、産むことが最終ゴールになっている方も多い」と白石さんは語る。 こうした女性たちに白石さんは、母乳を持ってきてもらい、赤ちゃんに触れるよう促すなど、少しずつ、母親としての自覚や愛情が芽生えていくように促していくという。 17年前、体外受精で双子の男児を出産した近畿地方の別の主婦(49)も自責の念にとらわれてきた。 次男は仮死状態で生まれ、知的障害が残った。 子宮に戻した受精卵は4個。日本産科婦人科学会は08年、多胎による母体への負担や早産といったリスクを減らすため、原則として子宮に戻す受精卵を1個とする見解をまとめている。 しかし、主婦が治療を受けた当時は、いくつ戻すかは医師の判断次第で、受精卵が複数着床して多胎妊娠につながる可能性は、現在より高かった。 医師は仮死状態だった次男に障害が残る可能性があると告げた。 長男に比べ成長が遅かったが、はっきりと事実が分かったのは2歳になるころに受けた検査だった。 疲れている時は、悪い考えがよぎった。「治療しなければ生まれてこなかった命なのに」「子供がいない人生を受け入れればよかった」 今は「生まれてくれてよかった」と心から思う。そして「生まれてきて幸せだ」と、子供たちが感じてくれていたら、と願っている。 mainichi.jp/life/edu/child/news/20110204ddm013100006000c.html
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