- 140 名前:可愛い奥様 mailto:sage [2012/03/11(日) 06:58:19.04 ID:dA/9jxiF0]
- 経営は格闘技、死ぬまで途中経過 「今月の給料はゼロ」頭を下げても心は折らない
business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20111129/224587/ shinagawasn.blog.so-net.ne.jp/2011-12-19-3 ワタミグループの新卒内定者にいつも私が話すのは、 この会社は誰にとっても良い会社ではないですよ、 ということです。つまり最大公約数としての価値観が共通していないと、 幸せではないと話しているのです。 20年間外食を経営し、今から7年前に介護事業を始めました。 この国の高齢者の方々があまり幸せでない状況を目の当たりにして、 この方々のために何かできるのではないかと考えたからです。 外食で培った、おいしいお食事を良い雰囲気で良いサービスとともに、 しかも安く提供するという経営の技術が、介護業界において役に立つ、 ご高齢者からありがとうが集まるのではないかと思いました。 (中略) では、なぜ私は介護をどうしてもやりたかったのか。そこにいるおじいちゃん、 おばあちゃんの笑顔が頭からこびりついて離れなかったからです。 その思いを形にしようとしたのですが、介護業界の常識が壁になりました。 それは、従来の介護が「どうやったら楽にできるか」という基準で動いていたことです。 (中略) それを私は一つひとつ覆しました。例えば、「要介護5(最も重度)」の寝たきりの ご入居者様に対して、我々は死ぬほどの努力をさせていただきます。 その結果「要支援1(最も軽度)」になった方もいます。ただし、重度が軽度になると、 介護保険の取り決めによって我々の収入は月間30万円以上下がるのです。 (中略) 私の方針に沿った内容に改めていった結果、600人いた社員の3分の1くらいが辞めていきました。 そのとき皆が残した言葉は、「私達の幸せはどこにあるのですか」でした。 長時間労働をさせたわけではないのに、「私たちは朝から晩まで働きっぱなしではないですか」と言う。 そこで私が「あの元気になったおじいちゃん、おばあちゃんの笑顔を見ることは、 あなたにとって幸せではないのですか」と聞いたら黙ってしまいました。 辞めていった人たちを非難しようとは思いません。良い悪いではなく、 それは人それぞれの人生観なのです。
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