- 236 名前:可愛い奥様 [2010/11/23(火) 15:24:27 ID:XDs8EKzm0]
- 恩師を無言で刺殺した被告の“心の闇” 中央大教授殺人あす初公判
【衝撃事件の核心】 無抵抗の恩師に無言の刃を振り下ろしたのは教え子だった。 中央大理工学部教授の高窪統さん=当時(45)=を刺殺したとして、 殺人罪に問われた卒業生の家庭用品販売店従業員、山本竜太被告(29) の裁判員裁判初公判が24日、東京地裁(今崎幸彦裁判長)で開かれる。 高窪さんの体に残された約50カ所の傷は強い殺意を物語るが、精神鑑定 の結果、山本被告の責任能力は「限定的」だったとされ、裁判員の量刑 判断が注目される。 職を転々とし、不遇な環境を嘆いていた教え子が恩師を憎んだ理由とは−。 ■動機は忘年会 鬱憤が増幅し、殺意に? 卒業から約5年後に犯行に及んだ山本被告。 捜査員に打ち明けたのは、驚くべき“動機”だった。 「卒業前に開かれた研究室の忘年会で、自分は会場の端にいて先生と話せなかった」 「みんなは先生と楽しそうに会話していて、自分は疎外されていると感じた」 山本被告は高窪さんに卒論指導を受け、16年3月に大学を卒業すると、1部上場 企業の大手食品メーカーに入社するが、わずか2カ月で退社。 その後、電子機器関連会社などに転職を繰り返すが、いずれも4カ月以内に解雇や 自己都合で退職していた。パン工場でアルバイトをしたこともあったが、逮捕時は ホームセンターで働いていたという。時給は830円ほどだった。 職を転々とする中、卒業後に少なくとも2回、研究室に高窪さんを訪ねている。 「食品メーカーをやめてから人生が狂った」 「正社員になりたかった」 「自分の描いていた将来像と違ってしまった」 取り調べで山本被告が述べたという言葉には、不遇な環境への嘆きが満ちている。 胸の中におりのようにたまった鬱憤(うっぷん)は、卒業後の5年という月日の 中で増幅し、やがて高窪さんへの強い憎悪へと変わっていったのだろうか。 詳しい動機が法廷で明らかになるのかも注目だ。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101123-00000516-san-soci
|

|